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説明
癌患者になって、ヘンデルのメサイアは座右に欠かせないものとなった。
ここには、命の泉がある。
死を乗り越える力が語られている。
しかも、美しい音楽に載せて、心に刻みつけてくれる。
作品を通して聖書の真髄に迫ることができる。
本書では各聖書の出典内容を解説すると共に、作者がどのように解釈し作品化しているかを解説し、その魅力をお伝えしたい。
1箇所だけ、作者が聖書を離れて独自の言葉を作品に挿入しているがそれは何処か。
この言葉によってヘンデルは救世主の真髄を伝えている。
英国教会公認の英語聖書や祈祷書以外に改革派やカトリックの英語聖書をも参照している姿勢に、作者の開かれた歴史観と人物像を本書は開示する。