アメリカの黒人バプテスト教会の牧師マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、1950年代後半から60年代にかけて、公民権運動の指導者の一人として歴史にその名を残したが、その運動は非暴力の精神に貫かれた直接大衆行動を特色とした。その背後には深く知性に裏打ちされたキリスト教信仰とそれに基づく人格主義の精神があり、その行動の中核には、キングが人格神として捉える神と人間との「共働」という本質的な生き方があった。
【目次】
はじめに第一章 ダディ・キングとその信仰第二章 キングの聖霊論と時代精神第三章 キングの神論と人格主義思想――博士論文を中心として第四章 キングの人間論と人格第五章 キングの神人共働論と「神の子」第六章 キングのキリスト論と愛の概念第七章 キングの非暴力論と人類の法第八章 キングの見た夢――愛の共同体【補論1】【補論2】おわりにマーティン・ルーサー・キング・ジュニア年譜
"21世紀ブックレット42 和解と教会の責任" の最低購入数は 1 です.
「一国二制度」が崩壊し、「自由」が奪われ続ける香港で、今、教会に何ができるのか?
2020年6月に「香港国家安全維持法」が施行されてから、言論・報道・出版・集会等の「表現の自由」が脅かされている香港で、今後「信教の自由」はどうなるのか? 「香港牧師ネットワーク」が発表し、「香港のバルメン宣言」とも呼ばれた「香港2020福音宣言」の翻訳と解説、また、その香港に生きる牧師・司祭たちの生の声を収録する。
1989年秋、ベルリンの壁は突如として崩れ、史上まれに見る〈非暴力革命〉が実現した。
キリスト者はその時何をしたか?
40年間弾圧の下にありながらも正義と平和を祈り求めた旧東ドイツ・キリスト者の証言、現場からの報告。
[目次]
現実への問い──一九八九年八月 マクデブルクからの書簡
教会の屋根に降りそそいだ長雨──避難者の視角から。DDR福音主義教会連盟
朽ちた梁がたわんでいた──五月七日の不正選挙
外への道──DDR市民の流出
良くも悪くも共に導かれて──「教会と共にあったグループ像」。過去と現在からの洞察
日毎の協力の途上での失意──国家と教会の出会いの節目
「そしてわれわれは弱く、そしてわれわれは小さい・・・」──教会が国家権力装置と力を奪う
場違い 自尊心とうぬぼれ──公開性のなかの教会
向きを変えてはならない、わたしのページ──DDRにおける教会出版
ある歴史的経験の共通基盤──教会と円卓会議
「平和を実現する人は幸いである・・・」──ライプツィヒの聖ニコライ教会における平和の祈り
市のために見張り、祈ること──ドレースデンの例におけるキリスト者共同体と市民共同体
長い冬眠から目覚めて──公同教会性への解放
「この地の穏やかな人々」が列に加わった──自由教会は改革の出来事でどこにその場をもっていたか
"非暴力革命への道 東ドイツ・キリスト者の証言" の最低購入数は 1 です.
現代も消えない人種差別・民族差別の問題。 非暴力主義のもとに公民権運動を率い、「私には夢がある」と演説したキング牧師と、 27年間の投獄にも屈することなく南アフリカのアパルトヘイトを撤廃させたマンデラの生涯を描く。
小学校高学年から。
2022年2月に起こったロシアのウクライナ軍事侵攻。いまだ終息の兆しが見えない中、今ウクライナで何が起きているのか。そして、なぜ戦争は始まったのか。その背景にある両国の歴史を見つつ、「もし侵略されたらどうするのか」との問いを、日本の平和憲法の有効性と現実性から考える。
"非暴力による平和創造 ウクライナ侵攻と日本国憲法 (カイロスブックス)" の最低購入数は 1 です.
