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人間の悲惨さと、偉大さについての省察!!
当時のリベルタン的傾向をもつ知識人に対し、キリスト教信仰の真実を説くために、パスカルが晩年の数年間、すべての情熱を傾けて書きつづけたかれの代表的著作。
本来、キリスト教弁証論のための原稿であったが、かれの死後、パスカルの遺志を活かして友人らが編集、『宗教およびその他の主題に関する、パスカル氏のパンセ』と題されて、1670年に公刊された。
本書には、未分類の断章綴り第2集から第34集までの第一写本に記録されていない断章を収めた。
各断章のそれぞれの位置づけと執筆年代、解釈などについても、可能な限り最新の研究成果によった。
『パンセ』全体の、詳細な索引を付す。
※函なし・カバー掛け
[目次]
第二編 <分類されていないパンセ> ※第一集は第六巻の「パンセ1」に収める
第二集~第三一集
第三編 奇跡について 第三二集ー第三四集
第四編 <第一写本に収録されていないパンセ>
一 自筆原稿集によるもの
二 第二者本によるもの
三 ポール・ロワイヤル版によるもの
四 ヴィラン原稿集によるもの
五 ペリエ写本によるもの
六 ゲリエ写本によるもの
七 未刊のパンセ
八 パスカルのものとされる言葉
※函なし・カバー掛け