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アウグスティヌスの書簡は、彼の生きた時代と社会を知る上で貴重な歴史史料であるばかりでなく、教理的・倫理的問題に関する彼の思想を理解する上でも不可欠な文書である。
現在知られているアウグスティヌスの書簡 252 通のうち、ほぼ四割に及ぶ 101 通を選んで 2 冊に収録。
本巻にはカルタゴ協議会(411 年)から、ペラギウス派論争を経て、彼の死(430 年)までの時代の書簡と、 新しく発見された書簡 6 通を収めた。
ローマ帝政末期の混沌とした社会の中で、隣人愛に生き、奮闘するア ウグスティヌスの生きた姿が甦る。