哲学・思想・倫理

2,200  (税込) (税抜 2,000 )
9784400407508, 新教出版社, 新教出版社編集部:編

東京オリンピック・大阪万博 さようなら!

東京オリンピック・大阪万博は、「一つの言葉」によってひとびとを統治する「現代のバベルの塔」だ! 従来は神に対するひとの傲慢をいましめる道徳訓として読まれてきた「バベルの塔」を、文明・植民地支配からの解放の物語として読みなおすとき、その現在形として現れるのが2020東京オリンピック・2025大阪万博である。いま大注目の月刊誌『福音と世界』の2019年8月号特集を大幅増補した本書は、パンデミック下の情勢にも完全対応。解放の神学、科学技術史、ジェンダー、アクティビズムなどの視点による9つのテキストと著者3名のトークにより、その統治から離脱しようとするたたかいの書である。


【おもな目次】

混乱(バラル)の民として生きる――オリンピック・万博に反対する解放の神学  有住航

生活againstオリンピック――路上のアーティスト・いちむらみさこの見た景色  いちむらみさこ

参加しない勇気――大阪万博をめぐる断片的省察  酒井隆史

〈トークセッション〉バベルの塔なき世界へ  有住航×いちむらみさこ×酒井隆史

「「古代の廃墟」としての近代」の廃墟――ボイコット2020‐2021  入江公康

オリンピックとカジノ万博は現代のバベルの塔か?――科学技術とプロテスタンティズムの倫理  塚原東吾

その輝きには要注意!――「参加」することに意義はあるのか?  田中東子

ひとを線引きする――パラリンピックの歴史的変遷から  坂井めぐみ

Decolonize This!――オリンピックと植民地主義  井谷聡子

これは私のからだではない――モノとの新しい関係について  白石嘉治



1,980  (税込) (税抜 1,800 )
9784264041580, いのちのことば社, アンドリュー・マーリン:著 岡谷和作:訳

教会で傷ついた同性愛者たちのとの対話 福音派との断絶に橋はかけられるのか

「同性愛は罪」「聖書はゲイを禁じている」と信じてきたアメリカの福音派から提起された第三の視座。イエスの愛は同性愛コミュニティにどのように届くのか。福音の良い知らせとは何かを、現代の最も先鋭化した問題から考える。


2,200  (税込) (税抜 2,000 )
9784818410596, 日本キリスト教団出版局, 高山貞美/原敬子:編著

「環境」「いのち」に関する課題を神学、宣教学などの見地から考察

現代社会が抱える「環境」や「いのち」といった課題に対して、キリスト教はどのようなメッセージを発信できるのか。これまでキリスト教が歩んできた歴史を振り返りつつ、神学、キリスト教史、宣教学、環境、社会学等の分野から立体的に考察する一冊。


1,650  (税込) (税抜 1,500 )
9784909871145, ヨベル, フリッツ・ブーリ:著 岡田聡:訳

実存の哲学か、実存の神学か?

シュヴァイツァー、ヤスパースらから影響を受け、ブルトマン、バルトらとの対決のなか、自らの「哲学的神学」を形成したフリッツ・ブーリ。本邦初訳!

実存の哲学が、一般的な精神史の領域において、遂行しようとするものを、実存の神学は教会における自らの課題と見なしたい。自らの特殊な神学的伝承の土台にこのように自覚的に立脚することに関して、実存の神学は、やはり、自らが実存の神学であって実存の哲学ではないという主張を掲げる。(本書41頁より)

5,126  (税込) (税抜 4,660 )
9784764271340, 教文館, J.B.ラッセル:著 野村美紀子:訳

宗教改革から現代まで、すなわち、魔女や魔術の時代から、現代の最大の悪、核兵器まで、啓蒙主義やロマン主義の時代を間にはさんで、多彩な変容を見せたさまざまの悪魔像をたどる。

【目次】

第1章  悪

第2章  宗教改革以後の悪魔

第3章  二つの世界のあいだの悪魔

第4章  瀕死のサタン

第5章  ロマン派の悪魔

第6章  悪魔の影

第7章  戦争の時代の悪魔

第8章  神と悪魔

4,058  (税込) (税抜 3,689 )
9784764271227, 教文館, J.B.ラッセル:著 野村美紀子:訳

神の被造物であった天使が堕落して悪魔となったのはなぜか? キリストの救済が成就した後も悪の力が存在しているのはなぜか? 初代キリスト教教父の悪魔観を膨大な資料を渉猟して追跡。

