日本全国、珠玉の60教会。数ある教会堂のなかから、「美しい教会」という表題のもと、60の教会堂を紹介。なかには、落成から100年を超して使われている建物も。それらが美しい姿で存在しつづけているのは、著名な建築家の作品だからという理由だけではなく、日々お祈りのために用いられ、信徒に愛されているからこそ――。そんな“生きる”建築、名教会ガイドは旅行のおともに、贈り物に、お守りのような特別な1冊になるはずです。
"日本の美しい教会" の最低購入数は 1 です.
30の教会の美麗な写真とともに、手描きスケッチや建築プランなど貴重な資料や、聖なる空間を訪ねた旅のエッセイを収録。写真集として鑑賞するにも美しく、建築探訪ガイドとして楽しむこともできる!
日本のキリストの教会は小さな存在だが、優れた教会堂の建築家を与えられてきた。その中でも、本書の著者田淵諭氏は、その代表的存在である。
教会堂の優れた設計者たちは、皆その独自の言葉を与えられている。畏友田淵氏は、まるで我々説教者と同じように、自らの建築をもって神のメッセージ、神の言葉に仕える。その言葉は、光と祈りを込めた言葉である。その40年に亘る業績を、我々はここに見ることができる幸いを与えられている。私は、氏が仲間と共に歩んで来た長年の労苦に感謝し、その業績を凝縮した宝石のような本書の出版を心から喜ぶ。 加藤常昭(神学者・日本基督教団隠退牧師)
"光と祈りの礼拝堂" の最低購入数は 1 です.
クリエイター必見!イラスト・漫画の資料になる美しき大聖堂の魅力に迫る大聖堂(カテドラル)を中心に教会や個人礼拝堂を、外観から装飾のクローズアップの写真で紹介。
"【取り寄せ】写真でみる 英国の大聖堂とゆかりの猫たち" の最低購入数は 1 です.
西洋建築の見方がわかる決定版ガイド! ギリシア、ローマ、ルネサンス、ロマネスク、ゴシック、バロック、新古典主義――2500年に及ぶ壮大な西洋建築の歴史を、二つの流れから読みとく。
"【取り寄せ】ふくろうの本 図説 西洋建築の歴史 新装版" の最低購入数は 1 です.
1797年、「アドリア海の女王」ヴェネツィア共和国はナポレオン軍の侵攻により滅亡した。半世紀後の1848年、臨時政府「サン・マルコ共和国」樹立にいたるもオーストリア軍の圧倒的火力を前に1年余で消滅。ラスキンはその直後に5度目のヴェネツィア訪問を果たし、朽ちるがままの、あるいは修復の名のもとに破壊されていた建築遺産を目のあたりにする。
「この姿が永遠に消え去ってしまわないうちに、私は心してその細部の線をたどろうと思う。そして〈ヴァネツィアの石〉に弔鐘のごとく打ち寄せる波が侵蝕する一波ごとに口にする警告の言葉を、できうるかぎり記録しておこうと思う」
興隆期ビザンティンから絶頂期ゴシック、衰退期ルネサンスにいたるまで精緻かつ雄大に綴られた「水の都」の建築史。ターナー、ラファエル前派の発掘者・擁護者として知られ、ウィリアム・モリスやアーツ&クラフツ運動に影響を与えたラスキンの主著――生誕200年、その全体像を知るに最適のヴァージョン、ここに成る。
"【取り寄せ】ヴェネツィアの石" の最低購入数は 1 です.
「世界遺産」にして西欧中世建築の白眉、シャルトル大聖堂──その歴史、その魅力の核心とは? 聖堂外壁を飾る中世の石工たちの力作のなかから16の彫像を選び、それら「聖母の衣」を起点に、ステンドグラスに彩られた聖堂内の光と色の世界へ、さらには聖なる書物としての大聖堂全体の「読み方」へと、わかりやすく誘う。長年にわたりステンドグラスの歴史の研究に従事、大聖堂のまわりを幾度となく行きつ戻りつ、くりかえし「聖母の衣の裾に触れ」てきた著者ならではの、行き届いた大聖堂案内にしてキリスト教美術入門。図版200点超。「シャルトル大聖堂年表」や各扉口の主要彫刻一覧、ステンドグラス配置概観図など、付録資料も充実。
"シャルトルの彫刻たち 聖母の衣の裾に触れる" の最低購入数は 1 です.
