戦時中「少国民」として軍事教育を受け、戦後、価値観の大変革で何も信じられなくなった「万年反抗期」のふたりが、どのように平和を愛する者に変わっていったか。人生を振り返りながら、未来へのメッセージを語る。
数百万のアフガン難民が流入するパキスタン・ペシャワールの地で、1984年以来現地スタッフと共にらい(ハンセン病)患者と難民の診療に従事する日本人医師が、高度消費社会に生きる羅針盤を失った私たち日本人に向けて放った、痛烈なメッセージ
【目次】
序章 ティリチ・ミールの白峰1 らいの仕事へ2 小さなオアシス3 病棟にて4 出会い5 アフガニスタンの内乱6 難民キャンプへ7 「トウキョウ」を撃て8 湾岸戦争増補版あとがき──氷河の流れの如く
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新教出版社創立70年記念講演会」で語られたもの。来聴者の熱心な要望に応えて冊子化しました。信仰告白によってナチズムと闘った教会から、現代の私たちは何を学ぶことができるのか。ドイツ教会闘争の研究に半生をかけてきた著者の熱い思いが伝わる講演録。【目次より】1 ヴァイマル憲法からナチ憲法体制へ2 ナチ宗教政策とドイツ教会闘争3 バルメン宣言の神学的基本線4 バルメン宣言の政治倫理 ――第五テーゼの政治学的分析5 バルメン宣言と私たち ――時代史的制約を越えて資料 バルメン宣言
"バルメン宣言の政治学" の最低購入数は 1 です.
日本の国際政治研究からほぼ捨象されてきたキリスト教という要素を、バチカンと国際規範や国際機構との関わりという観点から見直し、そのダイナミックな国際社会へのインパクトを俯瞰する。
【目次】 序章 バチカンと国際政治 第1章 第一次世界大戦前夜から戦間期まで――国際的中立宣言と大戦への関与 第2章 戦間期から国連設立まで――バチカンの主権回復と国際関係 第3章 バチカンと国際労働機関 第4章 バチカンと世界プロテスタント教会協議会 第5章 バチカンのリアリズム外交――欧州安全保障政策との関係 第6章 冷戦終結――ヨハネ・パウロ二世と欧州の安全保障協力 第7章 教皇フランシスコの闘い 終章 バチカンと国際機関・組織――宗教と国際政治研究の意義
"ハンナの戦争" の最低購入数は 1 です.
"ハヤトロギアとエヒイェロギア 「アウシュヴィッツ」「FUKUSHIMA」以後の思想の可能性" の最低購入数は 1 です.
神学者は「告白的状況」に立って、命を懸けて闘わなければならない!
アフガニスタンの山岳地帯の村々に診療所建設を展開するひとりの日本人医師が、現地との軋轢、日本人ボランティアの挫折、自らの内面の検証等、血の噴き出す苦闘を通してニッポンとは何か、「国際化」とは何かを根底的に問い直す渾身のメッセージ
序章 よみがえる渓谷の村1 JAMS発足をめぐって2 JAMSの人間模様3 ダラエ・ヌールへの道4 アフガニスタンに診療所開設5 患者たちの光と影6 「国際貢献論」台頭の中で7 流竄録8 JAMSの試練終章 渓谷の村で
武力ではなく、愛と祈りによる紛争解決をもとめて
パレスチナに生まれ難民となったアラブ人司祭が発信する、パレスチナ人もイスラエル人も含めすべての人を抑圧と差別から解放し、正義に基づく平和を実現させる道。
軍事基地がもたらす命の軽視に抗う思いから、キリスト者が立ち上がり、ゲート前で非暴力の基であるゴスペルの歌をもって始まった会。沖縄に呼応して全国各地に広がりを見せているこの六年の歩みを綴る。書き込まれたブログや、集会記録、参加者の声も合わせ、基地のない平和な世界を祈り求める。
"クロムビの歌を聴け 済州・江汀村を守る平和の流刑者たち" の最低購入数は 1 です.
"クリスチャンとして「憲法」を考える オンデマンド版" の最低購入数は 1 です.
ウクライナ・キーウの月は、わたしたちが見上げている月と同じ月。世界的作家・ロダーリの絵本を、ウクライナ救援のために緊急出版。
"キリスト教平和学事典" の最低購入数は 1 です.
"キリスト教とホロコースト 教会はいかに加担し、いかに闘ったか" の最低購入数は 1 です.
"キリストの平和" の最低購入数は 1 です.
"カトリック教会の戦争責任" の最低購入数は 1 です.
"カトリック教会と沖縄戦 平和への決意の実行を祈りつつ" の最低購入数は 1 です.
2019 年12 月4日、中村哲医師は支援先のアフガニスタンで凶弾に倒れました。この本は、中村さんに助けてもらったことを後世に語り継ぐために、アフガニスタンで出版された2冊の絵本、『カカ・ムラド ~ナカムラのおじさん』と『カカ・ムラドと魔法の小箱』に解説を加えてまとめたものです。『カカ・ムラド~ナカムラのおじさん』は、中村さんがアフガニスタンで行ってきたこと、事実をもとに描かれた創作です。『カカ・ムラドと魔法の小箱』は、作者のイメージする中村さんが登場するファンタジーです。 診療所を建てて病気を治したり、日照りが続いて乾いてしまった土地に水をひいて緑に変えたり――。中村哲医師の志を受け取ったアフガニスタンの人々の思い、またアフガニスタンに寄せられた日本からの思い、2つの思いがひとつの形になった1冊です。
2000年の歴史をひも解く
誕生間もないキリスト教が最初に伝えられ、宣教の中心地でもあったエジプト、シリア、イラク、トルコなどにおいて、最近キリスト教会の迫害が目立っている。
ところが、なぜか一部を除いて、マスコミもその悲惨な状況を報道しない。
いまこそ世界のキリスト教徒が教派を超え、一致して声をあげる時ではなかろうか。
石が叫びだすまで、われわれは沈黙していて良いのだろうか。
中東やアフリカの地に残されている尊いキリスト教信仰の霊的・物的遺産を大切にし、彼らに対する迫害が止み、平和な世界が訪れることを願わずにはいられない。(「訳者あとがき」より)
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イエスは政治的権威に服従せよと教えたのか、抵抗せよと説いたのか? 同じ聖書を信じる人びとが、「正義の戦争」と「平和主義」に分かれてしまうのはなぜか? 愛を説くイエスの教えを信奉する人びとが、なぜ戦争に走り、罪なき人びとを殺戮するのか?自国ファーストの排他的風潮が国々を覆いつつあるいま、社会問題と向き合う敬虔な神学者サイダーが、この重大な問題に新たな聖書の光を当てる。クリスチャンにとってはもちろんのこと、そうでない人にとっても、戦争と平和の問題を考えるうえで見逃すことのできない論考。