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説明
東京神学大学の学長を長きにわたりつとめ、若い牧師を育て慕われた、聖書学の第一人者による論考。
編者の言葉松永希久夫先生は、しばしば「学者としての召命ではなく牧師としての召命を受けた」と語っておられた。
それゆえにこそ、日本基督教団富士見丘教会での4年間を始め、東京神学大学の学長の重責を負わされるまでは牛込払方町教会での14年間、更に1999年から2001年迄は富士見町教会の牧師の任も負われたのである。
先生は何よりも復活のキリストを説教をすることを喜びとされたのである。
それゆえに、その学問もまた教会の伝道に役立つことを願われたものである。
学問としての厳密性を損なうことなく、平易にイエス・キリストを証しする学問なのである。
先生が、その論考をとおして伝道の前線に立つ牧師や信徒たちに、いつも正しい方向を教える羅針盤を与え、また前進するための力を与えてくれたことは多くの伝道者の証言によって明らかである。
先生が天に召されて既に五年の月日が経ちましたが、この先この三巻の著作集が、研ぎすまされた御言葉の剣として日本の諸教会に新たに加えられ、罪と死に打ち勝つ教会の闘いに用いられることを切に願います。