ヒトラー政権下でプロテスタントだけでなくカトリック教会も大きな苦難を経験していた――両教会の挫折と抵抗を語った著者による講演と、ドイツ教会闘争史を概観する編訳者による論文を収載する。現代日本の教会とキリスト者が耳を傾けるべき貴重な証言。
"【4/20発売予定】予約:ナチス第三帝国へのキリスト教的抵抗 カトリックとプロテスタント" の最低購入数は 1 です.
キリシタンが命を賭してまで守りたかったものとは?禁教下を生き抜いた東北キリシタンの真実の姿に迫る。現代世界に響く慟哭と希望のメッセージ。歴史学、女性史学、郷土史研究、博物学、文学、教育学、神学の協働が東北で結実。マクロとミクロの視点から描き出すキリシタンの実像。──珠玉の講演・論考10編を収録。
"東北キリシタン探訪" の最低購入数は 1 です.
戦国時代後期のザビエルの来日以前から今日に至るまでの福音宣教の軌跡を、豊富な資料をもとに概観する。日本の社会と国家に、キリスト教はどのように関わってきたのか。待望の増補改訂版。
"日本キリスト教宣教史 ザビエル以前から今日まで 増補改訂版" の最低購入数は 1 です.
15世紀フィレンツェで共和制を樹立した修道士サヴォナローラ、多くの信徒の心を感動させ行動させた彼が、なぜ政庁舎広場で絞首刑さらには火刑の最後をむかえることになったのだろう。彼の説教や論文を読み解き、「宗教」と「政治」が相剋するルネサンス・フィレンツェの火花散る歴史と、その生涯を追跡した著書。
"サヴォナローラ 時代・生涯・思想" の最低購入数は 1 です.
関東学院大学(キリスト教と文化研究所)が発表するバプテスト研究論文集の最新号。第一部の本学専任教員によるバプテスト研究論文においては、第一章で日本におけるバプテストの歴史的課題(神学校設立問題、東西バプテスト合同問題)が新たな視点と資料から再考察されている。第二章では、熊野清樹が福岡の西南学院から東京の小石川バプテスト教会に牧師として転じた時期から日本における東西バプテストの合同に関わりを持った時期について紹介している。また第二部においては、「バプテストの日本宣教150周年」企画として、現在の日本におけるバプテスト研究の歩みと担い手を紹介する。
"イペーの花咲く地から ブラジル日系人の生きた記録4" の最低購入数は 1 です.
"井深梶之助日記 明治編" の最低購入数は 1 です.
ユダヤ教社会事業の実態に迫る
聖書時代からの伝統を持ち西洋の福祉思想の淵源ともなったユダヤ教の慈善文化は、近代の社会変革にどのように呼応したのか。19-20世紀に発展した世俗的な社会事業との関係や、女性たちの国際的な活動に着目し、その実態を分析する。『ユダヤ慈善研究』(社会事業史学会第34回社会事業史文献賞受賞)に続く画期的研究 !
"ユダヤ慈善の近代化" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】聖母文庫 金沢・大聖寺・富山に流された浦上キリシタン" の最低購入数は 1 です.
明治初期の伝道史における貴重な記録
アメリカ長老教会の初代女性宣教師として1873(明治6)年に来日し、伝道と教育に奉仕したメアリー・タムソン(1841-1927)が残した初期の滞日日記の邦訳。女子学院の源流の一つ「築地女子寄宿学校」の初代校長となり、東京初のプロテスタント教会「東京基督公会」の創立に立ち会い、夫デビッドと協働し教派の伸展を担っていた彼女の活動と交流を描き、堅固な信念と篤い信仰を伝える証言。
【新栄教会創立150周年記念出版】
"タムソン宣教師夫人メアリーの日記(1872-1878)" の最低購入数は 1 です.
明日、何を着ていこう――冠婚葬祭をのぞけば、服選びで色がもつ意味を気にする人はいないだろう。ところが中世ヨーロッパではそうはいかない。たとえば緑は恋を、青は誠実さを意味し、黄は忌避される色だった。中世の色は現代よりもはるかに饒舌で、絵画や文学で描かれた人々の衣服の色には、単なる色の美しさや好みを超えた、さまざまな意味が託されている。中世の人びとはどんな色に囲まれ、どんな気持ちで色を身につけていたのか、あるいは目の前の人物が纏う色から何を読みとっていたのか。多彩な史料から複雑で精緻な色彩コードを読み解き、中世人の日々の感情生活を豊かに描き出す。あの絵画もこの伝説もいっそう深く理解できる、色が語る中世世界への招待!
"講談社学術文庫 中世ヨーロッパの色彩世界" の最低購入数は 1 です.
"キリスト教の起源 歴史のイエスと原始キリスト教団成立への一考察" の最低購入数は 1 です.
戦前日本に留学し内村鑑三に直接師事した無教会キリスト者、金教臣(1901-1945)と宋斗用(1904-1986)の著作選集。日韓の関係者によって刊行が数十年に渡って準備され、2020年にキリスト教図書出版社・岡野行雄(1930-2021)氏の手により刊行が始まったが、翌年氏が91歳で亡くなったために全10巻構想のうち4冊での中断を余儀なくされた。今回、生前の交友により皓星社がその志を引き継いで残された6冊を編集し、既刊と併せて装いを新たに出版することとした。
韓国無教会双書(全9巻・別巻1)第1巻 *信仰と人生 上 (金教臣)第2巻 *信仰と人生 下 (金教臣)第3巻 山上の垂訓 (金教臣)第4巻 *日記1 1930-1934 年 (金教臣)第5巻 日記2 1935-1936 年 (金教臣)第6巻 日記3 1937-1938 年 (金教臣)第7巻 日記4 1939-1941 年 (金教臣)第8巻 信仰文集 上 (宋斗用)第9巻 信仰文集 下 (宋斗用)別 巻 *金教臣──日本統治下の朝鮮人キリスト教者の生涯(* キリスト教図書出版社版の復刻)
"韓国無教会双書 全9巻・別巻1(分売不可)" の最低購入数は 1 です.
若き日の取り組みから70年を経て、ついに完成した『三位一体論』の詳細なコメンタリー。古代キリスト教最大の成果であるこの教義を[カリタス=聖い愛]の本性から解明した書。
三位一体の類似像を発見する手引きとなっているのが愛の現象であり、この愛が知性を媒介にしてその存在構造が解明されたことがここに明らかになった。しかも愛の本性は対象に向かいながら同時に自己に向かっている。……アウグスティヌスの説く聖い愛カリタスは神への愛と自己への愛とを一つに融合させた統合体となっている。(本書より)
"キリスト教思想史の諸時代 別巻2 アウグスティヌスの『三位一体論』を読む" の最低購入数は 1 です.
