商品詳細
タグ
説明
本書は1785年に刊行され、ヘーゲルなどに大きな影響を与え、カント、ゲーテをはじめドイツ思想界を巻き込んだ「汎神論論争(スピノザ論争)」発端の書である。
巻末には訳者によるヤコービの紹介と年譜、『スピノザ書簡』各版の異同情報を付す。
[目次]
日本語版への序言
第1部 スピノザの学説に関する書簡(スピノザの学説に関するモーゼス・メンデルスゾーン氏宛の書簡/人間の拘束性と自由についての予備的命題/スピノザの学説に関して)
第2部 スピノザの学説に関する書簡へのもろもろの付録(ノラのジルダーノ・ブルーのからの抜粋──『原因・原理・一者について』/無神論について──ディオクレスからディオティーマへ/「別の世界の事物」──ハーマンのk鳥羽/ヘルダーの「神」について ほか)
『スピノザ書簡』第三版と第一版・第二版との異同について
ヤコービの生涯と著作