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16世紀の宗教改革に起源を持ち、「聖書のみ」「信仰のみ」を掲げて、近代における宗教の多元化・政治の民主化・経済の資本主義化に大きな影響力を与え続けてきたプロテスタンティズムとは何か。
世界中に伝播しながら今なお分化し、西欧で衰退の限りを見せながら、アフリカや南米で興隆するキリスト教の歴史とその多様な姿を描く。
[目次]
一 序論(プロテスタント的とは何か?/「プロテスタンティズム」とは何か?)
二 二つの宗派が世界中を駆け巡る(会員数と成長率/ヨーロッパにおける国民教会と少数派/新世界におけるプロテスタント的多元主義)
三 宗派一族(ルター派信徒/改革派信徒/聖公会信徒/バプテスト信徒 ほか)
四 プロテスタンティズムと文化(プロテスタンティズムの「本質」の探究/法概念から文化構想へ/内面性の発見 ほか)
五 プロテスタント的なものの将来