明治期プロテスタント史に新史料!
平田国学からキリスト教へ
国学の知見に基づくキリスト者としての神道理解『日本の神道』『日本神道起原』
同志社等での講義録『日本宗教講義』『日本歴史提要』『修身科 宗教、倫理、道徳』
日本基督伝道会社における諸活動の記録『明治十九年 伝道会社記事 松山高吉』
ヨーロッパとキリスト教の歴史から、いまの世界情勢が見えてくる!
王族貴族がすりつぶしたカカオを飲んでいたマヤ・アステカ文明、スペインにカカオをもたらしたコロンブスの「海洋進出」、カカオ商人に特権を与えたルイ14世、チョコレートも工場で作られるようになった産業革命――キリスト教を抜きには語れない中世ヨーロッパから近現史まで、チョコレートを切り口に歴史と宗教を学べる一冊です。
ヨーロッパ視点で語られてきた歴史を今こそ、学び直す。
15世紀末から始まる「大航海時代」。コロンブスの新大陸到達といえばピンとくる方も多いかもしれません。最近の世界史の教科書を見ると、「スペイン・ポルトガルの海洋進出」という表現です。これは、「大航海時代」という言い方が、ヨーロッパ中心の視点だという批判があるためです。これまで私たちが学んできた世界史は、ヨーロッパつまりキリスト教社会で語られてきた歴史をもとにしたものでした。しかし、国際情勢の大きな変化や、人権や平等、宗教、平和といった観点から見ていくと、表現や言葉の使い方を再考する必要が出てきたのです。(本文より抜粋・編集)
"ポプラ新書 チョコレートで読み解く世界史" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ・在庫僅少】歴史文化セレクション ローマ帝国論" の最低購入数は 1 です.
かつて日本の生命線と言われた満州国。その傀儡国家に、国策として多数の農業開拓団が送り込まれた。現地人の土地を取り上げ、各地に日本人村を作っていったのだ。その中にキリスト教開拓団があった。敗戦と共に悲惨な最後を迎えた団員の貴重な証言集。
"証言・満州キリスト教開拓村 国策移民迎合の果てに" の最低購入数は 1 です.
1622年:キリシタン史の転換点
元和大殉教、イグナチオ・デ・ロヨラとフランシスコ・ザビエル列聖、教皇庁布教聖省の創立から400年を記念して編まれた論集。禁教の要因、世界的な宣教動向、民衆の信仰生活、為政者の自己神格化などの問題を掘り下げ、当時のキリスト教の実相に多方向から焦点を当てる。
"キリシタン1622 殉教・列聖・布教聖省 400年目の省察 キリシタン文化研究第30冊" の最低購入数は 1 です.
西欧のキリスト教宣教師たちは、日本史上にいかなる反作用を生み出したか。教会領長崎での事件と秀吉による「バテレン追放令」から明らかにする。
===天正十五年(1587)、豊臣秀吉は九州平定のため、大軍を率いて出陣。博多に凱旋し、戦勝祝いのさなか、「バテレン追放令」五カ条を発布した。日本でのキリスト教宣教に関する禁令である。キリシタン大名・高山右近を家臣団から排除したことと併せ、イエズス会士たちに強い衝撃を与えた。諸宗派間の平和共存を構想していた秀吉が転回をなすに至った背景には何があったのか。それは日本史上にいかなる反作用をもたらしたか──。イエズス会が支配する教会領長崎で起きた事件と、「バテレン追放令」を記す二つの文書の検証から、日本とヨーロッパの象徴的衝突に迫る。サントリー学芸賞受賞作の改訂増補版。===
秀吉はなぜこの禁令を発したのか日本史上における意味を問う
===
"ちくま学芸文庫 改訂増補 バテレン追放令 16世紀の日欧対決" の最低購入数は 1 です.
特集:西洋中世の感情
〈序文〉西洋中世の感情をめぐって(山内志朗)
〈論文〉「感情の共同体」としての学識ある聖職者――14世紀の説教の聴衆(赤江雄一)「怒りzorn」と「敵意haz」――中世叙事文学に見る感情の表象するもの(山本 潤)意志の感情という視点――オッカムのウィリアムにおける感情の理論(辻内宣博)14世紀末の記譜法の変化に見られる「感情の表現」――コローナ記号の登場とその意味について(宮崎晴代)涙を描く――初期ネーデルラント絵画における情念・情動の図像表現(木川弘美)
******************** 論文知識をいかに体系づけるか?――『ソロモンの哲学の書』に見る初期中世における学問区分の再編成(阿部晃平)中世ルーシのサモジェルジェツ(専制君主)概念(宮野 裕)エリザベス1世の枢密顧問官の特徴(福田智美)
特別寄稿2021年度若手セミナー「頭と舌で味わう中世の食文化:レクチャー編」より(松本涼・有信真美菜・城戸照子)
新刊紹介
彙報西洋中世学会第15回大会シンポジウム報告「中世世界の人と動物」(坂田奈々絵)「第11回日韓西洋中世史研究集会」報告記(森下 園)
寄贈図書一覧西洋中世学会からのお知らせ欧文要旨西洋中世学会会則運用規程投稿規定西洋中世研究 総目次(2009~2023)西洋中世学会役員等
バビロニアに強制移住された半世紀――彼らはそこで「神」と「聖書」を生み出したあなたは今のイスラエル問題の起源を知っていますか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通す新シリーズの第4弾! 世界中で長い期間にわたって迫害されたユダヤ人。なぜ彼らは迫害されたのか? そして彼らはいつから存在し、なぜ世界の各地に散らばっていたのか? さらには迫害のなかで、いかにして自分たちのアイデンティティを保つことができたのか? 紀元前の中東で半世紀以上にわたって拘束された「バビロニア捕囚」をキーワードに、神と聖書とユダヤ人、その関係の謎に迫る。
"世界史のリテラシー ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか : バビロニア捕囚" の最低購入数は 1 です.
日本キリスト教伝道史・教育史の一断面
1873年(明治6)年のD.マクドナルドとG.カックランの来日に始まる、カナダ・メソジスト(現カナダ合同教会)による日本宣教の記録。主に中部地方の各地に教会を設立したほか、教育活動(東洋英和・静岡英和・山梨英和の創立や関西学院の運営)と社会事業(児童福祉・矯風運動など)に尽力したミッションの、困難に満ちた揺籃期における実り多い働きを綴った貴重な通史。
"カナダ合同教会 日本での百年 カナダ・メソジストの歩み[明治・大正編]" の最低購入数は 1 です.