日本初・女性初の国連難民高等弁務官として、10年間、世界の難民のために尽力した緒方貞子。退任後の数年間、パーソナル・アシスタントとして近くでその姿を見続けた著者が、その生涯と強みを語る、「緒方貞子」の入門書。対象中学生以上。
第1章 緒方貞子という人(巨星堕つ;曽祖父は犬養毅 ほか)第2章 UNHCRを知っていますか(緒方貞子は知られているが;難民とは ほか)第3章 緒方貞子ならではこそ(第八代国連難民高等弁務官に就任;私とUNHCRの前途には何が待ち受けているのだろう ほか)第4章 緒方貞子のバトンを受け継ぐ(バトンをつなぎたい;緒方の強み1 並みはずれた体力 ほか)
"難民とNGO 世界の対応・日本の対応" の最低購入数は 1 です.
"関西学院大学神学部ブックレット9 平和の神との歩み" の最低購入数は 1 です.
"開発・発展・MDGsと日本" の最低購入数は 1 です.
戦時中に設置された敵国民間人抑留所の実態を明らかにする貴重な歴史証言!第二次世界大戦中に長崎の敵国民間人むけの抑留所に収容されていたときに原爆を体験したイギリス人カトリック修道女がフランス語で書いた回想録(1947年刊)の全訳に、訳者による解説「敵国民間人の抑留とマリー=エマニュエル修道女」を付し、日本のいわゆる「抑留所」の実態、歴史的位置づけを他国と比較しながら検証した貴重書。
〈目次〉日本でとらわれの身となったヌヴェールの聖ベルナデッタ修道会の一修道女――その原爆による解放第1章 香里にて、1940~42年第2章 神戸にて、1942~44年第3章 長崎にて、1944~45年第4章 帰国、1945~46年
解説 敵国民間人の抑留とマリー=エマニュエル修道女前編 太平洋戦争中の敵国民間人の抑留について抑留の概略/「抑留」の定義と強制疎開/アメリカでの日系人抑留との比較/歴史叙述の偏りと虚偽の証言
後編 マリー=エマニュエル修道女の軌跡戸籍名と修道名/ヌヴェール愛徳修道会と聖母女学院/来日と神戸での抑留/長崎にて/もう一冊のフランス語の日本抑留記/帰国とその後/本書の位置づけ
マリー=エマニュエル修道女略年譜
戦乱の中、診療所をつくり、千の井戸を掘り、緑の大地を拓く――アフガニスタン・パキスタンで19年、時代の本流を尻目に黙々と歩む一医師の果敢な思考と実践の軌跡のエッセンス。
1 援助という名の干渉 混迷と絶望の中で 援助という名の干渉 湾岸戦争と日本 見えざる平和勢力 見捨てられるアフガンの民衆 極貧患者に罪負わせる道理ない 他2 「解放」された無秩序 戦慄すべき出来事の前哨戦 米テロ事件そして報復 日常を生きる人々 空爆下で食糧配給 異文化の中で「医療」を問う 実践のなかにこそ答がある 他3 三無主義 ああ国際化 日の丸 国連信仰 インシャッラー 他4 新ガリバー旅行記 復讐と客人歓待 貧困の恩恵 男女隔離 ブルカの効用 鎖国 ハンセン病 阿片 教育という迷信 誰も行かぬから ペシャワールのホタル 不老不死の国 終わりなき旅 他
わたしたちは、どのようにしたら人を赦すことができるのだろうか。ルワンダ大虐殺で父親と親族を亡くしながらも、アフリカにおいて平和と和解の働きに取り組む牧師ムセクラと、和解の神学を説くジョーンズが、対話をしながら赦すことの重要性を考える。
弱者が虐げられる暴力的世界に正義と平和を実現する神の意志
正義は平等なのか? 敵対する者との和解はあり得るのか? 人々を抑圧から解放する「救い」の物語である聖書の深みに迫る。非暴力・抵抗というイエスの生き方がつくり出す「良き知らせ=福音」とは何か。気鋭の聖書学者が解き明かす神の正義と平和。
"良き知らせをあなたに 聖書が語る「福音」とは何か" の最低購入数は 1 です.
"聖書の平和主義と日本国憲法" の最低購入数は 1 です.
