哲学・思想・倫理

1,650  (税込) (税抜 1,500 )
9784838730704, マガジンハウス, ガエタノ・コンプリ

在日63年、神学者であり、哲学者でもある
89歳のイタリア人神父が、
これまでの知識を総結集して書き下ろし!


哲学を知ることは、生きやすくなること。

文科省が今後力を入れようとしている
道徳教育にも沿った内容。

教育関係者、必読。


著者が長年収集してきた、
ウィットに富んだイラストも収録。


7,700  (税込) (税抜 7,000 )
9784862853028, 知泉書館, 土橋茂樹

教父とは1,2世紀から8世紀にわたり,信仰と教説の正統性,その生涯の聖性,それと教会の公認を得た人たちである。キリスト教成立以降,キリスト教公認,それに続く神学論争を経て三一神の正統教義確立に至るまで,教父たちはどのような働きをしたのか。

第Ⅰ部では,ギリシア出自の哲学がどのように活用されたか,「ウーシアー」「ヒュポスタシス」「デュナミス」「エネルゲイア」などの概念が新たな意義を獲得し,より豊かな論理的展開を実現した経緯を考察する。

第Ⅱ部では,人間本性の完成を「神に似ること」とみなすプラトン主義的伝統は,「洞窟の比喩」を通してギリシア教父たちに深く影響を与えた。プラトンからプロティノスへ,さらにフィロンからオリゲネス,バシレイオスを経てニュッサのグレゴリオスによりその伝統は決定的な変容を蒙った。さらにアリストテレスの「オイコノミア(家政)」概念から「神のオイコノミア(救済の実践)」への変容や,プロティノスからディオニュシオスとエリウゲナを経てサン・ヴィクトル学派へと継承される神秘神学の流れを検討する。

第Ⅲ部は,4世紀にシリアから小アジアにかけて「メッサリアノイ(祈る人びと)」派という熱狂的な異端信仰が風靡したが,魂の浄化に関して彼らとマカリオスを比較し,彼らの手引き「マカリオス文書」を検討することにより異端運動の複雑な影響の意味を考える。
ギリシア哲学を踏まえ教父を考察した画期的な業績。


1,980  (税込) (税抜 1,800 )
9784582768824, 平凡社, セーレン・キルケゴール:著 村上恭一:訳

十九世紀のコペンハーゲンを支配するヘーゲル哲学の抽象性・一般性を痛烈に批判、当時のキリスト教会の形式性に反発し、新たにしのび込まんとするニヒリズム思想に抗して、具体的な個体としての人間の生に立脚しつつ不安という概念を焦点化する。原罪、罪とその意識の問題を、個々の多様な経験に照らして、信仰と精神の自由の地点まで掘り下げる思考。

緒論
第1章 原罪の前提としての不安
第2章 原罪の結果としての不安
第3章 罪意識を欠く罪の結果としての不安
第4章 罪の不安、あるいは個体における罪の結果としての不安
第5章 信仰による救いの手としての不安


2,090  (税込) (税抜 1,900 )
9784065165928, 講談社, 橋本努:著

『プロ倫』はなにを解き明かしたのか?本当にその試みは成功していたのだろうか?いま受け取るべきメッセージはなにか?超難解書の全体像を、平明で丁寧な文章で徹底解説。「天職」概念や二重予定説といったプロテスタントの教説から、いかにして資本主義を駆動するものが生まれ出でたか。「近代という問題」の核心をえぐる思考のエッセンスを汲み、これまで気づかれなかった現代的意義を探りあてる。これが、ウェーバーの言いたかったことだ!

序章 ウェーバーってどんな人?
第1章 「問題」はどこにあるのか?
第2章 資本主義の精神とはなにか?
第3章 「天職」の概念が生まれた
第4章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか?1
第5章 禁欲的プロテスタンティズムの倫理とはなにか?2
第6章 天職倫理と資本主義
第7章 現代社会で生きる術を考える
補論


3,080  (税込) (税抜 2,800 )
9784794811134, 新評論, マニュエル・ヤン:著

世界各地の抵抗の営みを巨大な射程で見つめ、「3.11」後を生き抜く民衆の力を析出する。気鋭の歴史学者 待望の単著!