キリスト教会はどんな時代を生き抜き、何処へ向かって行くのか。教会が誕生した1世紀から現代まで、各世紀の特徴とその時代を歩んだ教会の2000年間の歴史を一気に読みとおすことができる一冊。未完の世紀としていた20世紀の項目が、初版から40年近くの時を経て追加され、装いを新たに登場!
"キリスト教会2000年 世紀別に見る教会のイメージ(ニュークラシック・シリーズ)" の最低購入数は 1 です.
既刊の中で最も詳しい「アメリカ聖公会史」! アングリカニズム(聖公会)全体を歴史的、神学的に理解するための最良の一書。
先住民、奴隷制度、人種問題、ジェンダー、セクシュアリティに至るまで、現代アングリカニズムが逢着する諸課題に対しても、一切、オブラートに包むことなく切開を試みており、その意味では、現代神学、キリスト教倫理の重要なテキストでもある。
(西原廉太「監訳者のことばより)
"アメリカ聖公会の歴史" の最低購入数は 1 です.
正確で精細な大判地図、待望の復刊!
『旧約新約聖書大事典』(1989年刊行)の付録として添付され、後に別売された大判地図を復刻。二つ折りケースに下記の内容物を封入。
・パレスチナ聖書歴史地図(カラー2枚)
・東地中海とパウロ伝道旅行地図(カラー1枚)
・エルサレム歴史地図(1枚)
・聖書地図解説・索引(冊子48頁)
"聖書地図 新装復刻版" の最低購入数は 1 です.
サンタクロースってどんな人だったの? 聖バレンタインは? キリスト教の聖人は、意外にも2000人以上存在します。そのなかから、有名な聖人を取り上げ、その物語をご紹介。聖人伝を通して、日本とは異なる文化を楽しんでいただけることでしょう。
"朝日新書 どろどろの聖人伝" の最低購入数は 1 です.
サンタクロースやツリー、キャロル、アドヴェント・カレンダーの起源や世界のクリスマスなど。みんなが知りたいクリスマスのトリビアを、大英図書館が所蔵するクリスマスのヴィンテージイラストとともに紹介する美しい1冊。
"もっと知りたいクリスマス サンタ、ツリー、キャロル、世界の祝い方まで" の最低購入数は 1 です.
18世紀後半の財政難、自由主義の勃興、革命、戦争――。危機の時代の英国で、和解の提唱者として国を導いたピットの足跡をたどる。《真の愛国者、真のリーダーとは》。
"ウィリアム・ピット 大英帝国に命を捧げた小ピットの生涯 新装版" の最低購入数は 1 です.
まるで『カラマーゾフ』の大審問官。これは、現代の「ツァラトゥストラ」だ!全世界で22億5000万人もの信者を有する一大宗教であるキリスト教。しかし、その実態について、日本人のほとんどが理解していないと著者は言う。そこで著者はキリスト教の成立前後に着目し、こう断定する。キリスト教は、神でもイエスでもない、それぞれの教会の指導者の「教え」と、それを「信じ込む」者との関係で成り立っている。そしてその構造は、イエスの時代からすでに始まっており、ありもしない「なすべきこと」を神の教えと信じ込ませた「神なし領域の宗教ビジネス」である――と。ストラスブール大学神学部出身の神学者が、自身の研究の集大成として世に放つ、”あなたのキリスト教観が180度変わる”類書皆無の宗教論!
"NHK出版新書 キリスト教の本質 「不在の神」はいかにして生まれたか" の最低購入数は 1 です.
正統と異端が混沌としていた初期キリスト教にあって、三位一体と教会一元化を進める正統派から疎まれ、4世紀に異端として排除されたモンタノス派の滅亡までをたどる。
"聖霊の舌 異端モンタノス派の滅亡史" の最低購入数は 1 です.
宗教では聖人と呼ばれ崇められる人物がいる。キリスト教の信仰世界では、〈神と神の子イエス〉はその絶対性ゆえに一般の信者からは遠い存在であるため、両者の間で、信者の悩みや問題を解決する存在として聖者が浮上する。本書では、聖者たちを、イエスの家族と関係者、12人の弟子、福音書の作者、殉教者、布教や拡大に尽力した者、有力な神学者や修道士、宗教改革者など8つのパートに分けて列伝化した。数多の聞き覚えのある名前を手がかりに、歴史だけでなく教義や宗派の秘密まで教えてくれる画期的な一冊。
"幻冬舎新書 キリスト教の100聖人 人名でわかる歴史と教え" の最低購入数は 1 です.
3年以上にも及ぶコロナ禍で、教会は何をなし、何を失ったのか。ペスト、コレラなど、歴史の中で教会が疫病にどのように対峙してきたのかを辿りつつ、このような「厄災」についてどのように考えればいいのか、聖書から学ぶ。信州夏期宣教講座での講演をまとめた一冊。
"教会と疫病 パンデミック下で問われたこと " の最低購入数は 1 です.
イエス、パウロ、そして最初期のキリスト共同体は、どのような時代と社会を生き抜いたのか? そしてこの歴史を学んだ者として、私たちはいかに今を生きるのか? 未来への羅針盤となる第一級の歴史書であり、豊富な図版によって見ても楽しい新約聖書時代史入門。
"新約聖書の時代 アイデンティティを模索するキリスト共同体" の最低購入数は 1 です.
大人の必修科目・ヨーロッパ史をこの一冊でマスター!ベストセラー歴史書の増補版、刊行!ギリシャ、ローマといった古代から中世、近代、そして現代まで、2000年以上におよぶ「ヨーロッパ」の歴史を大胆に要約、すなわち、「超約」して解説。ヨーロッパの歴史・構造を「ギリシャ・ローマ文化」「キリスト教」「ゲルマン戦士」という3つの要素に還元し、現在につながる流れが本質的に理解できる。ヨーロッパの歴史を構造的に読み解いた、この世界的ベストセラー、“The Shortest History of Europe”の最新版を『超約 ヨーロッパの歴史 増補版』として刊行!ロシア・東欧史の世界的論客、フィリップ・スラヴェスキが「後記」を執筆。ロシアのウクライナ侵攻を歴史的に読み解き、ブレグジットなど現代のヨーロッパの状況を補完。
"超約 ヨーロッパの歴史 増補版" の最低購入数は 1 です.
「不安な心」に呻吟し、あの「ミラノの回心」を経て、もっとも著名な教父のひとりとなったアウグスティヌスをキリスト教霊性の先駆者として捉え、その全体像に肉迫!
