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ここには困難に満ちた未来社会への永遠の希望が流れている…。
非戦論と無教会信仰の水脈。
16歳でキリスト教と出会ってから、一基督者、一伝道者として生きた内村鑑三の生涯と再臨信仰に批評の光をあてる。
プロローグ 信仰と希望──鈴木範久『内村鑑三の人と思想』と「内村鑑三」
1 日本近代とキリスト教──北村透谷と内村鑑三
2 内村鑑三とキリスト教──札幌農学校と渡米前の苦悩のなかで
3 霊的回心と贖罪信仰──『余はいかにしてキリスト教徒となりしか』『流鼠録』
4 悲嘆と希望──『基督信徒への慰』『求安録』
5 現世と高尚なる一生涯──『後世への最大遺物』『代表的日本人』
6 信仰と社会──『伝道之精神』と非戦論
7 キリスト教と無教会信仰──『無教会』『聖書之研究』
8 インマヌエルと福音──滝沢克己と内村鑑三
9 復活と再臨──椎名麟三と内村鑑三
エピローグ 内村鑑三──私は一基督者である