わたしたちは、日々、「黙示」を生きている。新約聖書の最終テキスト『ヨハネの黙示録』が世界の終末を予言して以来、「黙示」は人類破滅の啓示という意味を持つようになった。聖書の災いを彷彿させる地震と津波にくわえ、怨霊のように生態系を蝕む原発由来の放射能汚染をもたらした2011年東日本大震災は、まさにそのような「黙示的」出来事だった。現在判明しているだけで16000人以上の死者、2500人以上の行方不明者、最大時47万人以上の避難者/難民を生んだ大震災を歴史的に位置づけようとして、それを第2次世界大戦の戦禍になぞらえた人たちがいた。4半世紀前のチェルノブイリ原子力発電所事故を想起する者もいた。第2次大戦は世界資本主義の覇権をめぐる争いであり、チェルノブイリ原発事故はソ連の国家社会主義体制の破滅を予示した。では、「3・11」はどのような争いを顕在化し、なにを予示しているのか?
当時アメリカ中西部に住んでいたわたしは震災の3か月後に日本を訪れ、以来、この問いをさまざまな新しい出会いのなかで考え続けてきた。本書はそうした思考と対話の記録であり、黙示の日常を生きることの意味を、資本主義分析や歴史社会学的想像力によって問う試みである。近年、核産業を含む資本主義文明が人類の黙示的終末を加速させている状況を科学的に認識する枠組みとして、「人新世(Anthropocene)」という地質学的時代区分が普及しつつある。その語源である「アントロセン(Anthrocene)」をアメリカの科学・環境ジャーナリスト、アンドリュー・レヴキンが『地球温暖化――その予測を理解する』の中で初めて用いたのは一九九二年だ。同年にトム・ウェイツは地球の生態的終末を黙示的イメージで歌った――「ついに裁きの日が来たぜ/ほれ、その充血したデカ目に泥を塗って乾杯/火かき棒が炉につっこまれ、イナゴの大群が空を覆う//そして地球は悲鳴をあげながら死んだ、おれが横になっておまえの夢を見ている間に」(「地球の断末魔」)。環境の劇的変化による大量絶滅を予測する現代科学の言葉が、世界の終わりを予示する古代宗教のメタファーと交錯する。
世界の終焉を神の意志または科学的必然としてあらわす「黙示」に圧倒され、無力な存在になりかねない時代をわたしたちは生きている。死に行くなかでも叫び声をふり絞りながら生き延びるには、資本主義の終わりを現実的に早める民衆の力や社会システムの矛盾を解明しなければならない。本書は、そのために必要な歴史的理性の「練習曲」集である。
「もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである」(『ヨハネの黙示録』21章4節)。

第1部 原子力と資本主義(ミッドナイト・ノーツへの悲歌?;『奇妙な勝利』から、『破局』の永久革命まで―ミッドナイト・ノーツ・コレクティヴの一九七九年原発批判と新しい階級闘争;カタストロフィを超える民衆―放射能計測運動を世界の民衆運動に接続する(聞き手:池上善彦);三・一一と負債資本主義時代における黙示録と踊る死者のコモンズ;プロメテウスの末裔―放射能という名の本源的蓄積と失楽園の史的記憶;“燃える男”、あるいは“船本洲治記念日”のために;「人よ、神をお許しください、自分が何をしているのか知らないのです」―一九九五年と世界の終わり)
第2部 対話(ぶざまなボクサーの叛乱(廣瀬純『蜂起とともに愛がはじまる』書評);「階級構成」とはなにか(廣瀬純との対談);全世界のシーシュポスよ、まずは座り込め(栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい』書評);諸君、狂い給え!―希望なんていらねぇよ(栗原康との対談);いつも心に革命を―われわれは「未開人」である(森元斎・栗原康との鼎談))
私語―エピローグにかえて


