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漆原啓子デビュー30周年記念アルバム
「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」
バッハの生きた時代のヴァイオリン楽曲は、厳格な雰囲気を基調とした四楽章形式の「教会ソナタ」と、より自由な雰囲気を持ち、様式化された舞曲で構成される「室内ソナタ」という2つのタイプに集約されつつあった。
バッハのソナタも外見上は厳格に「教会ソナタ」の四楽章構成となっているが、その枠内で楽想が自由に展開されている。
特に二楽章のフーガが一曲ごとに大きく膨れ上がってゆく様が感じ取れる。
パルティータ3曲に至っては、曲の構成も様式もより自由に解放され、これをある音楽学者は、第1番をイギリス風、第2番をフランス風、第3番をイタリア風と呼んだ。
こうしたあまりに偉大な「バッハの無伴奏」に対し、虚心でバッハの自筆譜に向き合い、真っ暗なホールで集中を高めながら取り組んだ、漆原啓子、演奏生活30年の集大成。
[収録曲]
Disc1
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
Disc2
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006