絵画、彫刻、建築、衣装、装飾、装身具などで彩られた、キリスト教・カトリック教会の視覚文化を一望する図鑑。待望の日本語版が、ついに刊行!
オールカラー図版550点超!
「宝石できらめく聖人の髑髏、街角の聖母像、祭りの山車など、芸術にとどまらないカトリックの視覚文化がここにはある」――金沢百枝(本書「序文」より)
「カトリック芸術は、単なる宗教の副産物ではない。それは――聖書の言葉やミサの儀式同様――宗教そのものだ」――スザンナ・イヴァニッチ(本書「はじめに」より)
"CATHOLICA カトリック表象大全" の最低購入数は 1 です.
ベストセラー『英国建築の解剖図鑑』待望の続編!美しいステンドグラスに壮麗なアーチ天井、天を突くようなゴシックの尖塔。英国には16,000もの教会があるといわれます。本書では教区教会から大聖堂、修道院など、あらゆるタイプの教会建築を網羅。祭壇、内陣、身廊といった部分の名称から様式の変遷まで、時代を追ってイラストで読み解きます。英国、そして西洋の歴史と切っても切り離せない教会建築を楽しく学べる一冊です。
たいていの場合、教会はその地域でいちばん立派な建物で、地域で唯一の登録建造物ということもめずらしくありません。建築家や職人、芸術家が存分に腕をふるえるのが教会建築だったのです。キリスト教の伝来から現代まで続く、歴史の生き証人ともいえる英国の教会をイラストでひもときます。
――英国にはさまざまな建築様式の教会があります。ノルマン建築、ゴシック建築、古典主義建築の教会もあれば、訪れた人をまごつかせるような折衷主義の教会もあります。この本はいわば教会建築の揺りかご。主に柱や屋根や窓といった外観に注目して、英国の教会建築史をわかりやすくまとめました。
――あくまで気軽に読んでいただける入門書を目指したので、教会の持つ宗教的な意味合いを深く掘りさげることはしませんでした。その分、くり返し登場するパーツの名前(建築の文法)や、建築様式ごとの特徴(建築言語)を丁寧に解説していきます。
「はじめに」より
【目次】・教会建築の文法 ・建築言語を学ぼう サクソン&ノルマン様式 アーリー・イングリッシュ様式 華飾式 垂直式 バロック様式&ゴシック・サバイバル ジョージアン様式 リージェンシー&アーリー・ヴィクトリアン様式 ハイ・ヴィクトリアン様式 現代建築・建築好きなら見ておきたい教会・地図・追悼記念碑・ガラス・付属家具・備品
信仰と技巧と栄華の到達点!
壮麗な大聖堂から素朴な礼拝堂まで、今見るべき世界の教会を紹介。
世界の150を超える教会建築を、美しい写真と簡潔な紹介で巡る写真集。
多くの人の心を慰め、高揚をもたらし、時代の美を極めた建築。豪華絢爛な教会も、小ぢんまりと可憐な教会も、美しさが人を惹きつけることは変わらない。
本書では、カトリック、プロテスタント、正教を問わず、歴史ある有名な教会から、近年建てられた斬新な教会、地域の人々に愛される素朴な教会まで、美しき祈りの場を世界各地から広く紹介する。
「地球で一番美しい教会」を訪れた気分に浸れるように、実際の時代・宗派・国ではなく、内観の豪華さや絢爛さを基準に写真を厳選しました。世界各国に存在する教会は、それぞれの発展を遂げ今日に至ります。大自然の中にひっそりと佇む教会もあれば、住宅街の中にそびえたつ絢爛豪華な教会もある。その土地にしかない美しさを兼ね備えたものばかりです。そんな世界中にある、様々な教会の魅力に溢れてます。
サゾル大聖堂の葉飾りに何を見るか
20世紀を代表する美術史家ニコラウス・ペヴスナーと、ゴシック・リヴァイヴァルを主導した19世紀の建築家A.W.N.ピュージン。中世ゴシック芸術の名もなき職人たちの謙遜を称揚する2人の言葉から、神律的社会から乖離した現代における生のあるべき姿を考える。現世的欲求にとらわれない、真に価値ある生きかたとは?