5,940  (税込) (税抜 5,400 )
9784832925175, 北海道大学出版会, マックス・ヴェーバー:著 戸田聡:訳

本邦初『宗教社会学論集』全3巻(邦訳全4冊)を単独個人訳で刊行。原文に極力忠実な訳と、単独訳の統一した文章。80頁超の詳細な索引付。

緒言(普遍史における西洋文化の独一的かつ普遍的な意義;通用力を有する学問(科学)は西洋にのみ存在する;西洋の芸術の独一性、及び普遍性 ほか)
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(問題;禁欲主義的プロテスタンティズムの天職倫理)
プロテスタント諸信団と資本主義の精神(アメリカ合衆国における教会所属の巨大な意義;著者ヴェーバーによるアメリカ旅行記;旅行記(続き)―教会所属と経済的信用の関係 ほか)


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784881253397, 専修大学出版局, 川上周三:著

第1章 開かれた共同体と優しさの行方―キリスト教平和主義の視点を中心にして(世俗逃避的キリスト教平和主義論;ガンジーの非暴力国家思想論と柳田國男の協同組合思想論;世俗内的キリスト教平和主義論;結論)
第2章 苦難と社会統合―相互扶助社会についての社会学的研究(相互扶助の源泉;苦難の神義論;苦難と社会統合の関係;結論)
第3章 ピューリタン出自の社会思想家の比較研究―マックス・ヴェーバー、賀川豊彦、タルコット・パーソンズ(ピューリタン系社会改革思想との関係;社会科学の基礎理論;政治に対する対応;結論)


4,180  (税込) (税抜 3,800 )
9784326654222, 勁草書房, 佐久間孝正:著

近代日本における植民思想と、現代のアイヌ民族の問題を関連づけて問い直す。矢内原忠雄、新渡戸稲造らの植民論を社会学的視点から再検討するとともに、こんにちの日本でアイヌ民族が直面する問題にも迫る。併せて社会学者の高田保馬や新明正道の東亜論と矢内原満州論、植民論を比較し、その意義を問う。

第1章 明治新政府と伊達藩―ナショナル・マイノリティとしてのアイヌ
第2章 新渡戸稲造の植民思想―北大植民学派の始祖
第3章 矢内原忠雄の植民論と社会学―行為論的社会認識
第4章 東亜論をめぐる矢内原と高田、新明―科学者の良心を守りぬいたもの
第5章 無教会伝道者としての矢内原忠雄―預言者としての使命
第6章 キリスト教と北海道開発論―神は「未開」を喜ばない
第7章 バチラー及びイザベラ・バードと偶像崇拝―ビクトリア時代の進化思想
第8章 文明化の使命と文明の使命への懐疑―ミルから福澤を経て矢内原へ
第9章 アイヌの末裔と現代―北の大地の地域学習室から


2,530  (税込) (税抜 2,300 )
9784400407454, 新教出版社, アンゲラ・メルケル:著 フォルカー・レージング:編 松永美穂:訳

東独で牧師の娘として成育し、統一後は少壮政治家として頭角を現し、2005年以来ドイツ首相を12年以上務めているメルケル。福島原発事故後に原発からの撤退を決断し、また難民危機に際して積極的な受け入れを指示するなど、その政策は現代世界に大きな影響を及ぼしている。本書は、彼女が教会関係の集会などで語った講演や聖書研究など16編を収録。その信仰観・社会観・人生観を余すところなく伝える注目の書。


1,528  (税込) (税抜 1,389 )
0387-0591-38, 一麦出版社
論文

オリゲネスにおける神的場所概念の考察――『祈祷』の議論を主軸として  津田謙治

創造しない創造者――モルトマンの創造論とレヴィナスの存在論――  濱崎雅孝
 

有賀鐵太郎没後40年記念シンポジウム報告

ハヤトロギアと《論理の中断》――序説――  水垣渉

父、有賀鐵太郎への想い  有賀誠一

 
研究ノート

遊びと聖書解釈――ガダマーによるブルトマンへの議論をもとにして――  岡田勇督

前期P・ティリッヒにおける形而上学の構造――啓示の出来事とその語り――  平出貴大

カントの宗教哲学における神義論の問題  南朔一朗

ヴァルター・フライターク「伝道の神学」と伝道活動――中国伝道を中心に――  南裕貴子
 
彙報

"基督教学研究 第38号" の最低購入数は 1 です.