このように被造物に創造の初めから与えられている根源的な対向性は「あなたのうちに(in te)憩うまで安らぎを得ない」とあるように、その目標とするところは神の内にある平安である。この平安に至るまでの状態は「わたしたちの心は不安に駆られる」と説明される。(本文より)
"キリスト教思想史の諸時代 別巻1 アウグスティヌスの霊性思想" の最低購入数は 1 です.
本書は、「現存するチェコ中世の年代記はすべて本書を出発点にしている」と言われ、チェコ最古の歴史書であると共に、「チェコの地で書かれた最も重要な中世文学作品の一つとなっている」。従って、チェコの歴史と文学における古典中の古典と言えるが、この年代記(chronicle)という形式には、歴史的な事件の記述だけではなく、教訓や奇跡や軍記物や歴史的逸話など、数多くの雑多なものが含まれている。そのため、単に歴史学の文献という枠を超えて、読み物としても非常に面白いものになっている。
"【取り寄せ】コスマス年代記 プラハ教会・聖堂参事会長によるチェコ人たちの年代記" の最低購入数は 1 です.
開港直後の1859年10月、横浜。およそ180日の過酷な船旅を経て日本に上陸したアメリカ人宣教医・ヘボンと妻クララ。この時ヘボンは44歳、クララ41歳、共に1892年に帰米するまでの33年間、多くの日本人と出会いながら、日本に新しい文化を伝えた。ヘボンの仕事は、福音伝道、西洋医学を基にした無料の医療活動(施療)、「コレハナンデスカ」と一つひとつ日本語を集め編纂した日本初の「和英辞典の出版」、「ヘボン式ローマ字」の開発、平易な日本語による「旧新約聖書の翻訳出版」、「教会堂の建設」など、どれも膨大な時を費やすものであった。本書はヘボンとクララの人と仕事を通して、日本での生涯を跡づけます。
"有隣新書 ヘボン伝 和英辞典・聖書翻訳・西洋医学の父" の最低購入数は 1 です.
なぜ古代にはキリスト教徒が、中世にはムスリムが増えたのか。そして、キリスト教とイスラムの何が人々を惹きつけたのか。当初、ローマ帝国で迫害されたキリスト教はその後、国教化で信徒が急増。一方、イスラムもウマイヤ朝時代には世界の3人に1人がムスリムとなった。この2つの宗教が拡大した要因は、「女性」や「平等」にあるという。現在、ムスリムの増加率は70%で今世紀末にはイスラムが世界最大の宗教となる。その時、世界の価値観はどう変わっていくのか?本書では、世界の宗教人口の推移やその背景となった要因を明らかにするとともに、今後世界でムスリム人口がいかに増えていくかを予想する。ヒトラーのナチス政権、また欧米やイスラエルの極右が考えるような一国家は一民族によって成り立つという「国民国家(ネーション・ステート)」の考えから国内の「異分子」を完全に排除することなどは現代世界では不可能であり、異なる文化をもった人々を円滑に取り込まなくてはならないことを、人口統計などを紹介することによって明らかにする。また、人口の動態変化にともなう宗教の相互作用がどのような学芸、文化を創り出したのか、あるいは政治的な衝突や対立を招いたのかを探り、さらに宗教人口の変化が今後どのように世界、あるいは日本に影響を及ぼしていくか、また日本の異文化との接触のあり方を考えたいと思う。(本書「はじめに」より)●Ⅰ 初期キリスト教の人口増加●Ⅱ イスラム人口はなぜ増加したか●Ⅲ 中世・近世のヨーロッパ・キリスト教世界の人口動態●Ⅳ イスラム世界を逆転したキリスト教徒の人口増加●Ⅴ ヨーロッパ・ナショナリズムと宗教●Ⅵ 宗教がせめぎ合うアメリカ大陸●Ⅶ 増加する世界のムスリム人口●Ⅷ 現代世界の宗教人口の検討
"【取り寄せ】PHP新書 人口からみた宗教の世界史 ユダヤ教・キリスト教・イスラムの興亡" の最低購入数は 1 です.
カール大帝の死後、フランク帝国は3分割される。そのひとつ、東フランク王国の貴族の子として912年に生まれたオットーは、父による王位獲得の後、936年、東フランク国王として登位する。度重なる東方異民族による襲撃、兄弟や息子たちの叛乱、イタリアへの遠征と、その生涯は戦役の繰り返しだった。カール大帝の伝統をを引く皇帝戴冠を受け、のちに神聖ローマ帝国と呼ばれる帝国の基盤を作った、この国王の不屈の生涯を描く。
"【取り寄せ】中公新書 オットー大帝 辺境の戦士から「神聖ローマ帝国」樹立者へ" の最低購入数は 1 です.
教皇vs.皇帝―― 雪中3日間の贖罪行為、その歴史的意義とは?世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通す新シリーズの第3弾! 1077年1月、ドイツ王にして、のちの神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世がローマ教皇グレゴリウス7世に対して、裸足のまま雪の中で3日間赦しを請うたという「カノッサの屈辱」。なぜ皇帝が教皇に屈服したのか? なぜ教皇のほうが偉いとされたのか? ローマ・カトリック教会の成立から、十字軍遠征、教会分裂、新教勃興までを通観し、単に叙任権闘争の一事件とされがちな「屈辱」の歴史的意義を考える。
"【取り寄せ】世界史のリテラシー ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか カノッサの屈辱" の最低購入数は 1 です.
朝鮮開国以来、政治・教育・宗教の指導者として活躍した尹致昊(1865-1945)。朝鮮近代史の第一級史料とされるその日記を初邦訳(全15巻)。第4巻は帰国後の朝鮮。
"【取り寄せ】東洋文庫 尹致昊日記 4 1895–1896年" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】近代日本とキリスト教" の最低購入数は 1 です.
十一世紀末から地中海地域など各地に建設され、ナポレオンのマルタ島攻撃まで七百年にもわたり存続した十字軍国家。知られざる興亡の歴史を第一人者が活写する。
"【取り寄せ】筑摩選書 十字軍国家" の最低購入数は 1 です.
1919年2月に東京の朝鮮YMCAで発せられた二・八独立宣言。三・一朝鮮独立運動の「前史」「導火線」としてだけでなく、東京に居住していた朝鮮人・中国人・台湾人の留学生と在日朝鮮人・日本人が関わった東アジア近代史上の意義の発掘する野心的な試み。
"【取り寄せ】東アジアのなかの二・八独立宣言 若者たちの出会いと夢" の最低購入数は 1 です.