2019年4月15日に発生したパリ・ノートル=ダム大司教座聖堂の大規模な火災。尖塔や屋根が燃え落ちる姿は、SNSをはじめとする各種メディアを通じて世界中の人々に大きな衝撃をもたらした。850年の歴史をもつこの大聖堂は初期ゴシック建築の傑作であると同時に、中世以降も、様々な統治権力との結びつきを保ちながらフランスの「国民的記憶」の一翼を担い続けてきた。重要な文化財、そして、宗教施設である大聖堂を空間的・社会的・精神的に「再生」させるためにはどのような方法がふさわしいのか。複数の年代にまたがる絵画作品、図面、大聖堂の写真といった豊富なビジュアル資料とともに、キリスト教神学・建築史学・西洋史学・文化財学による領域横断的なアプローチにより、「ノートル=ダム大聖堂」の歴史、その復興・再生を考察する。序章 歴史遺産と信仰空間としてのパリ・ノートル=ダム大聖堂の再建特別寄稿 ノートル=ダムの火災のあとで(クリスチャンヌ・ウルティック(原敬子訳))第1章 ゴシック時代の教会建築を巡る神学的理解―聖書解釈との関連から第2章 中世における都市パリと大聖堂―シテ島東側の空間形成を中心に第3章 大司教座聖堂としてのパリ・ノートル=ダム大聖堂の成立―近世空間における権力と聖性第4章 パリ・ノートル=ダム大聖堂の近世におけるリノベーション第5章 ノートル=ダム大聖堂とヴィオレ=ル=デュクの木造尖塔第6章 近現代ヨーロッパにおけるゴシック様式大聖堂の社会史
2019年4月15日の宵、著者はパリのアパルトマンから築850年の大聖堂が焰に包まれるのを目撃する。火災を伝える写真や映像はメディアを通してたちまち拡散し、世界中の人々の心を激しく揺さぶった。ここにひとつの疑問が浮上する。ノートルダムはなぜ、フランスという国家を象徴する存在となりえたのか。その答えを求めて、著者は大聖堂の歴史に刻まれた決定的瞬間に目を向ける。礎石の置かれた1163年に遡り、当初の建設を取り仕切った司教と大聖堂を設計した無名の建築家たちの物語から第一章が始まる。続く章では、アンリ四世のカトリックへの改宗、フランス革命、ナポレオンの戴冠式など、国家と王家にとってノートルダムの重要性が増していく歴史的経緯が語られる。ヴィクトル・ユゴーの小説が保存修復への機運を高め、ヴィオレ=ル=デュクの画期的な修復工事とオースマンによる改造計画を経て、1944年のパリ解放の日、ノートルダムはふたたび歴史の重要な舞台となる。フランスの栄光と苦悩を見つめてきたノートルダムの物語は、そこに集い、献身的に携わり、未曽有の危機から救おうとする市民たちの物語でもある。[目次]地図/まえがき1 二〇一九年四月十五日――火災の夜 「あの夜、わたしは死んだ」2 一一六三年――礎石 「いつの日かこの偉大な建造物が完成した暁には、比較を絶するものとなろう」3 一五九四年と一六三八年――ブルボン王朝 「パリはミサを捧げるに値する!」4 一七八九年――理性、最高存在、そしてワイン 「授任式は宗教的であるべきであったのに、ほぼすべて軍隊式だった」5 一八〇四年――ナポレオンの戴冠式 「皇帝万歳!」6 一八三一年――ヴィクトル・ユゴーの小説はいかにしてノートルダムを救ったか 「これがあれを救うだろう」7 一八四四年――ヴィオレ=ル=デュク 「薔薇窓の光に照らされ、ここで最期の時を迎えられますように』8 一八六五年――オースマンがシテ島を「すっきり片づける」 「砂漠のただなかに現われた象のよう」9 一九四四年――ド・ゴール将軍とパリ解放 「マニフィカトが高らかに響く。この曲がこれほど熱っぽく歌われたことがかつてあったろうか。しかしながら、堂内ではあいかわらず銃撃が続いている」10 二〇一三年――ノートルダムの鐘 「響きに満ちたこの島」11 二〇一九年――ノートルダムの再建をめぐる争い 「大聖堂を以前にもまして美しく建て直そう」 あとがき/謝辞 訳者あとがき 索引/参考文献/原注
"ふくろうの本 図説 キリスト教会建築の歴史 増補新装版" の最低購入数は 1 です.