7,700  (税込) (税抜 7,000 )
9784862852977, 知泉書館, ドゥンス・スコトゥス:著 八木雄二:訳註

ドゥンス・スコトゥス(1265-1308)の「存在の一義性」について,難解とされるテキストの忠実な翻訳と段落ごとに初学者向けの懇切な解説を付した画期的業績である。
スコトゥスとの関連で「存在の一義性」は必ず触れられるが,わが国のみならずヨーロッパにおいてもこの概念が正確に理解されることはほとんどないのが現状である。
ギリシア以来の形而上学の探求は,13世紀にトマスにより大きく展開されたが,14-15世紀の二世紀に及ぶ飢饉やペストの影響で社会や学問が衰退し,〈暗黒の中世〉として中世の学術文化は近代へと正当には継承されなかった。
そのためデカルトやカントによる近代哲学の形成という哲学史的認識が今日に至るまで定着し,『方法序説』や『純粋理性批判』の主題が,スコトゥスによる中世最後の形而上学ですでに扱われていたことは知られていない。
スコトゥスは「記憶」を個人的記憶である〈個別的な記憶〉と,知識を学ぶ〈学習済みの知〉(所有 habitus)に区別する。彼は前者の「わたし」によってのみ経験された個別事象の記憶こそが,知性に属する真正の記憶であるとして,知性の記憶・想起の論を展開,「存在の一義性」という独自の概念に到達した。哲学史上この種の記憶は感覚的なもので,知性には属さないと一貫して否定されてきたのである。新たなヨーロッパ学の扉を開く必読の書。


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784582768831, 平凡社, 上智大学中世思想研究所:編訳/監修

アッシジのフランチェスコの生きた清貧とキリストへの愛を、精妙な論理を通じて甘美な観想へ昇華させた俊秀たち。都市の大学を中心に結実した、13世紀スコラ学の精華。

黄金大全(オーセールのギヨーム)
善についての大全(総長フィリップス)
新約と旧約の調和の書(フィオーレのヨアキム)
公認された会則/遺言(アッシジのフランチェスコ)
神学大全(ヘールズのアレクサンデル)
主日・祝日説教集より(パドヴァのアントニウス)
すべての者の唯一の教師キリスト(ボナヴェントゥラ)
物体の運動と光(ロバート・グロステスト)
大著作(ロジャー・ベイコン)
受肉と贖罪についての問題集(ペトルス・ヨハニス・オリヴィ)
巻末エッセイ ラテン語の野蛮―中世思想への逆説的賛辞(岡本源太)


2,035  (税込) (税抜 1,850 )
9784908765223, ポラーノ出版, 竹之内裕文:著

「死」という共通の制約と可能性を前にして、「あなた」と「わたし」は学び合い、支え合うことができる。「死すべきものたち」は、連帯の可能性に開かれているのだ。この連帯の足場を提供するもの、それが「死の練習」としての「哲学」である。本書では、「死とともに生きることを学ぶ」著者の歩みが辿られ、「死すべきものたちの哲学」が提起される。(「はじめに」より)


3,080  (税込) (税抜 2,800 )
9784393322314, 春秋社, 八木雄二著

人権思想の始原はどこか。市民の徳とはどういうものか。三位一体や神の存在証明、無知の知や普遍論争など、キリスト教神学と、ソクラテス、ストア派、アンセルムス、トマス、スコトゥスらの哲学をたどり、近代が隠蔽した古代・中世からつづく思想の地下水脈を明らかにする。


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784400310891, 新教出版社, ヴィクトール・フランクル:著 赤坂桃子:訳

戦後の新たな人生を歩みだそうとするときフランクルは何を感じ、考えていたのか。

いま明かされる名著誕生の背景。

強制収容所からの解放と帰郷という、フランクルの人生においても最も重要な時期の伝記的な事実と、当時の中心思想の一端を、未公開書簡と文書を用いて再構成する。

名著誕生の背後にあった個人史と時代史の二つの文脈が、初めて明確に交差する。

編者は、膨大なフランクル文献に最も詳しい、ウィーンのヴィクトール・フランクル研究所所長アレクサンダー・バティアーニ博士。


4,400  (税込) (税抜 4,000 )
9784863760547, リトン, 江川純一・久保田浩 編

"宗教史学論叢20 「呪術」の呪縛 下巻" の最低購入数は 1 です.


