かつて坂本九が歌って大ヒットした「幸せなら手をたたこう」は、その後も世代を超えて歌い継がれている名曲。その詞には、一人のクリスチャン青年がフィリピンでの奉仕活動の中で感じた、戦争への深い悔恨と、平和への思いが込められていた。この名曲の誕生秘話が、時代背景をも丹念に織り込みながら描かれている。本書は、その英語翻訳版。
"【4/20発売予定】予約:Story of Shiawase nara Te wo Tatakoh 漫画 幸せなら手をたたこう誕生物語 英語版" の最低購入数は 1 です.
今日の地球環境の破壊は「地を支配せよ」というキリスト教の教えが原因だと批判される中で、聖書の福音はすべての被造物の刷新を解いていることを明らかにし、私たちのライフスタイルと宣教の理解にチャレンジする。
"【4/20発売予定】予約:被造物ケアの福音 創世記から黙示録のエコロジー" の最低購入数は 1 です.
"石に書かれた洪水物語" の最低購入数は 1 です.
"種類に従って(改訂版) 進化論に対する決定的反論" の最低購入数は 1 です.
ユダヤ教社会事業の実態に迫る
聖書時代からの伝統を持ち西洋の福祉思想の淵源ともなったユダヤ教の慈善文化は、近代の社会変革にどのように呼応したのか。19-20世紀に発展した世俗的な社会事業との関係や、女性たちの国際的な活動に着目し、その実態を分析する。『ユダヤ慈善研究』(社会事業史学会第34回社会事業史文献賞受賞)に続く画期的研究 !
"ユダヤ慈善の近代化" の最低購入数は 1 です.
クラウス・リーゼンフーバー神父(1938-2022)長らく上智大学で教鞭と執を執り、西洋中世哲学、さらには西田幾多郎などの日本哲学について研究と紹介に尽力し、この国に多大な貢献をもたらした。膨大な業績の中から、言葉、存在、神という重要概念をめぐるトマス・アクィナスに関する論考を中心に精選した初の文庫版による決定版論集。
"講談社学術文庫 存在と思惟 中世哲学論集" の最低購入数は 1 です.
2019年12月、アフガニスタンで起きた人道NGO「ペシャワール会」の中村哲医師の殺害事件。朝日新聞記者や現地助手は、その実行犯を特定。犯行グループの素性や人脈を徹底的に調べ上げ浮かび上がった背後には、国際テロ組織や諜報機関の存在があった。3年半にわたる追跡取材の記録。
"中村哲さん殺害事件 実行犯の「遺言」" の最低購入数は 1 です.
X(旧Twitter)で人気の「ラテン語さん」初著書。
世界史、政治、宗教、科学、現代、日本……。あらゆる方面に思いがけずひそんでいるラテン語の数々。ラテン語は死語ではなく、知への扉だ!!
ヤマザキマリさん推薦&巻末特別対談!!「ラテン語は、まさに時空を駆け抜け続ける言葉。そこにいるあなたも、無意識にラテン語を使っているのをご存知ですか? 時空を超えて生き続けるラテン語の魅力と発見が炸裂する一冊」
よく耳にするあの企業の名前から、有名な歴史上のあの人物の名言まで。語学、ラテン語の知識ゼロから読めるラテン語雑学本。
"SB新書 世界はラテン語でできている" の最低購入数は 1 です.
キリスト者の信じる神の救いは宗教の境界を越えるのか―他宗教に対するキリスト教の態度、神の計画の中での諸宗教の位置づけを検討しつつ、多くの宗教が並び立つアフリカでの経験から日本における福音宣教と宗教間対話への新たな取り組みを提示する。
"境界を越える神の救いの計画 宗教間対話の新たな地平へ" の最低購入数は 1 です.
