「大いに疑問を持つ」探求者に、聖書は真実の姿を明かし始める。
訳語、解釈の如何によって天地が入れ替わるほど真逆の結論に導かれてしまう。互いに矛盾し合う場面に満ちてもいる。この難解な聖書とどう向き合えばよいのか。これを正典として信仰を培うとはいかなることか。新約聖書学者がその「難解な箇所」をあえて取り上げ、正面から挑んだ!
2000年の時を越え、あなたに届く人生のエール
大好評シリーズ『こころの深呼吸』『始まりのことば』『やさしさの贈り物』に続く待望の新作! 12万人を超すツイッターのフォロワーを持つ神父が1日1箇所ずつ、わかりやすい解説で聖書の言葉を紹介します。
主著『キリスト教史』(全2巻、新教出版社)などで知られる著者による書き下ろし。教派を超えて受け入れられる信仰内容を、豊富なたとえを用いながら解説。神学が自由にして創造的な学問であることを教えてくれる、最良の手引き!
神とは、イエス・キリストとは、聖霊とは。それを簡潔にまとめたのが、教会が2000年にわたって受け継いできた使徒信条という短い信仰告白文である。洗礼を受けてキリスト者になった者は、「光の武具」なる使徒信条を身に着けて、「罪と死と悪魔の力」と戦いつつ地上の旅路を進んでいく。闇の深まる今の時代こそ、私たちも本書によって使徒信条を学び直そう。キリスト教とは何かを知りたいあなたにも、おすすめの入門書。
クリスチャンの精神科医が語る「老いは恵み」
祝福とは何か。クリスチャンの精神科医がその意味を聖書からひもときつつ、老いの恵みを考える。超高齢化社会を直視し死生観にも踏み込みながら、健やかな日々を過ごすコツを伝授。「時を経ても古びないもの、時を超えて新しいもの」をさまざまな側面から提言する。
八木重吉の家族愛から生まれた作品と物語を写真付きで紹介
若くして愛する妻と子どもを遺して召された八木重吉。自然や信仰をうたった詩に加え、深い家族愛から作られた作品を紹介しながら、重吉と家族の物語をたどる。さらに、ほぼ無名のまま亡くなった重吉の作品を復活させた妻とみ子のエピソードも収録。
危険な権力者に追われ、安住の地を求めて旅するロバと親子三人。聖書が記す聖家族の《エジプト逃避》を現代の難民に重ね合わせながら、不安に満ちた、しかし人の温もりに支えられた旅路を描くユニークなクリスマス絵本。
"何を信じて生きるのか (キリスト教書店大賞2023 第8位)" の最低購入数は 1 です.
『信徒の友』人気連載に書下ろしを加えて書籍化
LGBT当事者を中心とした20名の体験記。性的少数者の生きづらさと同時に、社会や教会で確実に体現しつつある希望や実例を語りながら、性の多様性と可能性の豊かさを伝える。コラムでは当事者や支援者による、差別や偏見を解消するための取り組みを紹介。
子どもを殺せとか、ムリでしょ!
旧約聖書には、神が横暴で残酷で好戦的だという印象を与える記述が少なくない。アブラハムに愛息イサクを捧げよと命じるなんて、たとえ試みだとしても、あんまりではないか。そんな箇所をどう解釈すべきなのか? 多くの人が疑問を抱くテキストを旧約聖書学の第一人者が取り上げ、それらの表現の意味と理由を考察し、神の真の「人柄」に迫った、目からウロコの異色の書。