大陸を制覇したものの、古代ローマに追われ、ウェールズ、スコットランド、アイルランドに渡り、現在に至るまで受け継がれて残るケルト文化。「ヨーロッパ史としてのケルト」を歴史的経緯とともに、地理的、地政学的な見地も含め、生活様式・宗教・神話・美術・文学など、多方面から詳細に解説した、ケルト文化を知る為の決定版!!
"【取り寄せ】ケルト全史" の最低購入数は 1 です.
アメリカの世界覇権が陰りを見せるなか、欧州で主導権を握り、存在感を増すドイツ。しかし英仏など周辺国からの反撥は根強い。そこには経済をはじめとする国力の強大化への警戒感だけでなく、放漫財政を指弾し、難民引き受けや環境保護を迫るなど、他国にも西欧的=「普遍」的価値観に照らして「正しい」ことを求めるドイツの姿勢がある。二千年にわたる歴史を繙き、ドイツはいかにしてドイツとなったのかをさぐる。
"【取り寄せ】中公新書 ドイツ・ナショナリズム 「普遍」対「固有」の二千年史" の最低購入数は 1 です.
変化に富む自然環境、多様な民族と文化の坩堝の中で育まれた栄光、没落、再生の歴史を多数図版と共に描き出した、スペイン史決定版。
"【取り寄せ】ふくろうの本 図説スペインの歴史" の最低購入数は 1 です.
「ジプシー」と呼ばれ、現代に至るまで様々な迫害を受け続けてきたロマ族。ナチスドイツにより虐殺されたこともあまり語られていない。それはなぜなのか? ヨーロッパの歴史を繙きつつ、ロマ族の文化やその文化のためにヨーロッパにおいてどのように遇されてきたのかを丹念に解き明かす。多文化は共存できるのか。歴史を丹念に読み解くことにより、これからの社会のあるべき姿の可能性を探った渾身の書。
"【取り寄せ】大ドイツの夢と流浪の民ロマ族 共存の可能性" の最低購入数は 1 です.
今日われわれが置かれている世界を「現代」という一つの枠組みととらえ、その枠組みを相対化することを試みている。その際の手がかりをつかむきっかけとして、中世ヨーロッパ社会を対象としている。今回は、中世ヨーロッパにおける時空間把握の問題を、旅と巡礼を中心とする「移動」の観点からみた。
"【取り寄せ】中世ヨーロッパの時空間移動" の最低購入数は 1 です.
広島大学ヨーロッパ中世研究会の、数年来の「中世ヨーロッパ文化の多元性」に関する共同研究の一環。「中世ヨーロッパにおける愛の諸相」という課題に取り組み、「女と男」に焦点をあててその成果をとりまとめ、シリーズの第7集として刊行。
"【取り寄せ】中世ヨーロッパにおける女と男" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】中世ヨーロッパにおける伝統と刷新" の最低購入数は 1 です.
哲学・歴史・文学に見る祝宴の様相と内実
"【取り寄せ】中世ヨーロッパの祝宴" の最低購入数は 1 です.
モンゴル帝国の侵攻はヨーロッパを震撼させ、その世界像に転換を迫った。当時、東方に派遣された修道士や商人たちは何を見、どのように記録したのか。ルブルクやマルコ・ポーロ、ハイトンらの旅行記から、書簡、教会壁画、世界地図まで全15編を原典から翻訳集成し、ヨーロッパによるアジア認識の展開をたどる。
"【取り寄せ】原典 中世ヨーロッパ東方記" の最低購入数は 1 です.
フランスを主戦場として英仏王家が攻防を繰り広げた百年戦争(一三三七~一四五三)。イングランドの大陸領をめぐる積年の対立に、フランス王位継承権争いが絡んで勃発した。当初イングランドが優勢だったが、ジャンヌ・ダルクによるオルレアン解放後、フランスが巻き返して勝利する。戦乱を経て、英仏双方で国民意識はどのように生まれたか。ヨーロッパ中世に終止符を打った戦争の全貌を描き、その歴史的意義を解明する。
"【取り寄せ】中公新書 百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い" の最低購入数は 1 です.
5世紀から16世紀まで、一千年を超える中世ヨーロッパの文化と社会の概念史。時間、空間を皮切りに、身体、集団、男女関係、生産と分配、戦争、思考、情報伝達、秩序等の多岐にわたって、中世の人々が抱いた概念はいかなるもので、それはどのように変容していったのか、先行研究を踏まえ、批判的に検討しつつ分析した「中世を理解する」ための大著。豊富な図版を収録し、詳細な原注・参考文献・索引を付す
"【取り寄せ】中世ヨーロッパの文化 叢書・ウニベルシタス" の最低購入数は 1 です.
中世ヨーロッパは古代ローマとイタリア・ルネサンスに挟まれた暗黒時代だった?狡猾なカトリック教会の言いなりで、迷信を好んで科学を拒み、野蛮で不潔だった?それとも、騎士が華麗に戦い、魔法と妖精が出てくるおとぎの世界?本書は中世ヨーロッパに関する11のフィクションをとりあげ、私たちの中世観がどのように作られてきたのか、実際どうだったのかを、豊富な一次史料とともに提示する。
"【取り寄せ】中世ヨーロッパ ファクトとフィクション" の最低購入数は 1 です.
中世ヨーロッパではいかなるつながりによって政治的な集団は形成され、統治システムが構築されたのか。言語や宗教、そして文化としても多様な人びとがそれぞれの方法で領域を統治し、継承してきたその実態を分析し比較する。多元的な構造のなかで統治の技術が磨かれ実践された諸相を解明する。
"【取り寄せ】中世ヨーロッパの政治的結合体 統治の諸相と比較" の最低購入数は 1 です.
西洋史上の画期をなすピピンの即位とカールの皇帝戴冠。彼らの血を引く王たちの覇権争いの下、中世世界は本格的に姿を現す。「自由なる民」の興亡をたどる初の通史の最終巻。本巻では、王権の動向を軸に、経済的・軍事的変革やキリスト教規範の浸透、新勢力の台頭を世界史的視座から見届ける。
"【取り寄せ】フランク史3 カロリング朝の達成" の最低購入数は 1 です.
「軍閥王」が建設した「自由なる民」の王国は、度重なる分裂と統合を経て何を欧州にもたらしたのか。第一人者による初の本格的通史の第2巻。本巻では世界史の新局面のなか、初代王の征服と受洗から司教座・貴族・宮廷権力の形成まで、海を跨いだ交流を視野にダイナミックに描く。
"【取り寄せ】フランク史2 メロヴィング朝の模索" の最低購入数は 1 です.
