キリスト教の招来した思想と技術は、日常生活はもとより医療・教育・芸術などあらゆる分野に及び、日本の生活規範に影響を与え生き続けている。
ザビエルの宣教に始まる進展と迫害の歴史を、人の一生に見立てて叙述。
"【取り寄せ】日本歴史叢書 キリシタンの文化" の最低購入数は 1 です.
"長編時代小説 キリシタンの世紀 新井白石とシドッチ" の最低購入数は 1 です.
1597年2月5日、キリシタン弾圧のクライマックスともいえる26聖人の処刑が長崎でおこなわれた。
この事件の背景をドイツ人が描く。
・・・・・本書は、キリストが弟子たちに語られた「あなたがたは私の証人となる」という言葉を一つの史実によっていきいきと描き出しています。
殉教者たちが、どのようにしてキリストの証人となったか、その道を辿ることは、現代の私たちにとっても深い意味をもつのではないでしょうか。
"聖母文庫 日本26聖人物語" の最低購入数は 1 です.
16世紀の戦国末期に、人口1000万人にも満たない日本列島でわずか数十年の間に30万から40万の信徒を獲得し、秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン宗団の興隆はなぜ可能だったのか?
著者はこの問いに応え、日本古来の複合的多神崇拝とは異質なキリスト教の受容を可能にした、戦国末に固有な宗教土壌を宗教社会史の視点から分析するとともに、集団行動に映し出された個人の心の表現を「魂不滅論」や「こんちりさんのりやく」など一次資料を通して思想史的に明らかにすることにより、民衆の側からのキリシタン史見直しと近世史における新たな位置づけを試みた。
15世紀に中興の祖蓮如により再興された真宗本願寺派、戦国大名に比肩する努力を擁して全盛期を迎えていた。
本書は真宗教団の活動と対比しつつキリシタン固有の展開を立体的に考察する。
両者に共通することは、下からの「信仰共同体」である〈コンフラリヤ〉や〈道場〉を組織し、領国支配を超越して全国的規模のネットワークを展開したことと、信仰対象としての唯一の神デウスと阿弥陀-仏など「主神崇拝」的信仰形態という日本の宗教史上際だった特徴を示したことである。
本書は北半球の気候変動により日本や西洋を襲った飢餓や疫病など世界史的な視点をも導入し、16、17世紀のキリシタン現象がもつ歴史的射程を見事に描いて、研究史上に新たな1ページを開いた記念碑的作品である。
"【取り寄せ】戦国宗教社会=思想史 キリシタン事例からの考察" の最低購入数は 1 です.
キリスト教の黄金時代から暗い迫害の時代を経て、信仰の自由を克ちとるまでの長崎の信仰物語。
1549年8月15日、フランシスコ・ザビエルは鹿児島に上陸し、わが国に初めてキリスト教を伝えた。
翌1550年、ザビエルは平戸に行き、一か月の滞在で100人の信者を増やした。
これをきっかけに長崎全域にキリシタンが広がった。
本書は、長崎のキリシタンがいかにして迫害、潜伏を経て信仰を守り抜いたかをわかりやすく解説している。
"聖母文庫 長崎のキリシタン" の最低購入数は 1 です.
400年前のキリシタンたちの実像を描く。
福祉活動に励み、聖母信心に勤しみ、福音宣教活動に取り組んだ。
このごろ、多くの人は、歴史とフィクション、すなわち史実と小説を区別することができないようである。
歴史小説は(映画やテレビドラマを含めて)著者自身の「心」の問題をその中でとりあげている。
小説の主人公を強調するために、他の人物を小さく、ひいては悪くあらわす、いわゆる「黒白明示」の話術を使っている。
しかし、三百余年前のキリシタンの心情をあらわすために、二十世紀後半の現代人の考え方をもって、彼らの「心」をさぐり、ひいては批判することは許されないのである。
(「はじめに」より)
"聖母文庫 キリシタンの心" の最低購入数は 1 です.
キリシタン禁教令により、迫害と弾圧に耐えて信仰を守り通 し、輝かしく殉教した二十六名の愛と勇気の物語を、演出家である著者が書き下ろした感動の書。
本書は1977年発行の既本『鮮血の十字架』を体裁変更したものである。
"日本二十六聖人殉教記" の最低購入数は 1 です.
