商品詳細
タグ
説明
2度、3度にわたり『パンセ』の全訳に取り組み、全7巻のパスカルの著作の個人訳を成し遂げたパスカル研究の第一人者が、パスカルの内面を辿り、自己の人間形成と突き合わせながら、パスカルの最も深く心の内奥に潜む信仰の姿を描く。
一方で、近代人・科学者・理性人でありながら、それによっては捉えられない信仰の真理を見出すパスカルの内面の軌跡が鮮やかに浮かび上がる。
[目次]
1 パスカルとわたし
2 パスカルという人
3 パスカルと「病」
4 『パンセ』という本1
5 『パンセ』という本2
6 『パンセ』という本3
7 「信じているかのように」