"天を想う生涯 キリシタン大名 黒田官兵衛と高山右近" の最低購入数は 1 です.
キリスト教の初期を含むイスラエルの歴史全体を、聖書の記述に沿って、簡潔かつ網羅的におさえた。
聖書学の最近の成果による記述に加え、年表や地図を多用して基本的な知識を提供。
ハンディーながら密度の濃い一冊。
[目次]
第1部 アブラハムからアレクサンドロス大王までの旧約時代のイスラエル史(始まり/族長/モーセの指導の下でのエジプトからの退去。荒れ野放浪と神の山/イスラエルのカナンへの定着/カナンの地における生活状態の安定化。「士師」の時代 ほか)
第2部 アレクサンドロス大王からバル・コクバまでの中間時代と新約時代におけるイスラエル史(ヘレニズムの世界/プトレマイオス王朝のもとでのユダヤ/ヘレニズムのディアスポラ/セレウコス王朝のもとでのユダヤ/マカバイ家の反乱 ほか)
"よくわかるイスラエル史 アブラハムからバル・コクバまで" の最低購入数は 1 です.
ユダヤ人の政治的抵抗の原理は何であったか!
最新の聖書学研究と社会学の諸理論を駆使しながら、捕囚後からバル・コクバの乱までの社会状況と宗教的伝統の錯綜した関係を綿密に分析することによって、古代ユダヤの反ヘレニズム・反ローマ抵抗運動の真の動機づけが何であったかを解明する意欲的論攷。
「古代ユダヤにおいては、宗教的言説が現状の正当性に疑問符をつきつけ、社会的・人格的自由への欲求に普遍妥当性を与える役割を担ったのである。古代ユダヤにおいて救済が共同体的な境位において考えられたという事実は、宗教的言説が社会的機能を発揮する役割を持っていたことにその原因があった。こうして、救済は抑圧されたものたちの当然の権利となったのである。」(本書より)
第一章 人類学的見地から観た連帯原理および階級(親族人類学/経済人類学/政治人類学)
第二章 ユダヤの親族組織(ユダヤ人親族組織の編成/ルツ記に見るクラン制度の姿/ユダヤのクランにおける格差 ほか)
第三章 ペルシア時代のユダヤの経済的条件(閉鎖的家経済/手工業と商業/鋳造貨幣の浸透 ほか)
第四章 農業危機・農民反乱・ネヘミヤの改革(古代的発展の類型/ユダヤの農業危機/農民の抵抗と宗教 ほか)
第五章 ギリシアの国家徴税請負とマカベア戦争(国家徴税請負と余剰の運用/教権制からの貴族の解放/マカベア戦争のモチーフ/まとめ)
第六章 ギリシアの民族誌にみるアジア社会像(歴史哲学上の概念としてのヘレニズム/利益追求の制度なき社会 ほか)
第七章 ユダヤにおける非伝統的支配の進展と抵抗運動(支配者ハスモン家とその敵対者/ローマの国家徴税請負と支配の世俗化/ヘロデによる世俗的支配の実現 ほか)
第八章 古代ユダヤの階級状況(所有権移動をともなう質入れ/支払い不能の帰結/世襲財産から個人財産へ ほか)
第九章 政治と宗教(神の契約の更新/イスラエルの再興/解放の宣言/まとめ)
"古代ユダヤ社会史" の最低購入数は 1 です.
近代日本の幕開けとなる明治から大正にかけて、宣教師や日本人キリスト者たちは九州や四国でどのような活動をしたのか?
アメリカンボードの史料や宣教の 記憶集団となった現地教会やキリスト教学校への調査をもとに、伝道・牧会・教育への先駈けとなった先人の熱意と苦闘の足跡を辿る。
はじめに
序章 「奉教趣意書」に読む熊本バンド
第1章 九州と四国におけるアメリカンボード記憶集団の特質
第2章 熊本ステーション(1888-1898年)──翻訳と解説
第3章 宮﨑ステーション(1896-1900年)──翻訳と解説
第4章 松山ステーション(1890-1900年)──翻訳と解説
結章 近代化する福岡市におけるキリスト教
"近代化する九州を生きたキリスト教" の最低購入数は 1 です.
