2008年11月、無数のキリシタン時代の殉教者を代表する188人が「福者」に列せられた。
本書は、米沢の53人の殉教者の生き様を渾身の絵と文で綴る殉教録。
武士の身分であったルイス甘糟右衛門を総親(リーダー)とする米沢教会の人々は、イエスの教えに従い、病人や貧しい人に奉仕し、愛徳の実践と祈りを欠かさなかった。
甘糟右衛門と家族、家来たち、そして多くの信仰篤いキリシタンたちが、地域の人々、処刑する役人たちからも尊敬され、惜しまれながら、神への愛のために殉教した、感動の実話。
(英文対訳付き)
"サムライたちの殉教 米沢1629・1・12" の最低購入数は 1 です.
長崎県生月島で奇跡的に伝承されていたかくれキリシタンのオラショ(祈り)を探る著者の旅。
遠藤周作、小泉文夫、間宮芳生、海老澤有道、チースリク氏らとのダイアローグと著者のモノローグ。
"オラシヨ紀行 対談と随想 (オンデマンド版)" の最低購入数は 1 です.
箏曲『六段』の原曲はグレゴリオ聖歌『クレド』だった?著者の指揮による双方の同時演奏DVDを交え、仮説を検証。前著『洋楽渡来考-キリシタン音楽の栄光と挫折』への補論も収録し、歴史に埋もれたキリシタン期の洋楽伝来の実態に光を当てる。
"洋楽渡来考 再論 箏とキリシタンとの出会い DVD付き" の最低購入数は 1 です.
ときの権力者たちが一目置くほどの力をもちながら、あえて降りていく道をたどった戦国大名、高山右近。
その生涯をたどりながらキリシタンとしての生き方に迫る。
各章に歴史的出来事、人物などを解説、右近を知るための必携書。
"ユスト高山右近 いま、降りていく人へ" の最低購入数は 1 です.
400年前に長崎で編纂され、印刷された古典的名著の初の現代語訳。
キリシタンたちが学んだ福音を読み易い対話で再現した『どちりいなキリシタン』は、日本のキリシタンの教義と思想を知るうえで最も重要な史料です。
"聖母文庫 ドチリイナ・キリシタン(現代語訳) キリシタンの教え" の最低購入数は 1 です.
愛と平和の人、永井隆博士が描く、長崎キリシタン最後の迫害物語。
信仰の人でもあった永井博士が、浦上キリシタンの堅い信仰に思いをはせながら描いた津和野の殉教者物語。
信徒たちは「サンタ・マリア様」に祈りながら、役人たちの執拗な責め苦にも屈することなく、一人、また一人と絶命していく。
幕末から明治期の激動の時代に、 浦上キリシタンたちを襲った「浦上四番崩れ」。
大浦天主堂での信徒発見から津和野への追放、棄教を迫る拷問、殉教、そして信仰の自由を勝ち取った後、浦上へ帰還するまでの浦上キリシタンの歴史が鮮明に描かれる。
"アルバ文庫 乙女峠 津和野の殉教者物語" の最低購入数は 1 です.
1549年のフランシスコ・シャヴィエルによる布教開始からわずか数十年の間に、キリシタンの宣教師たちと日本人信徒たちが、厚い翻訳の壁を乗り越えて花開かせたキリシタン南蛮文学の全貌をはじめて紹介する。
"キリシタン南蛮文学入門" の最低購入数は 1 です.
16世紀日本で歌われたグレゴリオ聖歌とは。
過酷なキリシタン弾圧を潜って現代に遣わされた『サカラメンタ提要』『キリシタン・マリア典礼書写本』、隠れキリシタンの「オラショ」を徹底的に分析。
原曲、原歌詞を復元してキリシタン音楽の実像に迫るわが国初の記念碑的研究。
"洋楽渡来考 キリシタン音楽の栄光と挫折" の最低購入数は 1 です.
キリスト教弾圧の鎖国時代、キリシタンたちは江戸のほか、関東、東北地方にも生きていた。
その実情を紹介する。
太平洋の黒潮に乗って、多くのフランシスコ会士たちは日本に上陸し、江戸でキリシタン寺や病院を建て、関東で布教を始めた。
彼らが、江戸で開教して間もなく四百年になろうとしている。
私たちは先駆者たちが命がけで伝えてくれた尊い信仰の遺産を再び見直し、更にその苦難の足跡を偲びながら正しい知識を後世に伝えてゆかなければ成らない。
"聖母文庫 東京周辺キリシタン遺跡巡り" の最低購入数は 1 です.