ヨーロッパのもう一つの起源――。欧州はギリシア・ローマからまっすぐに生まれたのではない。世界システムの大変動後、遠隔地交易、ローマ帝国との対抗、民族移動などを経て誕生した、500年にわたるフランク国家。「自由なる民」の淵源から王朝断絶までをたどる初めての通史。本巻では、初代王にいたる波乱の歴史を描く。
"【取り寄せ】フランク史1 クローヴィス以前" の最低購入数は 1 です.
ヨーロッパの「歴史(ヒストリア)」は、ヘロドトス以来、時代の個性、雰囲気を豊かに表現し、文学としてもそれなりの質と量を誇る一ジャンルを形成していた。今日の歴史書は、実証的側面が決定的に重要な「歴史学」の産物となり、読物としての「おもしろさ」の方は「文学」という別のジャンルにゆだねてしまった観がある。しかしわれわれは、かつて「歴史」がそのオリジンにおいて「おもしろい読み物」でもあったことを忘れてはなるまい。 ローマ帝国滅亡以来一世紀、混沌としたガリアの地に政治的統一をもたらしつつあったのはゲルマン人の一派、フランク人であった。この治安の悪い不安定な時代、おびただしい人物を登場させて自分の生きた社会を活写したひとりの歴史作家がいた。自らトゥールの司教としてフランク諸王からも一目おかれたグレゴリウスである。 古来『フランク史』の名で知られた彼の書物は、六世紀のガリアを、従って草創期のヨーロッパを知る最も重要な資料として今日の「歴史学」の宝庫と言ってよい存在なのであるが、一九世紀までは多くの愛好家を魅了してやまない、「フランス文学史」の中に確固たる地位を占める名作のひとつと見做されていた。 その独自の魅力を日本の読者に伝えたい思いから本書を翻訳出版して以来既に十年以上の時間が経った。今回新訂を機に久しぶりに全文を読み返し、スピード感あふれるグレゴリウスの筆力、登場人物たちの要点を捉えた会話の迫力に、訳者は以前同様、圧倒された。作者自ら「田舎臭い」と呼ぶ彼の作品は、ギリシア・ローマの古典とは異なった時代の個性をしっかりと表現している。 「歴史(ヒストリア)」と「物語(ヒストリア)」がかつて一体のものであったことは洋の東西を問わない。本書がヨーロッパを知る上で必須不可欠の書物であるとの認識が日本でも広まることは訳者の大きな喜びである。新訂にあたり誤記を改め、若干の表現に変更を加えた。(すぎもと・まさとし)
"【取り寄せ】新訂 フランク史 一〇巻の歴史" の最低購入数は 1 です.
十六世紀に日本にもたらされたキリスト教とヨーロッパの文化・思想は、既存の文化や思想にどのようなインパクトをもたらしたのか。日本のキリシタン禁制はどのように始まり、どのように終わったのか。中国や朝鮮、東南アジアの布教はどのように展開し、日本布教とどう関わったのか。東アジア世界におけるキリシタンをめぐる異文化の融合と摩擦の問題を、内外の一次史料を用いて日本史・東洋史・西洋史・科学史・思想史・言語学の各方面から検討し、中世末期から近世期の新たな時代像の構築を目指す。
"【取り寄せ】近世日本のキリシタンと異文化交流" の最低購入数は 1 です.
西洋中世世界のジェンダー構造について、とりわけキリスト教における性の観念に注目し、男装と女装、レイプ・売春、マスキュリニティ(男性性)といった観点から、一般読者にもわかりやすい語り口で詳述する。現代のジェンダー問題への示唆にも富む一冊。
"【取り寄せ】ヨーロッパ中世のジェンダー問題 異性装・セクシュアリティ・男性性 世界人権問題叢書115" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】近代日本の戦争と教会 日本基督教団四谷教会史" の最低購入数は 1 です.
後世の歴史家が語るところによれば、古代ギリシア・ローマ時代の人びとの暮らしはたいそう過酷なものであった。蛮族の侵略や帝国による重税、身の毛もよだつような疫病の蔓延に市井の人びとは疲れ果て、癒しと救いを求めていた。ローマ帝国である新興宗教が広まると、何かが変わりはじめた。やがてその宗教が帝国の国教になると、熱狂的な信仰者たちは古代の神々の彫像や神殿を打ち壊しはじめた。「異教徒」の手による文学や哲学、さらには科学の本までが薪の上で燃やされ、その攻撃の対象が異教徒そのものになるまで、それほど時間はかからなかった。キリスト教を信仰した最初の皇帝・コンスタンティヌス一世、徹底して信仰者に純潔を求めたアウグスティヌス、誰よりも厳格に神の法を執行したシェヌーテ。それぞれの方法で教義を貫く者たちが躍動し、歴史は<キリスト教の勝利>へと動いてゆく。新興宗教にすぎなかったキリスト教は、いかにして古代世界の教義を消滅させ、「たった一つの真の信仰」が支持される時代を招いたのか? ローマからアレクサンドリア、シリア砂漠からアテナイへ――読む者を地中海じゅうに誘いながら、破壊と殺戮に彩られた「暗黒の世紀」を追う、衝撃の歴史ドキュメンタリー。
"【取り寄せ】信じる者は破壊せよ 古代ギリシア・ローマ、キリスト教が招いた暗黒の世紀" の最低購入数は 1 です.
清朝最末期の1873年から1889年にかけて、広東省東部の潮州・汕頭地区で活動したアメリカ人女性宣教師フィールドが、中国の女性から聞き取った暮らしのようす。農作業や機織り、婚約・結婚の具体的な段取り、間引きや子どもを売る習慣、纏足の痛み、占いや祈禱、そして「ほんとうの神」との出会い……。フィールドの穏やかな筆致には、中国の女性にたいする深い共感がにじみ出ている。
"私がクリスチャンになるまで 清末中国の女性とその暮らし" の最低購入数は 1 です.
"韓国教会とカルヴィニズム" の最低購入数は 1 です.
厚い信任を受けたポルトガル人宣教師の見た織田信長の素顔。一五六八年、初めての謁見の様子から、安土築城、八二年の本能寺の変、直後の明智光秀の死まで。戦国日本の第一級史料「日本史」から信長に関する章を訳出し、詳細な訳注と解説を加えた。文庫化にあたり新たに人名索引を付す。
"中公文庫 回想の織田信長 フロイス「日本史」より" の最低購入数は 1 です.
現代の人種的・宗教的対立緩和へのヒントを探る-レコンキスタによるトレド奪回後、多宗教・多民族・多文化が織りなす中世盛期スペイン奇蹟の200年!宗教・民族の違いをのりこえて、学術上の翻訳から商工業・農業・建築etc.まで協力し合った中世トレドの姿を物語る。
"【取り寄せ】古都トレド 異教徒・異民族共存の街" の最低購入数は 1 です.