"聖書と差別 解放をもたらす聖書理解を求めて" の最低購入数は 1 です.
"聖地アッシジの対話" の最低購入数は 1 です.
"絶対的平和主義とキリスト教" の最低購入数は 1 です.
"移住者と共に生きる教会" の最低購入数は 1 です.
"私は戦争のない世界を望む" の最低購入数は 1 です.
"私の八月十五日4 戦後七十一年目の証言" の最低購入数は 1 です.
"神様のファインダー 元米従軍カメラマンの遺産" の最低購入数は 1 です.
なぜ人は神の名の下に暴力をふるってきたのか?
キリストの十字架の愛による徹底した「暴力放棄」の神学を提唱する表題作「神学と暴力」ほか、6本の論文・講演を収録。
序にかえて
神学と暴力
箱舟から出なさい
テロと日本による朝鮮の植民地化
取引の枠を超える贖い
来るべき二一世紀の神学教育、新しき天と新しき地
キリストの福音と地球史四六億年
「行って、同じようにしなさい!」
"神学と暴力 非暴力的愛の神学をめざして" の最低購入数は 1 です.
隣国からはミサイルが飛び、核実験が繰り返される。自国を第一と考える指導者たちは、力には力で対抗すると声尾を張り上げ拳を振り回す。戦争が起こるのではないかという不安を抱きながらも多くは現実の生活に追われそれどころではない。無関心という沈黙の中で、石ころが叫びだす。ポスト戦後70年の道しるべとなるエッセイ集。
"真理に自由がある 戦争時の捕虜の扱いから知る" の最低購入数は 1 です.
震災の現場で問われた「教会」「伝道」のあり方は、「福音とは何か」を見直すことを投げかけた。
それを受け、日本宣教の進むべき方向を提言する。
"痛みを担い合う教会" の最低購入数は 1 です.
"現場からの道 世界各地の現場で、痛み、悲しみ、喜びを分かち合う" の最低購入数は 1 です.
あの歌に 込められた 平和への誓い
かつて坂本九が歌って大ヒットした「幸せなら手をたたこう」は、その後も世代を超えて歌い継がれている名曲。その詞には、一人のクリスチャン青年がフィリピンでの奉仕活動の中で感じた、戦争への深い悔恨と、平和への思いが込められていた。この名曲の誕生秘話が、時代背景をも丹念に織り込みながら描かれている。子どもから大人まで漫画で味わえる、大きな愛の物語。
"漫画 幸せなら手をたたこう誕生物語" の最低購入数は 1 です.
"浦上の原爆の語り 永井隆からローマ教皇へ" の最低購入数は 1 です.
"河原の教会にて 戦争責任告白の実質化を求めつづけて" の最低購入数は 1 です.
辺野古の海の番人・われらが金井船長は今日も荒れた弾圧の海に愛船「不屈」を漕ぎだす。13年前初めて舵を握った金井牧師を見ていた私は、年々闘う強さを身につけながらも漁師や海保に穏やかに語り続ける優しさを倍増させていく彼の心の在り方を知りたいと本書を手に取った。圧倒的な力を前に絶望しか生まれてこないはずのこの海からなぜ希望が湧き上がってくるのか。答えは、現場の視点で記録された激動の日々の中に鮮やかに浮かび上がっていた。 【ジャーナリスト/映画監督 三上智恵氏】
"永遠のシャローム 説教集ホーリネスの礼拝で語られた「平和」" の最低購入数は 1 です.
白血病のため病臥していた永井隆博士は、如己堂と呼ばれる二畳ほどの建物の中で二人の子どもと生活しながら、『長崎の鐘』、『この子を残して』など数多くの著書を書いた。だが彼が残したものは書籍だけではなかった。本書はカトリック信徒であった永井隆博士が自らの死を覚悟し、「十字架の道行」と呼ばれるキリストの死に至る十四の場面を、実弟永井元の助けを借りながら描いたと言われる絵画について、長年キリシタン研究を重ねて日本に帰化したイエズス会司祭、結城了悟神父が解説したものである。
"永井隆 平和を祈り愛に生きた医師" の最低購入数は 1 です.