形成期キリスト教の鮮烈な息吹を伝える教父たちの詞華集。
第3巻は、秘跡論、教会論、恩恵論をめぐるラテン神学の展開を辿る。
[第3巻収録内容]
ラクタンティウス/ポアティエのヒラリクス/マリウス・ウィクトリヌス/ミレウィスのオプタトゥス/ダマスス/エゲリア(エテリア)/エルビラのグレゴリウス/ミラノのアンブロシウス/アンブロシアステル/レメシアナのニケタス/テ・デウム/ルフィヌス/古ローマ信条と使徒信条/ヒエロニムス/アウグスティヌス/ペラギウスとカエレスティウス/レランスのウィンケンティウス/ヨアンネス・カッシアヌス/アクィタニアのプロスペル/レオ1世/ペトルス・クリソログス/リエのファウストゥス/ルスペのフルゲンティウス/アルルのカエサリウス/アタナシオス信条/ボエティウス/カッシオドルス/グレゴリウス1世/セビリャのイシドルス/トレド教会会議とラテラノ教会会議
"原典古代キリスト教思想史3 ラテン教父" の最低購入数は 1 です.
歴史上類を見ないほどの激しい弾圧のもと、多くの殉教者をだしつつも、250年の間信仰を保持し続け、幕末に復活した日本のキリシタン達。
教会もなく、司祭もない中、どのようにして彼らは正しい信仰を維持し、次の世代へと伝えてきたのか。
マルチリヨ(殉教)の意義、心得を説く『マルチリヨノ栞』ほか、当時の極限的状況の中で、信仰を貫くためにおおいに力のあった貴重な文書資料を集めた。
凡例
マルチリヨの理
マルチリヨノ栞
ばうちずもの授けやう
こんちりさんのりやく
ごパツシヨンの理(「御母サンタマリヤのロザイロのミステリヨ」より)
Flosculi(詞華集)
参考資料 イエズス会日本コレジヨの講義要綱
解題・解説
洋語一覧表
"キリシタン文学双書 キリシタン研究43 きりしたんの殉教と潜伏" の最低購入数は 1 です.
聖餐は史的イエスに遡源するのか、しないのか。
洗礼や聖餐はサクラメントなのか、人間の主体的応答なのか。
洗礼にはどんな意味があり、陪餐とどう関係するのか。
幼児洗礼にはどんな根拠があるのか。
最新の研究と議論を紹介しながら、教会史家の立場から渦中の問題に一石を投じる。
第一部 イエスと洗礼・聖餐の起源(現代日本人のイエス像/現代の聖書学における聖餐の研究/聖餐の起源の問題)
第二部 現代におけるサクラメントの問題(現代における洗礼の問題/サクラメントの倫理化/その他の問題)
付論 日本基督教団の諸問題(日本基督教団とエキュメニズム/日本基督教団の二重構造性について/他教派を理解するとはどういうことか/井上良雄と東神大紛争)
あとがき
"イエスと洗礼・聖餐の起源" の最低購入数は 1 です.
"キリスト教とローマ帝国 小さなメシア運動が帝国に広がった理由" の最低購入数は 1 です.
近代日本の成果と蹉跌を振り返り、キリスト教がそこで果たした役割を再考し、次なる時代の課題を考える。
5名の気鋭の論者が、家族制度や教育など多様な視点から課題に迫る。私たちはこの歴史から何を継承すべきか。多くの示唆に満ちた書。
※2018年に開催され大きな話題を呼んだ連続講演会の記録。
【目次】
第1章 ピューリタニズムと日本の共同体 梅津順一
第2章 日本の家族を支える法制度の変遷とキリスト教 棚村政行
第3章 社会改革的キリスト教の挑戦――賀川豊彦の場合 金井新二
第4章 近代日本におけるキリスト教学校教育 大西晴樹
第5章 近代日本におけるキリスト教と女性 小檜山ルイ
日露戦争終結から満州事変までの四半世紀は、帝国主義とデモクラシー思想が進展する近代日本の転換期であった。
韓国の植民地化、吉野作造の民本主義、内村鑑三らの再臨運動という三つの論点を中軸に、大正期の日本キリスト教史の展開を分析し、100 年後の現代に通ずる洞察を提示する。
2013 年 9 月に開催されたキリスト教史学会大会におけるシンポジウムの書籍化。
巻頭言
序章 植民地化・デモクラシー・再臨運動──日露戦争から満州事変まで
第一部 植民地化(植民地化とキリスト教/日本の宗教政策と植民地化の特殊性)
第二部 デモクラシー(吉野作造とキリスト教──ナショナル&デモクラティック/吉野作造の民主主義)
おわりに
"植民地化・デモクラシー・再臨運動 大正期キリスト教の諸相" の最低購入数は 1 です.
