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バッハ、ワーグナー音楽の根源にあるものとは。
「キリスト教と音楽」を中心テーマに研究を深めてきた著者が、長年にわたり綴った濃密な作曲家論。
オルガンについての解説なども収めた、バラエティに富んだ内容。
第1章 J・S・バッハの音楽(結婚カンタータ「満たされたプライセの町よ」BWV二一六が甦るまで/マニフィカト、ルター、バッハ──「マリアのほめ歌」の解釈をめぐって ほか)
第2章 古典派の音楽(モーツァルトの「クレド」書法/モーツァルトとバロック・ポリフォニー ほか)
第3章 ワーグナーとロマン派の音楽(ワーグナーにおける救済概念の深化/陰画としての「神々のたそがれ」──ワーグナー解釈の一つの試み/すべての聴衆に開かれた福音──“ドイツ・レクイエム”の成立まで ほか)