"永井隆 原爆の荒野から世界に「平和を」 (ひかりをかかげて)" の最低購入数は 1 です.
聖書の信仰は、現代の歴史状況の中でいかなる展望を示しうるか。パレスチナ問題や天皇制問題を通してキリスト者のあり方を問う。
私たちはもはや正統的キリスト教教義を絶対化したり、そこに安住したりしていることは出来ないのであって、その中身が厳しく問われなければならない。……原理主義と熱狂主義に対し、単に寛容を主張するだけでなく、聖書の読み方として、どこが問題なのかがもっと語られねばならないのではないか。(「あとがき」より)
35年にわたってパキスタンとアフガンで人道支援にあたった中村哲医師の生涯をたどりながら、その生き方、考え方を伝える。
対象:小学校高学年以上
"正義は川の流れのように" の最低購入数は 1 です.
いま私たちが直面する喫緊の課題にいかに応えるか
戦争、貧困、環境破壊、難民、文化的アイデンティティと伝統、異なる者同士のコミュニケーション、そして教会のあり方等々のテーマをめぐり、フランスの著名な社会学者が1年間12回にわたって教皇に行ったロングインタビュー。しかしここには、単なるインタビューに留まらぬ、真に対話の名に値する言葉のやり取りがあり、読む者はたちまち引き込まれるであろう。11月に来日が噂される教皇。その思想をより深く理解するための絶好の書。
ラルシュ・コミュニティの創立者であるジャン・ヴァニエが、障がいをもつ「なかま」たちから学んだ教訓を語る
ハーバード大学神学部での2つの講演を書籍化。ヘンリ・ナウウェンのまえがき
多くの痛み、敵意、憎しみ、暴力、不平等、抑圧が存在するこの狂気の世界で、わたしたち個々にとっても、この世界にとっても、いのちと救いの源となりうるのは、弱く、拒絶され、底辺におかれ、役に立たないとみなされている人たちなのだ、というのがわたしの信念なのです。(本文より)
"核時代における人間の責任" の最低購入数は 1 です.
"核廃絶・軍備全廃はできる その思想的実践的道筋" の最低購入数は 1 です.
平和な日常と人類の未来を保障するために、現代を生きる私たちにとって最大かつ喫緊の課題である「核廃絶」。その実現に向けて、宗教はどんな役割を果たしうるのか。様々な宗教を背景に平和・非核を追求する活動に取り組む宗教者・研究者らが語り合ったシンポジウムの記録。教皇フランシスコの二〇一九年来日時のメッセージも収録。
日本国憲法に含まれる「宗教性」に注目する
憲法9条に表されている「絶対平和」の思想がキリスト教的終末思想に裏付けられていること、その平和憲法を日本の皇室が受け入れ、平和を求める皇室としての姿を維持してこられたことを解説。さらに、東アジア諸国に対する日本の過去を振り返り、これから果たすべき使命を訴える。(出版社HPより)
"東アジアにおける日本の使命 平和憲法に見るキリスト教的霊性から" の最低購入数は 1 です.
本書は、「東アジアにおける平和と和解のためのキリスト教の貢献」とのテーマをもとに福岡女学院大学で2018年1月27日に行われたフォーラムにおいて、まさに東アジアの気鋭の研究者たちによってなされた諸発題を編集したものです。(「あとがき」より)
"未来をひらく人権" の最低購入数は 1 です.
独立を宣言するとはいかなる営みか。その本義は果たされたのか――
1919年2月8日、東京・在日本東京朝鮮基督教青年会館(現・在日本韓国YMCA)を舞台として、朝鮮人留学生たちによって世に叩きつけられた「2・8朝鮮独立宣言」。それから100年を迎えることを記念し、2019年には東京と大阪でシンポジウムが開催された。その記録、ならびに事前におこなわれた連続講座の内容を合わせて書籍化。宣言を主導した留学生たちの活躍やネットワーク、当時の植民地統治のありよう、ジェンダーへの視点などを多角的に考究し、現在も尽きせぬ宣言の力を浮かび上がらせる。
<人を殺すなかれ>という聖書の教えを守った青年の記録
日露戦争のさなか、日本で初めて自らの信念にもとづいて兵役拒否を主張した青年の、非戦の思想をたどり、今、改めて<平和>を問う!