明治初期にアメリカン・ボードから派遣された宣教師たちの活動を地域の伝道拠点である「ステーション」の視点から捉え、在米ボード本部と個々の宣教師、当時日本の教会や地域社会とのダイナミックな相互関係を明らかにする。
神戸・大阪・京都ステーションの形成
第一部 神戸(開港地神戸ステーションと漸進的自給論の形成/J・C・ベリーと伝道診療所/アウトステーションからステーションへ)
第二部 大阪(大阪伝道/大阪ステーションの時給と女性宣教師の役割)
第三部 京都(京都ステーションの特異性/京都に根付いた小さなキリスト教女学校/医療宣教師ベリーの使命と京都看病婦学校/宣教師M・L・ゴードンの活動/J・D・デイヴィス夫人の死に関する資料)
第四部 宣教師と日本社会(宣教師の日本語教育/キリスト教伝道と日本の近代音楽/ステーション間の相互作用とアメリカン・ボード日本伝道)
"アメリカン・ボード宣教師 神戸・大阪・京都ステーションを中心に、1869~1890年" の最低購入数は 1 です.
17世紀末から18世紀にかけてフランス・カトリックの説教は、雄弁術の極みに達した。
イギリスはシェークスピア時代の豊かで多様な言葉の花と果実を身につけ、文学者と比肩する説教者を輩出した。
宗教改革以後、プロテスタントとカトリックが相互にしのぎを削り、頂点を競った時代の説教の歴史。
第一部 十七世紀
第一章 十六世紀末ヨーロッパにおける説教
第二章 十七世紀南ヨーロッパにおける説教
第三章 十七世紀のドイツと北ヨーロッパにおける説教
第四章 フランス説教の古典時代
第五章 イギリス説教の古典期
第二部 十八世紀
第六章 十八世紀概観、南ヨーロッパにおけるカトリックの説教
第七章 十八世紀ドイツにおける説教
第八章 十八世紀フランスにおける説教
第九章 十八世紀オランダおよびスカンディナヴィアにおける説教
第一〇章 十八世紀イギリスにおける説教
"世界説教史3 17~18世紀" の最低購入数は 1 です.
"レンヌ=ル=シャトーの謎 イエスの血脈と聖杯伝説" の最低購入数は 1 です.
「教皇権至上主義」「信仰覚醒運動」「オックスフォード運動」「キリスト教社会主義」など、真理を求める多種多様な運動の高まりの中で、説教は文学的、思想的に大きな進展を見る。
シュライエルマッハー、ニューマン、スパージョンら、多くの強力な説教者を擁した説教壇の絶頂期。
第三部 第十九世紀
第一一章 十九世紀の説教。南ヨーロッパの説教壇
第一二章 十九世紀のドイツ説教
第一三章 十九世紀オランダおよびスカンディナヴィアの説教壇
第一四章 十九世紀フランスの説教壇
第一五章 十九世紀のイギリスの説教
"世界説教史4 19世紀" の最低購入数は 1 です.
中世の人々は、カトリックへの反逆をなぜ受け入れたのか?
ルター伝説の真相から聖画像破壊まで、大転換期の諸相を描ききる。
(講談社現代新書No.1712)
第1章 社会史研究の発展第2章 活版印刷術なくして宗教改革なし第3章 書物の増大と識字率第4章 文字をあやつる階層と文字に無縁な階層第5章 素朴で信仰に篤い民衆第6章 聖画像破壊運動第7章 修道士の還俗と聖職者の結婚第8章 都市共同体としての宗教改革導入第9章 教会施設は二宗派共同利用で第10章 宗派が異なる男女の結婚第11章 グレゴリウス暦への改暦紛争第12章 「行列」をめぐる紛争
"講談社現代新書 宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史" の最低購入数は 1 です.
カルヴァンより1世代前にスイス宗教改革を牽引したツヴィングリの生涯を概観し、その働きの特質を説教に見て詳しく分析、特に「反戦説教」の本文と解説を掲載。
またバルトにおけるツヴィングリ理解の問題、さらにコクツェーユスの契約神学やアナバプテスト派に関する貴重な論考を収録し、改革派宗教改革への歴史神学的アプローチを呈示する。
"ツヴィングリ 改革派教会の遺産と負債 宗教改革論集2" の最低購入数は 1 です.
キリシタン時代の日本人司祭の個別研究の存在しなかった時代に、内外の資料を駆使し、日本人司祭として養成され、後の殉教者となったもの、棄教したもの、不慮の事故死をしたものなど、史料に即し、ありのままに描き、当時の司祭たちの具体的な姿を甦らせる。
キリシタン研究に大きな足跡を残したドイツ人宣教師の著作『キリシタン時代の邦人司祭』の改訂版。
"【在庫僅少】キリシタン文学双書 キリシタン研究41 キリシタン時代の日本人司祭 " の最低購入数は 1 です.
宗教改革の信仰は、いかにして現代日本にまで伝わったのか!