【目次】

第1章  悪魔

第2章  使徒教父

第3章  弁証家とグノーシス主義者

第4章  人間の罪と贖罪――エイレナイオスとテルトゥリアヌス

第5章  憐みと永遠の罰――アレクサンドリア学派

第6章  二元論と荒野

第7章  サタンとアウグスティヌス

第8章  結論――こんにちのサタン

3,300  (税込) (税抜 3,000 )
9784764274419, 教文館, 森島豊

なぜ日本に人権思想は根付かないのか?

欧米と日本の人権理解の相違点はどこにあるのか? 日本国憲法第97条に謳われる「基本的人権」のルーツと受容の歴史を辿り、日本人が「人権思想」を理解できない問題点を浮き彫りにする。

10,450  (税込) (税抜 9,500 )
9784400407492, 新教出版社, ヴォルフガング・フーバー:著 宮田光雄:監修 佐藤司郎/木部尚志/小嶋大造:訳

人権の神学!

法はわれわれの全生活に浸透し影響を及ぼすが故に無視できない。だが教会法を除き、神学が法を真剣な考察の対象とすることは稀だった。本書は、法の神学的基礎を探り、「人権」を最重要価値と位置づけ、現代の法治国家のあるべき姿を論じた大著。そのテーマは正義論から行刑のあり方、動物の権利問題にまで及び、さながら21世紀の法倫理の百科全書の観を呈す。著者はキリスト教社会倫理の泰斗、ドイツ福音主義教会監督、またWCCの指導的神学者として活躍した。主著の待望の邦訳。

1,210  (税込) (税抜 1,100 )
9784909871060, ヨベル, 西谷幸介
日本人の究極の民族特性を〈母性原理社会〉と捉え、その核に〈母子の情愛〉があるとの洞察から論じられた新・日本人論。キリスト教教育に長年携わってきた著者が、いかなる宗教をも包摂してしまう巨大な価値観としての「日本教」の解析に挑む!...

1,210  (税込) (税抜 1,100 )
978499111540, NPO法人滝沢克己協会

休刊中の『思想のひろば』を通算第27号、第3期第1号としてここに復刊いたします。(「復刊の辞」より)


1,320  (税込) (税抜 1,200 )
9784907991586, 教友社, ウィリギス・イェーガー:著 八城圀衛:訳

「神性の無」とは何か

東西世界の霊操の道を双修することによって根源的実在の力動性である「神性の無」を体験した著者の深い思索、該博な知識と体験がこの一冊に凝縮される。

1,111  (税込) (税抜 1,010 )
9784003400791, 岩波書店, ジョン・ロック:著 加藤節:訳

「啓示」宗教としてのキリスト教がもつ「理性」との適合性や両立可能性といった合‐理性的性格(「合理性」)を論じながらも、その「合理性」を支えるものとしてイエス・キリストの「神的権威」への「信仰」を強調する、ロック晩年の重要作。その後の理神論への道を開いた、ヨーロッパの宗教思想史を語るうえで不可欠の書。1695年刊。


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784582768893, 平凡社, 上智大学中世思想研究所:編訳/監修
スコラ学の進展に伴う学知と信仰のさらなる純化・乖離の中、新たな神秘霊性の探求に向かう中世末期の思潮。マイスター・エックハルト、クザーヌスらドイツ神秘思想を軸にその諸相を。

愛する者と愛された者についての書(ライムンドゥス・ルルス)
至福直観について(フライベルクのディートリヒ)
集会の書(シラ書)二四章二三‐三一節についての説教と講解(マイスター・エックハルト)
能動知性と可能知性について(グリュンディヒのエックハルト)
永遠の知恵の書(ハインリヒ・ゾイゼ)
説教集(ヨハネス・タウラー)
神秘神学(ジャン・ジェルソン)
先行する諸著作における主要な困難についての必要最小限の解決(カルトゥジア会のディオニュシウス)
信仰の平和(ニコラウス・クザーヌス)
テオリアの最高段階について(ニコラウス・クザーヌス)

