商品詳細
タグ
説明
ヘルメス文書、グノーシス、カバラー、タロット、黒ミサ、そしてフリーメーソンやイリュミナティなどの秘密結社、ナチ・オカルティズムとユダヤ陰謀論…古代から現代まで、オカルトは人間の歴史と共にある。一方、「魔女狩り」の終焉とともに近代が始まり、その意味合いは大きく変貌する―。理性の時代を貫く非理性の系譜とは何か。世界観の変遷を闇の側からたどる、濃密なオカルティズム思想史!
序章 毒薬事件―悪魔の時代の終焉と近代のパラドックス
第1章 オカルティズムとは何か
第2章 オカルティズム・エゾテリスムの伝統
第3章 イリュミニズムとルソー―近代オカルティズム前史
第4章 ユートピア思想と左派オカルティズム
第5章 エリファス・レヴィ―近代オカルティズムの祖
第6章 聖母マリア出現と右派オカルティズム
第7章 メスマーの「動物磁気」とその影響
第8章 心霊術の時代
第9章 科学の時代のオカルティズム―心霊術と心霊科学
第10章 禍々しくも妖しく―陰謀論を超えて
終章 神なき時代のオカルティズム