1 良心的兵役拒否(裁判/入獄/出獄/良心的兵役拒否)
2 自伝篇(自伝/恩寵三十年/逝きし吾が父を偲びて)
3 平和・信仰篇(真の新人/神の国と平和/平和と信仰)
"最初の良心的兵役拒否 矢部喜好平和文集" の最低購入数は 1 です.
"暴力を考える キリスト教の視点から" の最低購入数は 1 です.
暴力が支配する世界において、私たちはどのように生きるべきか
この世界は「秩序」という名の美しい毛皮をかぶった暴力を用いながら、人々を支配し、あるいは排除しようとしている。
知的障がい者と共に生きる共同体「ラルシュ」の創設者バニエと、現代アメリカを代表する倫理学者ハワーワスが、「新しい生き方」を問い、教会の意味を明らかにする。
"暴力の世界で柔和に生きる(シリーズ和解の神学)" の最低購入数は 1 です.
"暴力と宗教 闘争か和解か、人間の選択" の最低購入数は 1 です.
信仰の生きる場、証しする場を求めて。
戦争青任を回避し、差別を温存し、天皇制の問題をないがしろにしてきた私たち。
環境危機=人類絶滅の危機を目の前に究極の事柄と関わりつつ、今ここでどのように責任をもって生きるか?
第一章 伝道する教会の形成
第二章 日本的道徳観とキリスト教倫理
第三章 天皇制とキリスト者
第四章 環境問題を考える──ローマ人への手紙を読み直す
第五章 日韓キリスト者の責任的連帯を求めて──ボンヘッファーの神学に共に学びつつ
第六章 キリスト教の将来を読む
附章 神学をいかに学ぶか
"時代を生きる キリスト教に未来はあるか" の最低購入数は 1 です.
"昭和日本基督教会史 天皇制と15年戦争の下で" の最低購入数は 1 です.
聖書は「平和の福音」と言われるが、一方で旧約聖書には戦争や暴力の記事が出てくる。「好戦的」にさえ見える旧約の神ヤハウェは、「あなたの敵を愛しなさい」とイエスが教えた愛の神と同じ神なのか? 平和神学を奉じるメノナイトの旧約学者が、旧新約を貫く「平和のビジョン」を解き明かす。
★2018年に刊行した『ビジュアル版 世界人権宣言』(創元社)に、国際基督教大学の学生プロジェクトチームによる英訳を加え、日英仏3言語版として新たに刊行。
★2022年より、国際基督教大学の入学式で新入生に配布。
『世界人権宣言』の名前は、誰もが知っているだろう。しかし、この宣言を実際に読んだことがある人、さらには内容まできちんと理解している人は、それほどいないはずである。
そこで本書は、30条からなるこの重要な宣言を、イメージが呼びさます力に満ちたイラストを手がかりに、読みなおすことを提案する。 本書の試みに賛同した32人の現代アーティストが、自由、平等、教育、私生活など、人類共通の遺産の柱となる『世界人権宣言』の条文を視覚的に表現した。さらに、各条文に掲げられた重要なテーマを掘り下げ、反啓蒙主義との戦いを記録に残すため、古今の作家、哲学者、政治家たちによる珠玉の文章を紹介している。
"日本が世界を救う 核をなくすベストシナリオ" の最低購入数は 1 です.
被爆者の看護と被爆体験の継承という二つの課題を引き受けて、ヒロシマの心を伝えるホームとして形成された「特別養護老人ホーム清鈴園」の歩みと人々の証言。
「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」など3つの付録を付す。
1 清鈴園建設まで
2 開園から一五年
3 私の被爆体験
4 ひろしま、清鈴園を訪ねて
5 今、ヒロシマから問う
6 座談会 清鈴園の一五年とその課題
付録1 第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白
付録2 被爆三十年目の私たちの声明
付録3 図・原爆被害の概況
"新教新書223 清らかな鈴の音を 15年の歩みから" の最低購入数は 1 です.