構想三〇年、著者のライフワーク書き下ろし小説。
キリシタン迫害が激化する江戸初期、大分でキリシタンの両親のもとに生まれたペトロ岐部カスイは、エルサレムを目指す。
ある時は水夫として海を往き、また ある時は駱駝曳きとして隊商に雇われ砂漠を踏破する。
それはイエスの奇跡を実感するため、聖書ゆかりの土地を巡礼する旅であった。
五年をかけて、ペトロ岐部はついにローマに辿り着き、イエズス会の司祭となる。
そして、宣教のため、死の危険が待つ日本を目指し船に乗った。真の殉教者の生涯を描き、信仰の最奥に迫る壮大な物語。(帯より)
"【取り寄せ】殉教者" の最低購入数は 1 です.
上智大学で、キリシタン文学を講じた著者の実証的な研究業績をまとめた貴重なもの。
著者は、戦後のキリシタン研究の草分けの一人であり、カトリック信仰を背景にもった研究は、内容理解において、他の追随を許さぬものがあり現在も重要文献として引用されている。
國字本こんてむつすむんぢ攷
東京國立博物館藏「耶蘇敎寫經」攷──さんたまりやのらたにあす及びさんたまりやのおらしよ
スピリツアル修行と吉利支丹用語略解──附、「奉教人の死」の素材補説
「奉教人の死」と黄金伝説
説話の流轉と吉利支丹文學
吉利支丹文献に現れた「天主」なる語をめぐって──明版の天主教書との交渉
伊曾保物語解題
日本文化史上におけるキリシタン文学の意義
キリシタンと舞
『こんてむつすむん地』と佛教文學
キリシタン文学と日本の古典
明治大正吉利支丹研究史年譜
The Trend of 'Kirishitan' Literature
"吉利支丹文学論集" の最低購入数は 1 です.
長崎県の企画「ながさき歴史発見・発信プロジェクト」による長崎の豊富な歴史遺産をテーマ別に紹介するガイドブックシリーズ。
キリシタン文化編の第1号はフランシスコ・ザビエルの平戸来航からその遺志を継いだ宣教師たちの活躍と苦難、そしてキリシタン大名大村純忠の栄光と悲劇、長崎の「消えた教会」についてを特集。
人物事典や年表、お薦めの本も紹介。
"旅する長崎学1 キリシタン文化1 長崎で「ザビエル」を探す" の最低購入数は 1 です.
備前のキリシタン武将ジョアン明石掃部守重の末娘として岡山城下で生まれ、江戸初期の切支丹弾圧時代にポルトガル人宣教師が伝えた南蛮医学に情熱を燃やし、漢方の医師たちが見放した患者の外科治療に献身した女性がいたことはあまり知られていない。
実証歴史作家が描くレジーナ明石亜矢の物語。
"聖母文庫 南蛮キリシタン女医明石レジーナ" の最低購入数は 1 です.
盛期40万といわれるキリシタンの歴史は謎に満ちている。
17世紀から破壊され、隠され、秘密にされたきた九州各地に散在するキリシタン遺跡群は、現代人に何を訴えているのでしょうか。
クリスチャンである芥川賞作家が現地を巡り歩き、秘められた歴史を発掘してゆく謎解きの旅のエッセイ。
"キリシタン史の謎を歩く " の最低購入数は 1 です.
弾圧と破壊によって失われたキリシタンの栄光の歴史跡。
わずかに残るキリシタン遺跡も、今また開発によって姿を消しつつある。
芥川賞作家がキリシタンオタクのお仲間と、九州各地のキリシタン遺跡と、キリシタンたちが舟で行き来した島々を探訪。
埋もれた歴史を発掘する冒険の旅。
"キリシタン海の道紀行" の最低購入数は 1 です.
