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※2015年8月重版出来
「近代神学の父」と呼ばれるシュライアマハーは、大学教授の傍ら、生涯にわたって説教し、牧会した「教会の神学者」であった。
シュライアマハーが構想した神学体系を知る唯一の手がかりとなる名著。
第1版(本邦初訳)と第2版(改訳)を併せて収録。
今日の研究状況を知る解説と、読者の理解を助ける用語解説を付した。
「われわれは神学に与えられることはきわめて稀であるような、ひとりの英雄と関わっているのである。この英雄の出現によって発せられ、いまなお発せられる光輝にまったく気づかなかったような人、彼に屈しなかったような人は、別のおそらくより優れた道を立派に歩んでもよいが、しかし、この人物に向かってただ指を振り上げることもやめるべきであろう。ここで愛したことのない人や、ここで繰り返し愛する立場にいない人も、ここで憎むことは許されない。」(カール・バルト『19世紀のプロテスタント神学』)