権力の暴力に果敢に立ち向かった非暴力行動の事例を抵抗の歴史から掘り起こし、私たちが生活の中で実践していくことが可能であることを語る。
1 改善力としての非暴力
2 改善行動──生き方としての非暴力
3 初期のキリスト教徒の非暴力
4 宗教的弾圧に対する非暴力
5 奴隷制度に対する不完全な非暴力の実践
6 南アフリカにおけるガンジーの非暴力
7 インドにおけるガンジーの非暴力
8 ヒットラーに対する非暴力
9 米国の人種的偏見に対する非暴力
10 集団による非暴力行動
11 協力活動を通じての非暴力
12 非協力行動を通じての非暴力実践──原則
13 非協力行動を通じての非暴力実践──方法
14 現代社会における非暴力の適用
15 非暴力実践への準備
"新教新書214 平和を造り出す力 非暴力直接行動の現代的意義" の最低購入数は 1 です.
イエスの復活を史実と認識し、復活告知の神学的理解に寄与する「復活の出来事の経過と空虚な墓」、他に教会秩序に関する「原始教会および古代教会における秩序の問題」、および初代教会の平和思想を論じる「古代教会におけるキリスト者の兵役」の3論文を収録。
"新教新書091 空虚な墓 キリスト者の兵役" の最低購入数は 1 です.
"新教ブックス 幻なき民は滅ぶ 今ドイツ人であることの意味" の最低購入数は 1 です.
"新教ブックス よみがえれ、平和よ! 差別と戦争と貧困の中から" の最低購入数は 1 です.
"新教コイノーニア33 日本基督教団戦争責任告白から50年 その神学的・教会的考察と資料" の最低購入数は 1 です.
福島第一原発事故以来、国民的にも国際的にも反原発・脱原発の声が高まる一方で、政府や経済界は従来の原発政策からの根本的な転換をはかろうとはしていない。
原発安全論、電力不足論、日本経済停滞論、過疎地困難論など、様々な原発正当化論が依然として流布される中で、今ほどキリスト教からの発信が求められている時はない。
様々な現場に身を置くキリスト者たちから声を集め、世界の未来を考えるためのヒントとしたい。
また日本基督教団をはじめとする諸教派の声明類を付録として収録。
"新教コイノーニア26 原発とキリスト教 私たちはこう考える" の最低購入数は 1 です.
"新教コイノーニア25 時代のように訪れる朝を待つ 「日韓併合」101 年、キリスト者たちの対話" の最低購入数は 1 です.
"新教コイノーニア18 平和憲法を守りひろめる" の最低購入数は 1 です.
"新教コイノーニア07 朝鮮半島の平和と統一をもとめて" の最低購入数は 1 です.
永井隆博士は、1945年8月9日長崎にて被爆。その後、原子荒野となった長崎の町で救援活動を行い、6年後白血病にて逝去したが、原爆を「神が与えた試練であり、神に感謝」と唱えたために後年批判を受けることになる。しかし彼の反戦・平和の希求は魂の心底からの願いであり、神への『祈り』であった――。彼の実像を語る3回の講演会記録。再版を希望する熱い声に応えての改訂版。
非暴力と平和主義を掲げるメノナイトの本書著者レデラック氏が敵意と対立の痛みから、新たな関係へと創造的に変革されていく、驚きの道案内!!
対立(コンフリクト)を、解決すべき害悪と考える常識を破って、そのただ中で平和をつくり出す具体的道筋を見事にえがき出す衝撃の名著! 世界各地における紛争現場で体を張った平和活動に従事し、アメリカの大学で平和構築の理念形成と平和活動家の育成に情熱を傾けるレデラック博士の希望の書。
労働者の境遇の改善を訴える 1891 年の回勅以降、カトリック教会は多くの社会教説を発表してきた。
本書は「貧しい人々のための優先的選択」という一側面から、公文書の本文を精読し、貧困と不正義に対する教会の理解の発展をたどる。
福音のメッセージを現代世界にどう適用すべきかを知るための最良の手引き!
