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説明
なぜ、イギリス、アメリカは近現代社会を政治的・経済的に支配できたのかを、その宗教の個人主義的イデオロギーをキーに、深くあざやかに分析する。
現代世界の見え方が変わる書。
第1部 海象と大工(神はわれらの側にあり──クロムウェルからブッシュ・ジュニアに至る内部の敵との戦い/価値観を共有するアングロ─サクソン人──ルイス・キャロル「海象と大工」とデフォー「生粋のイングランド人」 ほか)
第2部 すべての国より畏怖と羨望の的となりし(海洋国家システムのヴァージョン・アップ──オランダからイギリスを経てアメリカへ/フランス、この厄介な国──イギリスの海洋国家システムに挑戦するナポレオン ほか)
第3部 アングロ─サクソンの態度(ワスプと蜜蜂──「開かれた社会」と「閉ざされた社会」、「動的宗教」と「静的宗教」/ブレイの牧師──宗教への固執と懐疑主義との共存/教義対教義──カトリックとプロテスタントと啓蒙思想のせめぎ合い)