イスラム勢力からイベリア半島を回復しアラゴン法典を整備したアラゴン・カタルーニャの王ジャウメ一世(1208~1276)の自伝的年代記.歴史書かつカタルーニャ語文学の嚆矢である本書は,生き生きとした合戦の描写に思わず手に汗握る軍記物語でもある.訳者による詳細な解題と関連資料を付す.
"【取り寄せ】征服王ジャウメ一世勲功録 レコンキスタ軍記を読む" の最低購入数は 1 です.
従来の「レコンキスタ」史観とも、近年の「共存と寛容のスペイン」とも異なる、「境域社会」の相互交流や紛争解決の様相を浮き彫りにし、実体を究めた画期的研究!中世スペインは、異教徒同士の血なまぐさい戦争の舞台であったのか? あるいは宗教的寛容が花開く理想郷であったのか? しかし実像は、これまでの「レコンキスタ」史観とも、あるいは近年強調される「共存と寛容のスペイン」イメージとも異なる。フロンティア(「境域」)社会の相互交流や、紛争解決の様相を明快に浮き彫りにしていく本書から、キリスト教やイスラームという宗教・文化的な違いを超えた人間どうしの生き様が浮かび上がってくる。
"【取り寄せ】レコンキスタの実像 中世後期カスティーリャ・グラナダ間における戦争と平和" の最低購入数は 1 です.
レコンキスタ―800年に渡るイスラームとの接触と対峙―は、スペインの政治と社会にどのような性格を与えたのか。19世紀末からの、スペイン学界、またフランス学界や英米学界における中世スペイン史の研究動向を網羅的・批判的に検討し、レコンキスタが最も激しさを増した12世紀を中心に、「グレゴリウス改革の影響」「王権と司教座」「王権と騎士修道会」「教会領主と農民」「教会とイスラーム教徒住民」など、多様な論点から史料に基づいて解き明かす。中世のスペインでは、アストゥリアス王国やその後身のカスティーリャ・レオン王国、ナバラ王国や後ウマイヤ朝、ムラービト朝やムワッヒド朝など、国家が目まぐるしく興亡した。本書では、特にアラゴン連合王国の事例を中心軸に据えることで、キリスト教勢力とイスラーム教勢力のパワーバランスの変動などスペイン全体の大きな歴史的流れの把握を可能にし、またアラゴン連合王国との比較や対照を通じ、それぞれの国家の歴史的個性を浮き彫りにする。さらに、これまで論じられることの少なかった、地中海圏におけるローマ帝国やカロリング朝の政治文化面での影響、中世のスペインとフランス王や南フランスの諸領邦、またイタリア諸都市やローマ教皇との関係といった事象も俎上に載せる。中世のラテン=カトリック世界におけるスペインの位置づけ、また中世の地中海世界が有した特徴についても、新たな知見を提供する。
"【取り寄せ】レコンキスタと国家形成 アラゴン連合王国における王権と教会" の最低購入数は 1 です.
"【取り寄せ】北欧中世史の研究 サガ・戦争・共同体" の最低購入数は 1 です.
夭逝後「世界の驚異」と呼ばれたオットー三世はわずか6年の在位の内に,普遍的・超国家的な神聖ローマ帝国から,キリスト教帝国への再編・統合に向かった!!
"【取り寄せ】刀水歴史全書94 紀元千年の皇帝 オットー三世とその時代" の最低購入数は 1 です.
中部ヨーロッパとイタリア地域にまたがる「帝国」において,かつてのローマ帝国と異なって,中央集権的な統治が困難だったのは,いかなる理由によるものなのか。そもそも「神聖ローマ帝国」と呼ばれる存在とは一体何だったのか。フランスやイギリスと比べて,ドイツでは中世を経過するなかで中央権力が弱体化していったのはなぜか。中世後期以降の領邦国家体制と近代におけるドイツ統一問題とも密接に関わる神聖ローマ帝国(中世ドイツ帝国)の実体を探る。
"【取り寄せ】神聖ローマ帝国 ドイツ王が支配した帝国 世界史の鏡 国家7" の最低購入数は 1 です.
スペインにおけるユダヤ人の歴史を古代から近世までたどり,キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の長期に亘る共存を通して相互に保たれていた寛容が,不寛容に変わる転換過程を分析する
"【取り寄せ】スペイン・ユダヤ民族史 寛容から不寛容へいたる道 人間科学叢書37" の最低購入数は 1 です.
ヨーロッパの歴史の中核にはキリスト教があると主張して、教会と教義を具体的に追求し、おのずと思想・信仰と教会、政治と権力が織りなすイギリス史の中枢が現われる。キリスト教哲学の碩学によるほとんど唯一の書下し。
"イギリス教会史 人間科学叢書13" の最低購入数は 1 です.
中世ヨーロッパ各地で多様な形で出現し,「多面鏡に映るがごとくに」異なる像を形成してきた近代に至るまでの「封建制」概念に迫る
"【取り寄せ】封建制の多面鏡 「封」と「家臣制」の結合" の最低購入数は 1 です.
パリ外国宣教会の若き神父たちが奄美・沖縄にかけた巨大な努力の記録
日本の鎖国が解かれてからも、キリスト教はなお宣教が許されなかった。沖縄での孤立と島人に溶け込んでいった奄美での日々。多くの仲間を病気や水難で失いながら、地震の被害の中でも住民に手をさしのべつづけた神父たち。 在日50年を越え、長崎の崎津教会の墓地に眠るハルブ神父が大正期に書きとめた、初期奄美・沖縄のカトリック宣教の情景が、いま生き生きとよみがえる。
(帯より)
"奄美・沖縄 カトリック宣教史 パリ外国宣教会の足跡" の最低購入数は 1 です.
そもそも宗教とは何かと問いつつ、一神教の歩みを辿る宗教思想史講義。古代ユダヤ社会における一神教発生から、キリスト教の展開、ローマ帝国の興亡、イスラム教の形成、十字軍までを描く上巻。
"河出新書 一神教全史 上 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の起源と興亡" の最低購入数は 1 です.
そもそも宗教とは何かと問いつつ、一神教の歩みを辿る宗教思想史講義。スコラ学から、宗教改革、近代国家の形成、アメリカ合衆国成立、ナチズムの世界観、イスラム主義の興隆までを描く下巻。
"河出新書 一神教全史 下 中世社会の終焉と近代国家の誕生" の最低購入数は 1 です.
