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東洋の精神的志向性とキリスト教信仰は両立できるか?
ユニークな宣教のアプローチにより欧米でのキリスト教理解に幅広い影響を与えた著者の代表作。
神道・仏教・儒教などの影響下に展開されてきた日本文化への批判的考察を通して軍国主義・人種差別・冷戦構造を克服する福音の核心を示す。
[目次]
第一部 町々はことごとく主の前に主の凄まじい怒りの前に廃墟と化した(エレミヤ書四章二六節)
第一章 いざ、主の山に登ろう
第二章 偏狭な土俗神──魅力的だが破壊的な神
第三章 荒地と化した東京
第四章 聖なる神は偶像崇拝を拒否する
第五章 神の凄まじい怒りの前で
第二部 わが助けは天地を創造された主より来る(詩編一二一編二節)
第六章 葺牙文化
第七章 あなたは塵に帰る
第八章 宇宙生成論およびイデオロギー的中心
第九章 蜘蛛が巣を紡ぐ大釜
第十章 人間の貪欲と歴史
第十一章 テクノロジーは効率性と意味との葛藤を引き起こす
第三部 あなたの神、主の名を濫りに唱えてはならない(出エジプト記二〇章七節)
第十二章 諸霊の世界
第十三章 普遍的文明の到来
第十四章 複数の宗教の習合
第十五章 富国強兵
第十六章 戦後憲法
第四部 わが心激しく動かされ、憐れみこみあげて断腸の思い(ホセア章一一章八節)
第十七章 神とバアルとの間をよろめきつつ踊る
第十八章 なぜ神に背く者たちが繁栄するのか
第十九章 「空の空なり」と伝道者は言う
第二十章 十字架の神学