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説明
「そんなはずはない、だがしかし…」というつぶやき。
そこには呪術をめぐる「実感の共同性」が立ち現れる。
合理/非合理、内在/超越という二重のアポリアを超え出る、呪術への実体論的アプローチによって、呪術と近代、“我々”と“彼ら”をめぐる、あらたな可能性をさぐる。
序論(理論的問題──呪術のリアリティと他者性/フィールドとフィールドワーク)
第1部 「恐れる」──妖術師アスワン(アスワンを探して/近代メディアにおけるアスワン ほか)
第2部 「救われる」──カリスマ刷新運動Divine Mercy(マジョリティとしての一般カトリック信徒/非カトリック信徒によるカトリック批判 ほか)
第3部 「治る」──呪医メディコ(メディコとは?/メディコの諸活動 ほか)
結論(総括と考察──呪術のアイロニー)