アルメイダは、1525年、ポルトガルのリスボンに生まれ、1583年、熊本県天草市河内浦で没した宣教師である。医師として治療にあたる一方で病院をつくり社会福祉への取り組みにも務めたことでも知られる。医師、貿易商人、神父としての彼の足跡をたどり、現地の調査、当時のアルメイダの書簡、さらに同時代のイエズス会士たち(フロイス、トルレス、カブラル、ヴァリニャーノ)の書簡・報告書も援用しながら、様々な顔をもつアルメイダの生涯を描いた労作‼巻末の著者作成の詳細なアルメイダを中心にした〈年譜〉が充実している。
"【取り寄せ】アルメイダ神父とその時代" の最低購入数は 1 です.
"世界史リブレット イエズス会と中国知識人" の最低購入数は 1 です.
15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアにまで勢力を広げました。本書は史料を通じて、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗らとヨーロッパ列強との虚々実々の駆け引きを再現します。秀吉はなぜ朝鮮出兵したのか、家康はなぜ鎖国へ転じたのか、政宗はなぜ遣欧使節を送ったのか、そして日本が植民地にならなかった理由は――。日本史と世界史の接点に描かれるダイナミックな歴史像がここにあります。
"【取り寄せ】中公新書 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略" の最低購入数は 1 です.
九州の大分市で戦国大名大友氏の館跡が発見されてから20年。文献史学・考古学を専攻する16名の執筆者が、これまでの発掘調査の軌跡と大友氏の権力構造解明に関する学際的研究の到達点を、大名居館論、権力論、領国論の3つの論点から検討した注目の論文集。キリシタン大名として積極的に海外との交易を行い、繁栄を極めた大友氏の実像に迫る。
"【取り寄せ】戦国大名大友氏の館と権力" の最低購入数は 1 です.
イギリス人作家のスウィフトはなぜ、『ガリバー旅行記』(1726刊)に、日本の踏み絵とオランダ人の話を登場させたのか。
あの夏目漱石も愛読し、誰もが知っている『ガリバー旅行記』に、踏み絵とオランダ人の話が出てくることはあまり知られていない。漱石もその〈第3篇〉は正当に評価していない。全4篇からなる『ガリバー旅行記』の中で、特異な構成をもつこの〈第3篇〉に注目し、18世紀の江戸期(鎖国)日本とオランダの交易の実態、さらにイギリス・ポルトガル・スペイン各国間の外交覇権争いを多角的に描く異色の歴史書。
"【取り寄せ】踏み絵とガリバー 鎖国日本をめぐるオランダとイギリス" の最低購入数は 1 です.
戦国時代末期の1571年、長崎開港がもたらした、西洋とのファーストコンタクトから鎖国への道の1世紀をたどる労作です。1550年前後から1650年前後の100年間は、日本と世界にとって非常に重要な時期にあたります。南蛮人(ポルトガル人)が貿易相手として活躍した時代で、西洋の絹製品と日本の銀との交易、さらにキリスト教の布教とがセットになって国内を流通しました。秀吉から徳川へ政権が移り、禁教令、鎖国令が出される中で最後の南蛮通詞(通訳)の西吉兵衛の実像も浮き彫りにします。
"【取り寄せ】絹と十字架 長崎開港から鎖国まで" の最低購入数は 1 です.
戦国時代の日本国内に、「奴隷」とされた人々が多数存在し、ポルトガル人が海外に連れ出していたことは知られていた。しかし、その実態は不明であり、省みられることもほとんどなかった。ところが近年、三人の日本人奴隷がメキシコに渡っていたことを示す史料が見つかった。「ユダヤ教徒」のポルトガル人に対する異端審問記録に彼らに関する記述が含まれていたのだ。アジアにおける人身売買はどのようなものだったのか。世界の海に展開したヨーロッパ勢力の動きを背景に、名もなき人々が送った人生から、大航海時代のもう一つの相貌が浮かび上がる。
増補にあたっては、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって大量に連行された朝鮮人捕虜、その捕虜たちの扱いに直面したイエズス会、さらに、長崎に連れて来られたアフリカ人奴隷など、アジアにおける奴隷貿易の実態をさらに深く紹介する。
"【取り寄せ】中公選書 大航海時代の日本人奴隷 増補新版" の最低購入数は 1 です.
歴史を動かしたのは宗教改革でもルネサンスでもなく、グローバル商人だった⁉欧州、新大陸、日本と、世界史が一つにつながった時代。
"【取り寄せ】文春新書 16世紀「世界史」のはじまり" の最低購入数は 1 です.
開封のユダヤ人の興隆と衰退の歴史
著者のライフワークであるディアスポラ・ユダヤ人の軌跡を追う研究の集大成。開封のユダヤ人を「発見」し、ローマに伝えた宣教師マッテオ・リッチの晩年に関する補論を加えた増補版。
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ヨーロッパに繁栄をもたらしたのは、ユダヤ人など、迫害され、祖国を追われた人々だった。歴史の皮肉を描く、逆転の経済史。
"【取り寄せ】迫害された移民の経済史 ヨーロッパ覇権、影の主役" の最低購入数は 1 です.
近年、「江戸時代に鎖国はなかった」という説が唱えられているが、そもそも「鎖国」がなければ、明治維新による「開国」もなかったはずである。「鎖国」を理解しなければ「中世から近世」「近世から近代」という日本史の流れは理解できないのである。本書は、カトリック国(スペイン・ポルトガル)とプロテスタント国(イギリス・オランダ)の宗教的対立や植民地進出による経済圏拡大といった世界情勢の中で、当時の日本が置かれた状況がいかなるものであり、その振る舞いが後の日本へどう影響を与えたかを読み解くことで、鎖国の本質に新たな光を当てるものである。今日の世界が陥っている宗教間の紛争や反グローバリズムへの回帰などの諸問題に、どう対処していくべきかの指針ともなる一冊。
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大航海時代は「真珠の時代」でもあった!
16世紀のヨーロッパでは真珠ブームが起こっていた。真珠を求めて海外に進出したスペイン・ポルトガル勢力は、南米では奴隷制水産業を発展させ、インドではザビエルらイエズス会が真珠採り潜水夫を囲い込んだ。――真珠から見えてくる驚きの世界史。
高価で希少な商品である真珠を通して、大航海時代を考察する。真珠の生産と希求・流通について論じ、世界経済や社会に与えた影響を論じるグローバル・ヒストリー。
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待望の正教布教の通史、ついに刊行
1861年に宣教師ニコライが函館に渡来して始まった日本正教会。20世紀の幾多の苦難をも乗り越え、正教会の正当な教理と伝統を守り、伝えてきた160年あまりの歴史を、最新の一次資料をもとに描いた画期的労作。
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