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説明
ポスト・ソ連社会としてのタタルスタン共和国における「クリャシェン」のエスニシティと宗教=文化活動
「クリャシェン」は、なぜ「民族」を名乗るのか。彼らの民族的、宗教的な自己認識を、歴史的な背景や社会的・政治的な状況と関連づけながら明らかにし、特に宗教との関連に注目しつつ、この集団が「民族化」する過程とそのメカニズムを解明する。
ポスト社会主義時代の民族、宗教の展開とタタール、クリャシェン
第1部 タタールの中のクリャシェン(受洗タタールからクリャシェン、そしてタタールへ;『ジョレイハ』とクリャシェン)
第2部 「クリャシェン」という運動(クリャシェン運動の勃興;クリャシェン運動の公認と分裂 ほか)
第3部 クリャシェンと宗教(クリャシェンの宗教復興と日常;エスニック・シンボルとしての教会 ほか)
第4部 クリャシェン文化を求めて(「クリャシェン文化」の現在;「クリャシェン文化」のハイライト)
結論