1517年に始まった宗教改革のうねりは、ヨーロッパ全土、そしてイングランドを刷新し、アメリカへと伝わった。
さらに遠く日本へと、宣教師がその信仰をもたらした。
現代日本に至るまで、プロテスタント信仰がたどった遥かな旅を描く、画期的な宗教改革史。
"シリーズわたしたちと宗教改革 第1巻 歴史 わたしたちは今どこに立つのか" の最低購入数は 1 です.
イエス・キリストの誕生から、宗教改革前夜まで。世界の礎はこうして築かれた――
母胎となったユダヤ教の歴史から、キリスト教の誕生と発展、古代から中世、そして宗教改革を経て近現代まで――それぞれの時代の社会におけるキリスト教会の存在と活動、その中で重要な働きを担った象徴的な人物の働きや思想を取りあげながら、キリスト教の通史を分かりやすく解説する。
キリスト教は近代の日本にどのように伝えられ、また変容したのか。
内村鑑三らの儒教的キリスト教から、多様化し土着した日本製キリスト教まで、歴史・思想・民俗研究の空白部分を埋める、初めての包括的、実証的研究。
"メイド・イン・ジャパンのキリスト教" の最低購入数は 1 です.
"同志社の独立 ミッション・スクールからの脱皮" の最低購入数は 1 です.
宗教改革500年、今こそルターを読む。
記念碑的な「九五箇条の提題」とともに宗教改革を決定づけた重要文書をすべて新訳!
今を遡ること500年、1517年にマルティン・ルター(1483-1546年)は「贖宥の効力を明らかにするための討論」を公表した。
これこそが、ヨーロッパに激震を走らせる宗教改革の発端となる歴史的文書「95箇条の提題」にほかならない。
この文書によって時代は確実に動き始めた。
ルターはバチカンの教皇から審問を受けて、自説を撤回しなければ破門とする旨を告げられ、皇帝カール5世にも厄介者とみなされた。
それらに屈することなく強い意志を持ち続けたルターは、「95箇条の提題」で説かれた内容を、その後の変化や論争を踏まえつつ、より正確に、そしてより多くの人々に伝えることを目指す。
そうして不眠不休で執筆を続けたルターが頂点を迎えるのは、3年後の1520年である。
この年に発表された『キリスト教界の改善について』(8月刊)、『教会のバビロン捕囚について』(10月刊)、『キリスト者の自由について』(12月刊)の三冊は、のちに「宗教改革三大文書」と称されるに至る。
本書には、従来、文庫版では『キリスト者の自由について』しか読むことができなかった「宗教改革三大文書」をすべて収めるとともに、「95箇条の提題」をも収録した。
キリスト教思想はもちろん、ドイツ思想史にも知悉した第一人者が手がけた決定版新訳、ここになる。必携の1冊がついに登場!
訳者序文
贖宥の効力を明らかにするための討論[九五箇条の提題]
キリスト教界の改善について──ドイツのキリスト教徒貴族に宛てて
教会のバビロン捕囚について──マルティン・ルターによる序
キリスト者の自由について
訳者解説
訳者あとがき
「シドッチ」の名で知られるイタリア人宣教師シドティ、初の学術的伝記
2014年7月、文京区小日向の「切支丹屋敷跡」から出土した人骨は、江戸時代中期の日本に潜入して捕らえられ、当時6代将軍の侍講であった新井白石より尋問を受けたシドティ(1667-1714)のものと判明した。本書は、地元イタリアでの研究を元に、彼の人となりや日本までの足取りを追い、シドティの姓名や生没年月日をはじめ、教会での立場や肩書等についての様々な誤解や間違いを正し、『西洋紀聞』など日本語資料から補完した初の学術的伝記。
ワイマール期(1918-33 年)のユダヤ人は、自己の集団性を意識しつつドイツ社会への同化を志向する、複雑で多層的な世界を生きていた。
その苦闘の中で開花したユダヤ・ルネサンスとはどのようなものであったのか?
伝統的ユダヤ文化を近代の文脈で復興させ、カフカ、ショレム、ブーバー、ローゼンツヴァイクら数々の思想家・芸術家を輩出した運動の全容を詳述した画期的な書!
第1部 共同体への希求
第一章 ワイマール以前の起源
第二章 ゲマインシャフトとゲマインデ──ユダヤ人共同体の思想的、制度的変容
第2部 知識の伝達
第三章 新しい学習──レールハウス(教えの家)運動
第四章 総合的な学問を目指して──近代ユダヤ学の大衆化
第3部 本物を求めて
第五章 「本物のユダヤ人」の創造──ドイツ系ユダヤ人の文学
第六章 本物と近代主義の結合──音楽と視覚芸術
第七章 本物再考──ユダヤ語でユダヤ文化を
"ワイマール時代のユダヤ文化ルネサンス" の最低購入数は 1 です.