5,500  (税込) (税抜 5,000 )
9784862853097, 知泉書館, 古舘恵介:著

トマスの「エッセ」(存在)について,研究が遅れていたトマスのアリストテレス註解書『命題論註解』と『形而上学註解』を検討し新たな解釈を提示する。

エッセの定動詞estや派生語の「エンス」(存在するもの),「エッセンチア」について,『神学大全』や『真理論』などとアリストテレス註解書を照合し,それぞれの概念の意味を考察するとともに,「エッセ」が「存在」だけでは捉えられないことを明らかにする。

第1章では19世紀末から現代までの「エッセ」をめぐるジルソンやファブロ,ロッツなどの議論を踏まえた研究史を検討する。トマスの「エッセ」に関心をもつ読者にとって格好の手引きとなろう。

第2章ではエッセの定動詞estがトマスのエッセ論の核心であり,estを「概念なき述語づけ」と解釈する。

第3章以降では,形而上学の主題である「エンス」を中心に考察される。トマスは,エンスが「エッセ的にも定義的にも質料に依存しない」と言うが,従来十分に論じられてこなかった,このエンスの非質料性とはいかなることかを検討する。
次にエンスを「知性が最初に最もよく知られたものとして捉えるもの」としたトマス自身のこの規定を検討し,人間の経験の根源に,具体的な経験に限定される以前の,普遍的な次元におけるエンスを見出し,そして人間の知性はそのような普遍的な次元におけるエンスに触れるというトマスの結論を踏まえ,エンスは「存在するもの」であるかが考察される。


6,050  (税込) (税抜 5,500 )
9784862853066, 知泉書館, 根占献一著
14世紀半ばから17世紀に及ぶルネサンス運動を特別な時代概念として歴史学の観点から探究する。 まずルネサンスとは何か,カトリック改革,宗教改革から見たルネサンスとは何かを検討する。...

"ルネサンス文化人の世界 人文主義・宗教改革・カトリック改革" の最低購入数は 1 です.


1,980  (税込) (税抜 1,800 )
9784480098634, 筑摩書房, 礒山雅
罪・死・救済を巡る人間ドラマを圧倒的なスケールで描いたバッハの傑作。テキストと音楽の両面から、秘められたメッセージを読み解く記念碑的名著。

1,485  (税込) (税抜 1,350 )
9784480099549, 筑摩書房, ジョン・ヒック:著/ 間瀬 啓允:訳/ 稲垣 久和:訳
古今東西の宗教の多様性と普遍性は、究極的実在に対する様々に異なるアプローチであり応答である。「宗教的多元主義」の立場から行う哲学的考察。

1,320  (税込) (税抜 1,200 )
9784907991579, 教友社, 越前喜六:編著

神からの求めに応じるために

時代が変わっても永遠であり続け、私たちが立ち返るべき拠り所である「知恵」を11人の求道者(ぐどうしゃ)が語る。

『祈り』『愛』『希望』『霊性』『癒し』に続くシリーズ6作目。


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784582768879, 平凡社, 上智大学中世思想研究所:編訳/監修

トマス・アクィナスによる哲学・神学・信仰の大統合から、ラテン・アヴェロエス主義の危機を経て、ドゥンス・スコトゥス、オッカムの剃刀と“新しい道”の切り拓くスコラ学の大転換。

ディオニュシウス神秘神学註解(アルベルトゥス・マグヌス)
聖書の勧めとその区分(トマス・アクィナス)
聖書の勧め(トマス・アクィナス)
知性の単一性について―アヴェロエス主義者たちに対する論駁(トマス・アクィナス)
最高善について(シュトラスブルクのウルリヒ)
一二七〇年の非難宣言/一二七七年の禁令(パリ司教エティエンヌ・タンピエ)
哲学者たちの誤謬(アエギディウス・ロマヌス)
第一原理についての論考(ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス)
未来の偶然事に関する神の予定と予知についての論考(ウィリアム・オッカム)
巻末エッセイ スコラ学と中世の説教(赤江雄一)


4,400  (税込) (税抜 4,000 )
9784862853035, 知泉書館, 谷隆一郎

 

「神」とか「キリスト」について,その意味を問うことは,一見宗教的で特殊な事柄のように思われる。しかしそれは時空を超えてすべての人に関わる問題である。このような立場から「ロゴス・キリストの受肉」「受難と復活」,そして「十字架による贖いと救い」といった問題を,「愛智の道行き」としての哲学の観点から「人間・自己の成立に関わる普遍的問題」として,素朴にかつ根源的に明らかにしようとする試みである。

