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国際的に活躍した神学者を世界に知らしめた代表8年間にわたるタイでの宣教活動と6年間にわたるシンガポールでの神学教育に携わった著者が、自身の体験を踏まえながら、「アジア的伝統とキリスト教信仰の両立」のための神学を提唱する!
ユニークなキリスト教宣教のアプローチにより欧米におけるキリスト教理解に幅広い影響を与えた著者の代表作を、最新版である「刊行25周年記念版」から翻訳。
[目次]
第一部 歴史を解釈する
第一章 アジアにおける神学的状況と教会の宣教使命
第二章 モンスーン雨は神をも濡らすであろうか──螺旋上昇的歴史観
第三章 銃と薬用油──アジアにおけるキリスト教世界の宣教活動の未来
第四章 技術的効率優先世界における十字架につけられた者の「効率性」
第二部 福音を根付かせる
第五章 バンコックとヴィッテンベルク
第六章 アリストテレス的胡椒と仏教的塩
第七章 「隣人学」
第八章 静穏な精神性の文化における神の怒り
第九章 アジアの神学者たちが直面している十の主要な神学的問題
第十章 神の痛みの神学における神学的再根付け
第三部 タイ人の仏教的生活を解釈する試み
第十一章 仏教(Buddhism)ではなく仏教徒(Buddhist)に焦点を置く
第十二章 冷静なアルハットと熱情的な聖書的神
第十三章 タイにおける使徒ヤコブ
第四部 キリスト教的生き方を解釈する試み
第十四章 アジアにおける神学の「人格性」の本質を探究する
第十五章 東京とエルサレム
第十六章 キリストは分割されている存在であろうか
第十七章 十字架につけられた精神をめざして
第十八章 三様のキリスト者の在り方