2,750  (税込) (税抜 2,500 )
9784393416136, 春秋社, ギルバート・キース・チェスタトン:著 安西徹雄:訳

ユーモア作家にして鋭利な文明批評家・チェスタトンが語る保守思想の名著。宗教、伝統、社会における正統な考え方とは何かを説き、「狂人とは理性を失った人ではない。狂人とは理性以外のあらゆる物を失った人である」や「平凡なことは非凡なことよりも価値がある」……など、人間と社会の不変の真理が20世紀初頭の箴言となって現代に蘇る。傑作『木曜日の男』と同時期に発表されたこの近代批評は、皮肉交じりの舌鋒の先にこそ、時代の本質を見抜いている。

1 本書以外のあらゆる物のための弁明
2 脳病院からの出発
3 思想の自殺
4 おとぎの国の倫理学
5 世界の旗
6 キリスト教の逆説
7 永遠の革命
8 正統のロマンス
9 権威と冒険


2,640  (税込) (税抜 2,400 )
9784582768817, 平凡社, 上智大学中世思想研究所:編訳/監修

ライブラリー創刊25周年企画、待望好評の『中世思想原典集成』文庫化(全7巻)。第4巻は「ラテン中世の興隆2」。サン = ヴィクトルのフーゴーほか。


6,380  (税込) (税抜 5,800 )
9784832968509, 北海道大学出版会, 櫻井義秀:編著

ウェルビーイングについて宗教社会学的なアプローチを用い、主観的幸福感とウェルビーイングとの関係を、計量的研究と質的研究の双方から考える。社会調査の対象者になりにくい人々の現実と課題からしあわせの深奥に迫る。

第1部 宗教とウェルビーイングの基礎理論(しあわせとソーシャル・キャピタル;宗教とウェルビーイング;「人間になる」―自律の夢から覚める)
第2部 宗教とウェルビーイングの計量社会学(アジアにおける幸福と満足の文化―その理論的考察と方法論的検討;宗教的な人々はより幸せか?―ヨーロッパ社会調査からの知見;日本の宗教とウェルビーイング)
第3部 宗教と女性・高齢者・移民のウェルビーイング(水子供養は何を癒すのか;高齢女性の主観的ウェルビーイングと装い―人生の危機と自己の再帰的確認;限界集落における祭礼の維持がコミュニティ持続に及ぼす影響―旧仁淀村別枝地区の単身帰郷者に着目して;現代農村の信仰継承―日本基督教団丹波新生教会のウェルビーイング;多文化化する韓国社会と移民の社会的包摂―キリスト教団体の社会支援)


858  (税込) (税抜 780 )
9784003361696, 岩波書店, ライプニッツ:著 谷川多佳子/岡部英男:訳

「モナドには窓がない」という言葉で知られる単純な実体モナド。その定義に始まり、モナドが織りなす表象、予定調和の原理、神の存在と最善な可能世界の創造、物体の有機的構造、神と精神の関係まで、広範な領域を扱うライプニッツの代表作。「理性に基づく自然と恩寵の原理」ほか、関連する論文と書簡などを併収。新訳。


3,080  (税込) (税抜 2,800 )
9784862852922, 知泉書館, ジョン・ボウカー:著 中川正生:訳

アブラハムの宗教であるユダヤ教,キリスト教,イスラム教の一神教とインドの宗教の考察をとおして,異なる神の性格と描写が確立された過程を述べ,さらに神の性格づけがその初期から発展し,変容した過程を明らかにする。公平で中立的な態度で神を分かり易く説明した本書は,神に憧れると同時に疑問を持つ読者にとって必読書となろう。

 

