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説明
イスカリオテのユダは、新約聖書の中で最も謎めいた人物である。
選ばれた十二弟子の一人として、公生涯を送る主の最も身近に生活することをゆるされながら、結局、主を信じるにいたらず、決定的な点で主を裏切り、十字架の死へと導き、自分自身も悲惨な最期を遂げた。
神がユダをそのような者として選ばれ、捨てられた秘義とは何か?
「新約聖書の中で、捨てられた者の問題が集中され、また展開されているのは、イスカリオテのユダ、イエスを「裏切った」弟子にして使徒の形姿においてである。」
本書は『教会教義学』 第2巻 「神論」 の第7章 「神の恵みの選び」の第35節「個人の選び」における、イスカリオテのユダの選びを論じた綿密な注部分を分冊化したもの。