著者が偶然手にした150年ほど前の江戸の絵地図に見た「キリシタンロウヤシキ」の文字から広がったキリシタン屋敷への興味。
史跡に出かけ、史跡に立ってますますふくらむ興味により、寛永17年当時の江戸におけるキリシタンの歴史とキリシタン屋敷に秘められた物語を探る。
"江戸のキリシタン屋敷" の最低購入数は 1 です.
盛期40万といわれるキリシタンの歴史は謎に満ちている。
17世紀から破壊され、隠され、秘密にされたきた九州各地に散在するキリシタン遺跡群は、現代人に何を訴えているのでしょうか。
クリスチャンである芥川賞作家が現地を巡り歩き、秘められた歴史を発掘してゆく謎解きの旅のエッセイ。
"キリシタン史の謎を歩く " の最低購入数は 1 です.
”日本26聖人殉教四百年”記念出版
幻の名著「切支丹鮮血遺書」を復刊する。
ビリオン神父、松崎実氏が編んで刊行された本書を、この度読み易い現代語として刊行されたことは誠に喜ばしい。
先人達の真剣な生き様に接することは、21世紀への大きな展望を与えてくれる。
"現代語訳 切支丹鮮血遺書" の最低購入数は 1 です.
長崎の潮の香りと土の匂いのするキリシタン小説とエッセイ集。
長崎の同人誌やカトリック誌、小教区報などに発表された作品をまとめた一冊。
感情をめったに表に出さないゆりであったが、 このときばかりはプチジャン神父の大きな手を両手でしっかり握り締め 「パーデル、パーデル」とささやき続けた。
命さえも覚悟してきたゆりの瞳からとめどめない涙が溢れていた。
それは7代、250年待ちに待った神父発見の夜明けであった。
(神父発見より)
"聖母文庫 神父発見" の最低購入数は 1 です.
フロイスの日本史は、思いがけない視点に立った親知見あふれる新しい日本史―。
第六巻は、弥次郎との邂逅にはじまるザビエル来朝の経緯を記す。
また布教の拠点が山口から宗麟膝下の豊後に移り、布教がすすむ様子と、大友宗麟の周辺やキリシタン宗門を描く。
"中公文庫 完訳フロイス日本史6 大友宗麟篇 1 ザビエルの来日と初期の布教活動" の最低購入数は 1 です.
キリシタン嫌いの夫人を離別し新夫人を娶って、フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷を目ざし日向に進出する。
島津軍と合戦史上名高い耳川で戦い、敗れて豊後へ戻る…。
フロイスはこのころ、豊後で布教に従事しており、その記述は詳細をきわめる。
毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
"中公文庫 完訳フロイス日本史7 大友宗麟篇 2 宗麟の改宗と島津侵攻" の最低購入数は 1 です.
島津軍に敗れた大友宗麟は、自ら大坂に関白秀吉を訪ね、援軍を要請する。
島津軍は豊後に侵入し、キリシタン宗門も豊後を追われる。
宗麟は関白の九州征伐の最中に病死。嫡子吉統(義統)は改宗するも、関白がキリシタンの迫害者となると、棄教してキリシタン宗門を迫害する。
"中公文庫 完訳フロイス日本史8 大友宗麟篇 3 宗麟の死と嫡子吉統の背教" の最低購入数は 1 です.
有馬晴信(鎮純)を始めとする西国諸侯の改宗が相次ぐなか、竜造寺隆信は大村純忠を大村城から追放し、キリシタン宗門を掌握する。
竜造寺軍は更に有馬晴信の島原に侵攻。
有馬軍は、家久率いる島津軍の援けをえて、宗門の命運を賭し竜造寺軍と戦い、敵将隆信を敗死させる。
"中公文庫 完訳フロイス日本史10 大村純忠・有馬晴信篇 2 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗" の最低購入数は 1 です.
関白側近黒田官兵衛の改宗、秀吉の九州征伐・伴天連追放令とキリシタン大名大友宗麟・大村純忠の死去、(千々石)ドン・ミゲルらの遣欧少年使節の帰国等々―。
重大事件があいつぐ天正十五年(一五八七)を中心に、動揺する西九州を描く。
"中公文庫 完訳フロイス日本史11 大村純忠・有馬晴信篇 3 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国" の最低購入数は 1 です.