完成まで数百年を要するゴシック大聖堂建設の過程を明らかにする!中世末期、ストラスブール聖母大聖堂の建築工匠を努めたハンス・ハマー・フォン・ヴェルドが遺した、大聖堂に関する製図図面と文書で構成された画譜を基盤とし、さらに各地に残された大聖堂の建築史を丹念に追うことで、中世ゴシック大聖堂の設計術の内容を解明する。
序 『H・ハマーの画譜』の由来第1部 教会堂史(サン・ドニ修道院教会堂史;パリ聖母大聖堂史;タンス聖母大聖堂史;アミアン聖母大聖堂史;ヴィーン・シュテファン大聖堂史、神聖ローマ帝国の建築工匠)第2部 流域(セーヌ河流域;ローヌ河・ソーヌ河流域;ライン河流域;ドナウ河流域;モルダウ河流域 モルダウ河流域中世諸都市とその教会堂;H・ハマーの巡歴―『H・ハマーの画譜』からの推察)第3部 H・ハマーの活動(『H・ハマーの画譜』レイヨナン期;『H・ハマーの説教壇・三位一体礼拝堂』(実作品)、そして宗教改革前夜;『H・ハマーの画譜』フランボワイアン期)最終章 十二~十五世紀ゴシック大聖堂―宗教・石工・建築
A5判上製函入本文852頁 口絵64頁
19世紀末から20世紀にかけて、宗教学から生まれた「聖なるもの」という概念が、建築の意味をどう変容させたのか。フランス革命に端を発する、国家による空間管理、歴史的建造物、文化財学などの展開から、20世紀初頭の聖芸術運動や先進国首都における都市計画まで、建築の近代を問い直す。はじめに パリのノートル=ダム1 聖と俗の長い葛藤(宗教と世俗の逆転―教会財産から国有財産へ;行政に管理される宗教建築―一九世紀教会の公共サービス施設化;近代概念としてのカテドラル―王家菩提所サン=ドニの空間的意味の多層化;挫折するモニュメント―カトリック教会と世俗的共和国との空間をめぐる闘い;教会建設の社会体制―合理主義の揺籃としての19世紀パリの教会建築;教会施設を所有するということ―一九〇五年の政教分離法による「聖なるもの」の自立)2 「聖なるもの」の形成(発見された根源としての「聖なるもの」―近代における建築起源論;「聖なるもの」による建築の再定義―二〇世紀建築のひそやかな水脈;運動としての「聖芸術」の誕生と展開)3 モニュメントと近代精神の共振(教会建築の現代化―二〇世紀パリにおけるカトリック教会造営運動;帝国的なものとしてのオベリスク―近代における復活をめぐって;生者と死者を媒介する―帝国理念における「聖なるもの」と都市計画;「聖なるもの」を目指して―前衛思想における世界創生理念;歴史からの脱出―近代なるものと建築史学)おわりに ロンシャンのノートル=ダム=デュ=オ礼拝堂
長崎,五島,平戸,島原・雲仙,佐世保,天草,福岡にのこる約50カ所の天主堂を収録。 8年の歳月をかけた珠玉の写真集。 ●世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の地もめぐっています。