著者はアウグスティヌスやニュッサのグレゴリオス,マクシモスなど東西の神学に通暁するわが国でも稀有な研究者である。本書は中世キリスト教に関する広範な知識と哲学史に対する深い造詣を駆使しながら,古典の言葉を厳選し,その貴重な意味を簡潔に紹介し現代に蘇らせる。詩編や雅歌講話,出エジプト記,ロマ書などの書簡を含め旧約・新約の聖書や教父たちの言葉に寄り添いながら,神の働きと人の経験の不思議な出会いを道しるべとして,人が善く生きる術を探究する。神を実態・本質として知ることはできない。神はその働きであるエネルゲイアを通して初めて知ることができる。人は神の働きを通して,その源泉たる神の存在を知ることができる。中世の神学と哲学には基底に通ずるものがあり,神への愛と知への愛はそれぞれ響き合いながら人々を深い信仰に導き,ヨーロッパの精神風土の基盤となった。「自己が善きものになる」(魂の形式)ことは自由と意志のもとで判断し,「新しい存在の誕生」となる。それはイエスの復活と深く繋がるものであり,人は脱自的愛を通して「新しい存在」へと生まれ変わる。本書は聖書や教父の言葉の意味を丁寧に説明し,人生を善く生きるための知恵を示してくれる命の書である。空海や世阿弥,道元などわが国の知性も同じ境地で生きていたことが紹介される。情報化,技術化,スピード化,グローバル化の日常のなかで,読者は清涼な癒しに浸るだろう。
"道しるべ 古の師父たちにならう" の最低購入数は 1 です.
クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 第3巻
エイズ問題を発端として登場したクィア・スタディーズと障害学が出会い、新たにひらかれる議論とは?
わたしたちの身体が他者と出会える知の形成のために
クィア・スタディーズの現在地を知るためのシリーズ 第2巻同性婚がゴールとされることで隠蔽されるものは何か。結婚制度の政治性をあぶりだし、異性愛主義的家族規範を問いなおす試み。
神、自然、人が調和のうちに生きるために。聖書を深く読むと見えてくる、「極めて良かった」世界を回復するための聖書学!
「地を治めよ」(創世記1:28)と神に造られた人間として、神と被造物の声を聖書から聞き、21世紀の環境問題を、聖書から考えるためのはじめの一歩。気鋭の学者たちによる論考を収録。
"エコロジカル聖書解釈の手引き" の最低購入数は 1 です.
古代末期ラテン教父からスコラ学の中世をへて15世紀ルネサンスのフィチーノまで。理性、自己、創造論、言語と超越、知性と神秘など哲学史の基本問題を網羅する待望の論集。
"平凡社ライブラリー 中世哲学の射程 ラテン教父からフィチーノまで" の最低購入数は 1 です.
ゲイ・クリスチャンとして神に忠実に生きる“サイドB”という選択
同性愛を自らのアイデンティティとして肯定しつつ、神に忠実でありたいと願うゲイ・クリスチャンの著者。独身という道を選択する“サイドB”の立場を代表する神学者の葛藤と決断への心の旅。
"罪洗われ、待ち望む 神に忠実でありたいと願うゲイ・クリスチャン 心の旅" の最低購入数は 1 です.
本書では近代英国哲学とキリスト教神学との関係を、ロック、バークリ、ハチソン、ヒューム、スミス、リード、J・S・ミルと続く近代英国哲学を統一的に捉える視点として設定する。そして英国経験論のキリスト教神学からの影響を明らかにすることで、従来の英国哲学史観をキリスト教神学への応答という観点から解明し、近代英国哲学の全体像を再検討するための手がかりを提示したい。近代英国哲学とキリスト教神学はどのように関係するのか、近代英国哲学史における経験や道徳の本質はキリスト教神学との関連においてどう理解されるべきであるのか。これらは本書の核心をなす「問い」である。 (序章より)
"近代英国哲学とキリスト教神学" の最低購入数は 1 です.
若き日の取り組みから70年を経て、ついに完成した『三位一体論』の詳細なコメンタリー。古代キリスト教最大の成果であるこの教義を[カリタス=聖い愛]の本性から解明した書。
三位一体の類似像を発見する手引きとなっているのが愛の現象であり、この愛が知性を媒介にしてその存在構造が解明されたことがここに明らかになった。しかも愛の本性は対象に向かいながら同時に自己に向かっている。……アウグスティヌスの説く聖い愛カリタスは神への愛と自己への愛とを一つに融合させた統合体となっている。(本書より)
"キリスト教思想史の諸時代 別巻2 アウグスティヌスの『三位一体論』を読む" の最低購入数は 1 です.
"岩波文庫 道徳的人間と非道徳的社会" の最低購入数は 1 です.
今、戦争の足音が聞こえてくる時代に、中村哲医師の平和主義こそが私たちの希望となる----。評論家・佐高信とジャーナリスト・高世仁が、“日本国憲法を実行した男”中村哲を縦横無尽に語り合う。
"中村哲という希望 日本国憲法を実行した男" の最低購入数は 1 です.