導入
回勅『レールム・ノヴァルム』
回勅『クアドラジェジモ・アンノ』
回勅『マーテル・エト・マジストラ』
回勅『パーチェム・イン・テリス』
第二ヴァティカン公会議『現代世界憲章』
回勅『ポプロール・プログレシオ』
使徒的書簡『オクトジェジマ・アドヴェニエンス』
『世界の正義』
使徒的勧告『福音宣教』
回勅『人間のあがない主』/回勅『いつくしみ深い神』
回勅『働くことについて』
回勅『真の開発とは』
『「解放の神学」の幾つかの側面に関する教書』
『自由の自覚』
回勅『新しい課題』
回勅『神は愛』
回勅『真理に根差した愛』
結論
"教会の社会教説 貧しい人々のための優先的選択" の最低購入数は 1 です.
"教会と核武装" の最低購入数は 1 です.
戦時下、牧師館の少年だった著者が見た父の姿、特高が監視する礼拝、長じて留学の途次に出会ったアジアの貧しい子どもたち、ドイツで出会ったブルトマン、帰国後に学び始めたマルクス・・・。
この5月で、著者が惜しまれつつ逝去して3年となる。
歴史と信仰の緊張関係を考え抜いた神学者、小さな者への差別や抑圧を看過せず、構造的な問題に正面から取り組んだ実践家、多くの学生たちに慕われた教育者、教会学校で子どもたちに聖書のお話を語り続け、オルガニストとして礼拝に奉仕し続けた篤実な信徒、広範な視点からその音楽の本質を解明したバッハ研究の第一人者─。
残された数多くの論文、エッセイ、講演録などから28編を精選し、多面的な活動の根柢にあった信仰と思想の全体像を描き出す一書。
"教会と戦争" の最低購入数は 1 です.
"指針 移住者へのキリストの愛" の最低購入数は 1 です.
"折られた花 日本軍「慰安婦」とされたオランダ人女性たちの声" の最低購入数は 1 です.
戦後70年にあたる2015年『福音と世界』特集に掲載された論考を、神学と教会のふたつの視角のもとに集成。
第1章「神学」では、聖書学や組織・実践・歴史神学の70年来の成果と今後の展望を示すのみならず、教育、フェミニスト神学、沖縄の神学や移住民の神学の豊かな広がりを提示。
第2章「教会」では、諸教派の戦責告白を踏まえつつ、教会が果たしてきた働きと残された課題を振り返る。
新たな戦火が眼前に迫るいま、戦後とは何だったのかを信仰と社会の切り結びとおいて捉えなおす全17論考!
1.神学
八木誠一 戦後の新約聖書学がやり残したこと
山我哲雄 戦後日本の旧約聖書学の歩み
出村彰 キリスト教史学の展開と課題
芦名定道 戦後・組織神学の歩みと課題
中道基夫 戦後日本の実践神学の展開
深田未来生 戦後日本の神学教育
古谷かおる 権利と権威を求めて
宮城幹夫 米国統治下における沖縄の社会正義神学
関田寛雄 寄留の牧者・神学者 李仁夏牧師
2.教会
佐藤司郎 「戦後七十年」と教会
山口陽一 戦後70年と福音派諸教会の戦責告白
秋山徹 罪責を告白する教会となるために
村椿嘉信 「沖縄戦」後七〇年と沖縄の教会
大久保正禎 戦後・日本基督教団と沖縄の関係
大下幸恵 戦後70年の歴史に学ぶ
荒井眞理 キリスト者として社会問題に発言する
古谷正仁 “Being Church”への視点から見た「生き生きとした」教会
"戦後70年の神学と教会 新教コイノーニア035" の最低購入数は 1 です.