【目次】

凡例
はじめに

第一章 神は存在するか?
神について語る――哲学者と詩人たち
言葉と意味
神を語る――類推と全知,全能
無神論
神の死――超越と内在
神の存在を支持する議論
観察と推論

第二章 なぜ神を信じるのか?
神と宇宙についての理解の変化と信頼性
神経科学と経験

第三章 アブラハムの宗教――ユダヤ教の神理解
カナン人たちと約束の地
ダビデ 神殿 メシア
苦しみと死
一つの神 聖性

第四章 アブラハムの宗教――キリスト教の神理解
契約とトーラー
イエスと神
磔刑と復活
神の子
教義の展開――キリスト論 贖罪 三位一体

第五章 アブラハムの宗教――イスラム教の神理解
ムハンマド
『コーラン』
啓典の民
神の意志

第六章 インドの宗教
基本となる信仰
崇拝と見神
『ヴェーダ』と神々
ヴィシュヌ
シヴァ
マハーデーヴィー(大女神)
唯一神と多くの神

第七章 神を知る


訳者あとがき
参考文献
索引

 


2,420  (税込) (税抜 2,200 )
9784400310860, 新教出版社, 佐々木裕子/堀江有里/要友紀子/白石嘉治/栗原康/五井健太郎:著

護教的な態度を排し、現代世界と相互批判的に切り結ぶキリスト教誌『福音と世界』。その特集記事より、当地とキリスト教の関係に、ジェンダー/セクシュアリティ/クィア、アナーキーといった視点から切りこむ六本の論考を精選。統治に与しながら、まつろわず生きる者たちの拠点ともなってきたキリスト教、その歴史と思想に内在するアンチノミーにいどむ。気鋭の執筆陣による白熱のトークセッションも併録。

 

【おもな目次】

Ⅰ 身体・秩序・クィア

「クィア」な知の営み  佐々木裕子

教会をめぐるクィアな可能性  堀江有里

セックスワーカーの人権を考える  要友紀子

Talk Session 1  キリスト教=性規範の臨界点

 

Ⅱ 自己・神・蜂起

天皇のてまえと憲法のかなたで  白石嘉治

キリスト抹殺論  栗原康

「いまだ分離されていない世界」を求めて  五井健太郎

Talk Session 2  離脱するキリスト教=アナーキー


3,300  (税込) (税抜 3,000 )
9784764274303, 教文館, 佐々木哲夫:著

ロボット開発は生命創造の模倣で涜神的なのか? 災厄で生命が奪われるという不条理に神学はどのように解答するのか? 人間の生命は死後どうなるのか? 牧師であり、旧約学者であり、教育者である著者が、旧約聖書を基軸として「命」について多角的に考察する。

 

【目次より】

第1章 ロボットと命――アイボからフランケンシュタインへ

第2章 戦禍と命――テロからグローバリズムへ

第3章 厄難と命――ヨブとエリフの不条理克服

第4章 死なない命――来世をかいま見る

第5章 説教演習――旧約聖書から語る


2,750  (税込) (税抜 2,500 )
9784400310884, 新教出版社, 岡田聡:著

実存主義哲学の高峰たるヤスパース思想は、キリスト教からいかなる影響を受けたのか、またキリスト教にいかなる影響を与えたのか。本書はこの課題を、ヤスパースとキリスト教との「近さ」と「遠さ」の間に探りつつ、ブルトマン、ブーリ、ティリッヒ、H・バルト、K・バルトらとの折衝を通して明らかにする。

 

【目次より】

はじめに――目的、方法、展望

第1部 ヤスパース〈と〉プロテスタンティズム

 第1章 プロテスタントの思想家との同時代的共通性

 第2章 ヤスパース〈の〉プロテスタンティズム

 第3章 マルティン・ルター

第2部 ヤスパースとプロテスタントの思想家たち――近さの中の遠さ

 第4章 ルドルフ・ブルトマン

 第5章 フリッツ・ブーリ

 第6章 パウル・ティリッヒ

 第7章 ハイリヒ・バルト

 補章 ペーター・ヴースト

 おわりに ヤスパースの「自然神学」とその「限界」――ブルンナー、バルト

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