商品詳細
タグ
説明
再布教期を彩ったド・ロ神父の木版画。“信徒発見”の奇跡を経て、来日したフランス人神父が遺した宗教画500年のルーツ(ヨーロッパ~中国~日本)をたどり、日本の風俗に即して宣教するための視覚的ツールがもたらした東西の融合を東アジアから読み解く“ビジュアル言語”論集。
第1章 ド・ロ版画の前奏曲―石版印刷から彩色木版画へ
第2章 ド・ロ版画のルーツ―コンスタンツから上海~長崎へ
第3章 ヴァスール原画とド・ロ版画との比較
第4章 ド・ロ版画にみる日本イメージの受容と展開
第5章 ド・ロ版画と関連資料の収蔵状況
第6章 近代日本語文学の先駆者―プティジャン司教とド・ロ神父