前著『ハイデガーと神学』では,ハイデガーの思索と省察を初期から後期にかけて,否定神学あるいは隠れたる神の神学を伝統の中に位置づけ,そこから〈形而上学の克服〉を論じた。それに対し読者からは「ハイデガーをキリスト教思想で理解するのは,ヨーロッパの思想家なのだから当たり前である」などとの批判を受けた。しかしハイデガーはルターから強い影響を受けたが,後期の言語論,ヘルダーリン論,シェリング論,真理論,また,深淵/脱根底を通して哲学的な思索を展開した。それらの批判を受けて,本書ではシェリングの考察からハイデガーのシェリング解釈をへて,ハイデガーの真理論を論じる。中でも特にシェリングの無底(Ungrund)の理解から,ハイデガーの真理論における深淵/脱根底(Abgrund)の働きを導出し,理性では理解できない否定神学的省察により〈形而上学の克服〉を遂行した。著者はシェリング『人間的自由の本質』を読みなおし,神の中の根底や無底の働き,つまり神の中の自然や外部性・異他性の働きこそが,自由と悪の問題の端緒であり,解決のための鍵であることを見出した。さらにシェリングの無底の働きは,ハイデガーの深淵/脱根底の働きへと継承されていると解釈した。ハイデガーはルターの〈十字架の神学〉から着想を得て,さらにパスカル,キルケゴールを踏まえつつ,シェリングの無底と自己の深淵/脱根底の省察から,神を最高存在者とする存在・神・論としての形而上学の批判と克服を遂行したのである。
"否定神学と〈形而上学の克服〉 シェリングからハイデガーへ" の最低購入数は 1 です.
人間とは何か,自己とは何かを問うことが人間学である。人間学は,身体・環境・言語・心理・倫理・社会・文化・歴史・宗教など広範で具体的な世界との関連のなかで,人間に関する諸科学の成果を受け容れながら,人間の全体的構成を考察し,その全体像を構築する。歴史の強力な磁場から発せられる問いと,自己の生から発せられる問いが,緊張と葛藤を通して認識と行為を促していく姿こそ,人間学の基盤と言える。人間学はカントやメーヌ・ド・ビランが提起してきたが,20世紀に入り生物学の発展によって研究は次第に成熟し,マックス・シェーラーの『宇宙における人間の地位』(1928年)で初めて体系的な形式を獲得した。それに続き彼の同僚プレスナーがいっそう広汎な著作『有機体の諸段階と人間―哲学的人間学入門』を発表して,人間存在を全体的に考察する新しい学問を一気に軌道に乗せた。そして現代の飛躍的な先端科学の発展により,生物学・医学・心理学・言語学・社会学・歴史学・政治学・経済学などの成果を受容しつつ人間学は新たな展開に挑んでいる。本書は,自己認識の視点から,身心論を分析し,ヨーロッパ思想史の固有性,そして古典などの作品を通して「汝自身を知る」意味を明らかにする。また人間学の歴史や具体的な方法論とその意義についても分かりやすく紹介。哲学思想分野だけでなく自然科学や工学に関心をもつ読者にも読んでもらいたい優れた人間学入門である。
"人間学入門 自己とは何か" の最低購入数は 1 です.
身体性に結び付けられた「女らしさ」ゆえにケアを担わされてきた女性たちは、自身の経験を語る言葉を奪われ、言葉を発したとしても傾聴に値しないお喋りとして扱われてきた。男性の論理で構築された社会のなかで、女性たちが自らの言葉で、自らの経験から編み出したフェミニズムの政治思想、ケアの倫理を第一人者が詳説する。
"岩波新書 ケアの倫理 フェミニズムの政治思想" の最低購入数は 1 です.
従来キルケゴールの体系批判はヘーゲル批判と結びつけられてきたが、実はハイベアやマーテンセンといった同時代のヘーゲル主義者に向けられていたのだ。彼らはデンマーク社会が直面した自由主義的要求に各様に応答したが、キルケゴールは両者と異なっていた。その相違の核心をキリスト論に見出し、その理路を解明した俊英の力作。
"キルケゴールのキリスト論 同時代のヘーゲル主義者との関係で" の最低購入数は 1 です.
永井隆博士は、1945年8月9日長崎にて被爆。その後、原子荒野となった長崎の町で救援活動を行い、6年後白血病にて逝去したが、原爆を「神が与えた試練であり、神に感謝」と唱えたために後年批判を受けることになる。しかし彼の反戦・平和の希求は魂の心底からの願いであり、神への『祈り』であった――。彼の実像を語る3回の講演会記録。再版を希望する熱い声に応えての改訂版。