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現代人のためのカルヴァン
プロテスタント教会最初の体系的教理書・実践的生活綱領として読み継がれてきたカルヴァンの主著『キリスト教綱要』。
彼が訴えた言葉は、今を生きる私たちにどのような意味を持つのか?
本書は、『キリスト教綱要』からすぐれた神学的洞察と霊性の修練となる言葉を精選し、それに基づいて現代人が生きるための確かな希望と指針を明らかにする。
「カルヴァンにとって、神学的思索と敬虔の念とは、手に手を取り合って進むべきものでした。二つのいずれかを欠いては不完全なのです。それゆえに、カルヴァンを経験の養いのために読むことは、同時にカルヴァンを神学的に理解することになるはずです。」(本文より)
[目次]
第1章 キリスト教信仰の基本(眼鏡としての「聖書」について/三位一体について/神の栄光の舞台としての被造物について/摂理について/仲保者キリストについて/聖霊について/キリストとの合一について ほか)
第2章 教会における生活(聖徒の交わりについて/母なる教会について/見える教会と見えない教会について/不可分離な結びつきについて/神と隣人への愛について/万人への愛について/祈りについて/洗礼について ほか)
第3章 神の道に従う(聖霊はわたしたちをキリストへと導く/信仰は心の問題である/信仰と希望に生きる/悔い改めの前進について/倒されても打ちひしがれない ほか)
第4章 キリスト教生活の助け(摂理の教理の与える信頼について/信仰は神の言葉に依拠する/わたしたちの召命について/選びの慰めについて/神はいつでも赦そうとされる ほか)
第5章 キリスト者として生きる(敬虔について/聖書に聴従することについて/神の業を通して神を見る/祝福の内に生き、喜びの中で死せよ/キリストの死と復活について/心の最奥の情念について/奉仕と愛の掟について/自分の悩みを降ろすことについて ほか)
第6章 時が良くても(すべての善き者の源泉について/神の力と恵みの感覚について/祝福の全体について/地上の生への感謝について/われらの日用の糧について ほか)
第7章 時が悪くても(我らの保護者なる神について/欠乏の中に放置されることなく/信仰の確かさについて/永遠の執り成しについて/わたしたちはけっして転落しない ほか)
第8章 来たるべき世を待ち望みつつ(邪悪の敗退について/わたしたちの裁き主はわたしたちの贖い主/死の恐れについて/わたしたちは天国で集められる ほか)