秀吉の弾圧と迫害の嵐のなか、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる、天草や島原等のキリシタンの姿を描く。
また日本で最初にイエズス会員に採用された日本人・ロレンソ修道士や有馬の教会での少年使節の祝賀式典を詳細に記す。
全12巻を通してのキリシタン年表付。
"中公文庫 完訳フロイス日本史12 大村純忠・有馬晴信篇 4 キリシタン弾圧と信仰の決意" の最低購入数は 1 です.
十六世紀の大航海時代、キリスト教の世界布教にともない、宣教師が日本にもやってきた。
開明的なイエズス会士ヴァリニャーノは、西欧とは異なる高度な文化を日本に認め、時のキリシタン大名に日本人信徒をヨーロッパに派遣する計画をもちかける。
後世に名高い「天正少年使節」の四少年(クアトロ・ラガッツィ)である。
戦国末期の日本と帝国化する世界との邂逅を東西の史料を駆使し詳細に描く、大佛次郎賞受賞の傑作。
"【取り寄せ】集英社文庫 クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 【上】" の最低購入数は 1 です.
四人の少年は、二年の歳月を経てヨーロッパへ到着する。
ラテン語を話す東洋の聡明な若者たちはスペイン、イタリア各地で歓待され、教皇グレゴリオ十三世との謁見を果たす。
しかし、栄光と共に帰国した彼らを待ち受けていたのは、使節を派遣した権力者たちの死とキリシタンへの未曾有の迫害であった。
巨大な歴史の波に翻弄されながら鮮烈に生きる少年たちを通して、日本のあるべき姿が見えてくる。
第31回大佛次郎賞受賞。
"【取り寄せ】集英社文庫 クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国 【下】" の最低購入数は 1 です.
加賀藩の客将として金沢城修築などに携わったキリシタン武将の後半生に迫った。
右近は2015年が没後400年にあたり、ローマ教皇庁による「福者」(聖人の前提となる位)認定に期待がかけられており、その功績にスポットを当てた一冊となっている。
右近は織田信長や豊臣秀吉に重用されたが、信仰を貫いたため大名の地位を奪われた。
前田家に招かれ、金沢に26年間在住し布教と城下の防御施設「惣構(そうがまえ)」の設計などに尽力したが、禁教令により国外に追放されマニラで没した。
本書は、ゆかりの地を綿密にめぐり、資料が少なく謎に包まれた右近の後半生を掘り起こした北國新聞連載をまとめた。
(オールカラー)
"【取り寄せ】加賀百万石異聞 高山右近" の最低購入数は 1 です.
長崎県の企画「ながさき歴史発見・発信プロジェクト」による長崎の豊富な歴史遺産をテーマ別に紹介するガイドブックシリーズ。
キリシタン文化編の第1号はフランシスコ・ザビエルの平戸来航からその遺志を継いだ宣教師たちの活躍と苦難、そしてキリシタン大名大村純忠の栄光と悲劇、長崎の「消えた教会」についてを特集。
人物事典や年表、お薦めの本も紹介。
"旅する長崎学1 キリシタン文化1 長崎で「ザビエル」を探す" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第2号は天正遣欧使節を特集。
四人の少年の大航海の軌跡と波乱の生涯、彼らが学んだセミナリヨそして有馬近辺のキリシタン遺跡を紹介。
人物事典や年表、たびながマップなど見どころ満載。
"旅する長崎学2 キリシタン文化2 長崎発ローマ行き、天正の旅" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第3号は二十六聖人の殉教と島原の乱、その後の外交都市としての長崎を特集。
"旅する長崎学3 キリシタン文化3 26聖人殉教、島原の乱から鎖国へ" の最低購入数は 1 です.
キリシタン文化編の第4号。
250年にわたる禁教の時代のなか、信仰を守り続けた長崎のカクレキリシタンを特集。
"旅する長崎学4 キリシタン文化4 「マリア像」が見た奇跡の長崎" の最低購入数は 1 です.