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説明
著者はカトリックの改革陣営を代表する著名な神学者。
上巻では教会の現状・問題点を剔抉した上で新約の教会像からその本質論を追究する。
[目次]
第一部 現実の教会
第一章 教会像の歴史性(歴史的形態における本質/教会史における教会像の変遷/新約聖書における教会像の変遷)
第二章 教会像の破綻(賛嘆と批判の的である教会──否本質の中の本質/信仰の的である教会/目に見えるものの中の目に見えないもの)
第二部 到来しつつある神の支配の下に
第一章 イエスの告知(教会はイエスの福音を援用できるか/神の支配についての福音)
第二章 何らかの教会の創設?(イエスにおける神の支配の接近/すでにと未だないとのはざまに/イエスと教会の端緒)
第三章 時の終りの救いの共同体(集い、共同体、教会としてのエクレシア/教会と神の支配の相違と関係/神の支配に仕えるために)
第三部 教会の基本構造
第一章 神の民としての教会(ユダヤ教からの分離か/古い神の民から新しい神の民へ/教会──現在の神の民 ほか)
第二章 霊の被造物としての教会(新しい自由/霊によって生かされる教会/教会のカリスマ的構造 ほか)
第三章 キリストのからだとしての教会(洗礼とキリストのからだ/聖餐式とキリストのからだ/キリストのからだとしての地域教会と普遍教会 ほか)