"戦争・平和・いのちを考える しあわせなら態度に示そうよ!" の最低購入数は 1 です.
"戦争を鎮め、平和を築く神 (21世紀日本のキリスト教3)" の最低購入数は 1 です.
"戦争と教会 ナチズムとキリスト教" の最低購入数は 1 です.
ロシアのウクライナ侵攻をどう受けとめるか。不条理な苦難ゆえの怒りと報復をどのように乗り越えるか。世界と日本の教会とキリスト者はこれまでどういうふうに取り組んできたか。ドイツや北欧の現状、近代戦争の状況をも報告する。
"戦争と平和主義 エキュメニズムが目指すところ " の最低購入数は 1 です.
国家と信仰・教育の間で揺れた苦悩と葛藤の記録――
アジア・太平洋戦争期の日本では、キリスト教主義を掲げた学校は「敵性語」や「敵の文化」を積極的に取り入れていると批判を浴びた。全国のキリスト教主義学校は、国に協力姿勢を示しつつ、学校の形態や授業内容、行事名を変えるなど、さまざまな工夫で学校存続を試みた。福岡県の三つのキリスト教主義学校(福岡女学院、西南女学院、西南学院)に注目し、各学院で当時使われていた制服や教科書、当時の古い写真などを通して、戦前から戦時下にかけての学生生活と教育の変化について紹介する。【オールカラー/特別展図録】
"戦争と学院 戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校(西南学院大学博物館研究叢書)" の最低購入数は 1 です.
"戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり" の最低購入数は 1 です.
"戦争で死ぬための日々と、平和のために生きる日々" の最低購入数は 1 です.
"憎しみを越えて 宣教師ディシェイザー 平和の使者になった真珠湾報復の爆撃手" の最低購入数は 1 です.
"悲しみと希望 ラビン首相の孫が語る 祖父、国、平和" の最低購入数は 1 です.
"心の内なる核兵器に抗して 被爆牧師のメッセージ" の最低購入数は 1 です.
"幸いなるかな、悲しむ者" の最低購入数は 1 です.
「憲法学者としての良心と理性、キリスト者・市民としての責任」に生きた人
深瀬忠一(ふかせ・ただかず、1927-2015)は、陸軍幼年学校、陸軍士官学校をへて東大に進んだ。敗戦による旧来の価値の崩壊を通してキリスト教信仰と出会い、憲法学を志すようになった。北海道大学法学部で長く憲法学を講じ、画期的な平和的生存権の理論を構築するとともに、恵庭訴訟・長沼訴訟などの憲法裁判に研究者として深く関与、また北海道キリスト者平和の会を支えるなど、理論と実践の両面で平和憲法の定着のために生涯を捧げた。
本書は、深瀬没後4年有余を経て、その衣鉢を継ぐ者たちが、憲法学、憲法訴訟、平和運動、信仰生活など多方面から彼の歩みを振り返り、平和憲法が危機にある今日、人々が平和に生きる権利を守るための新たな取り組みに向けて、力強いメッセージを紡ぎだそうとする論集である。
"平和創造への道" の最低購入数は 1 です.
"平和を実現する力 長女の死をめぐる被爆牧師一家の証言" の最低購入数は 1 です.
"平和をつなぐ 私、そして私たちの選び" の最低購入数は 1 です.
"平和をつくる教会をめざして" の最低購入数は 1 です.
"平和をつくるために 生かされている『わたしたち』の使命" の最低購入数は 1 です.
神学の現在は? 宣教の未来は?
故ロバート・リー博士によって1989年に設立され、日本における福音宣教が持つ今日的課題に真摯に取り組んできた東京ミッション研究所(Tokyo Mission Research Institute=TMRI)。その設立30周年を記念した、弟子たちによる気鋭の論文集。
人間とは何か、どのように生きるべきなのか――ミッションスクールの元教諭が、信仰と聖書の原則に基づき、さまざまな観点から人生、社会、政治について語る。始業礼拝で中高生に向けて語った聖書の話50篇と、新聞に掲載された著者の投稿文58篇を収録。