問題を対象化して分析する一般的な方法は,問題の真相を隠してしまうことがある。著者は事柄が成立する原初的な場や意味そしてその機微を,当の場面に立ち帰り,キリストと直に触れ合った使徒や教父に寄り添いつつ,自らのこととして見つめていくことによって,その真実を問い披いてゆく。それにより使徒たちの生の変容や再生,さらに新しい人の誕生を闡明にする。
使徒とキリストとの霊的出会いは神の働き・霊により,否定・無化の働きはキリストと十字架の復活に由来するものであり,さらに証聖者マクシモスは十字架と復活の働きは,時と処を超えて「すべての今」に現前するとした。本書はこれらすべての問題の根底には神的エネルゲイア・プネウマの生動的な働きがあることを解明する。宗教と哲学を架橋する著者の到達点を示す貴重な一書である。

 


1,980  (税込) (税抜 1,800 )
9784393323847, 春秋社, 鈴木崇巨 著

トランプ大統領誕生の立役者にして米国政治のキャスティングボートを握る福音派とは何か。政治・社会的視点から語られがちな福音派をキリスト教の歴史と信仰に寄り添いつつ徹底解説。わすりやすい記述で、キリスト教入門としても秀逸。


3,520  (税込) (税抜 3,200 )
9784622088608, みすず書房, シモーヌ・ヴェイユ:著 冨原眞弓:訳

 愛着、嫉妬、競合、憎悪、無関心……人間同士の関係性を規定し、支配するものはなにか。人間の尊厳を奪い貶める不幸が、なぜこの世に存在するのか。純然な善たる神が、かくも無慈悲な必然に人間を向かわせるのはなぜなのか――
生前に一冊の著作として書きあげたものをほとんど持たないヴェイユ。ここに集められた断章の数々――折々に発表された記事、論考、書簡、カイエ(雑記帳)からの――は、その短く烈しい生涯のなかで、ヴェイユが感じ、考え、思考を醸成させていったさまを、いわば、なまのかたちで私たちの前にひろげみせてくれる。
読みの多層性をともない、つねに新たな層の発見とともに、世代を超えて手渡されてゆくであろう精選された断章の数々に、晩年に書かれた未完の戯曲『救われたヴェネツィア』からの抜粋、珠玉の詩篇も加え、シモーヌ・ヴェイユの言葉を一冊に。

[初版2003年11月25日発行]

 

目次


凡例
略号一覧

編訳者 序

I 自己と他者
II 神と必然
III 悪・不幸・十字架
IV 力と社会
V 正義と芸術

あとがき


3,410  (税込) (税抜 3,100 )
9784622088615, みすず書房, マックス・ヴェーバー:著 大塚久雄・生松敬三:訳

 〈近代ヨーロッパの文化世界に生を享けた者が普遍史的な諸問題を取扱おうとするばあい、彼は必然的に、そしてそれは当をえたことでもあるが、次のような問題の立て方をするであろう。いったい、どのような諸事情の連鎖が存在したために、他ならぬ西洋という地盤において、またそこにおいてのみ、普遍的な意義と妥当性をもつような発展傾向をとる文化的諸現象――少なくともわれわれはそう考えたがるのだが――が姿を現わすことになったのか、と。〉
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「古代ユダヤ教」などを含む、マックス・ヴェーバーの著書『宗教社会学論集』(全3巻)の第1巻から、その問題意識を明らかにした3論文を精選し、「儒教とピュウリタニズム」(「儒教と道教」の第8章)を付す。宗教意識との関係から資本主義の起源と歴史的限界を見通すための、広くて深い方法論。

[初版1972年10月25日発行]

 

目次


1 宗教社会学論集 序言
2 世界宗教の経済倫理 序論
3 世界宗教の経済倫理 中間考察
宗教的現世拒否の段階と方向に関する理論

付録 儒教とピュウリタニズム

訳者後記


1,870  (税込) (税抜 1,700 )
9784872321081, オリエンス宗教研究所, 伊能哲大:著

アッシジのフランシスコに関する最新の資料、研究に精通した著者が、現代の内外の思潮や世相と対峙し、フランシスコの生の現代的意義を問う。その実像から、わたしたちが今を生きるための知恵を読み解く意欲作。

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