本文書は、1632年9月から1633年10月に日本で殉教した宣教師やキリシタンたちの記録である。
イタリア語で書かれているが、この内容はローマのイエズス会古文書館に所蔵されているポルトガル語の文書のもとになったと思われる。
120名に及ぶ殉教者のうちイエズス会会員24名、ドミニコ会会員6名、アウグスチノ会会員2名、フランシスコ会会員3名、アウグスチノ隠修士会会員4名、他は一般信者で、殉教者たちの短い伝記と、穴吊るし(逆吊るし)、斬首、火刑など苛酷な拷問を科される殉教のありさまを記録。
キリシタンに対する幕府の迫害が絶頂に達した時期における殉教の様子がよくわかる。
解説には原文翻字と日本語訳を入れ、本文書とほぼ同じ内容の二つの参考文書を掲げて三種類の比較対照表を付した。
"イタリア語版日本の殉教者120人の記録 " の最低購入数は 1 です.
キリシタンの多岐にわたる翻訳の試みのうちには、異文化の出会う十字路で魂をめぐってせめぎ合う戦略のさまざまなかたちが刻み込まれている。
その言語・文化・歴史にわたる精神のドラマをこそ読みとるとこ、その遠い反響をも聴きとること。
キリシタン文献を文学研究の視覚から読みなおし未踏の領域を切り拓いてきた成果を集成する。
"【取り寄せ】キリシタンと翻訳 異文化接触の十字路" の最低購入数は 1 です.
「ながさき巡礼」の旅はこれ1冊で可能に
地域ガイドによる歴史散策アドバイス
(1)平戸 (2)西海 (3)長崎 (4)島原半島 (5)大村 (6)外海 (7)五島列島の各地を・ストーリー編・ガイド編・本物を見る編と徹底案内。
これ1冊で長崎のキリスト教史跡は旅行者としてひとり歩きができる。
既刊5巻の総集編として、総合年表、広域総合地図
付録ポスター「長崎の教会」(A2判折込)
"旅する長崎学6 キリシタン文化 別冊総集編" の最低購入数は 1 です.
キリシタンになった大名の信仰を描くとともに、 いかにキリスト教が根を下ろしたかを探る。
1986年に発行された「キリシタンになった大名」が、この度文庫の形で再版されます。
初版が限られた部数でキリシタン史を研究する人に対して発行されたので、 今、もっと手に入りやすい形で発行されるのを嬉しく思います。
大名のイメージが次第に過去の霧の中に沈んでいく現代社会の中にも、 「キリシタンになった大名」が、 キリシタン史とそれを止めようと努めた迫害を理解するため一つの大切な鍵となります。
"聖母文庫 キリシタンになった大名" の最低購入数は 1 です.
長崎の潮の香りと土の匂いのするキリシタン小説とエッセイ集。
長崎の同人誌やカトリック誌、小教区報などに発表された作品をまとめた一冊。
感情をめったに表に出さないゆりであったが、 このときばかりはプチジャン神父の大きな手を両手でしっかり握り締め 「パーデル、パーデル」とささやき続けた。
命さえも覚悟してきたゆりの瞳からとめどめない涙が溢れていた。
それは7代、250年待ちに待った神父発見の夜明けであった。
(神父発見より)
"聖母文庫 神父発見" の最低購入数は 1 です.
”日本26聖人殉教四百年”記念出版
幻の名著「切支丹鮮血遺書」を復刊する。
ビリオン神父、松崎実氏が編んで刊行された本書を、この度読み易い現代語として刊行されたことは誠に喜ばしい。
先人達の真剣な生き様に接することは、21世紀への大きな展望を与えてくれる。
"現代語訳 切支丹鮮血遺書" の最低購入数は 1 です.
16世紀の戦国末期に、人口1000万人にも満たない日本列島でわずか数十年の間に30万から40万の信徒を獲得し、秀吉や江戸幕府が無視できぬほどに成長したキリシタン宗団の興隆はなぜ可能だったのか?
著者はこの問いに応え、日本古来の複合的多神崇拝とは異質なキリスト教の受容を可能にした、戦国末に固有な宗教土壌を宗教社会史の視点から分析するとともに、集団行動に映し出された個人の心の表現を「魂不滅論」や「こんちりさんのりやく」など一次資料を通して思想史的に明らかにすることにより、民衆の側からのキリシタン史見直しと近世史における新たな位置づけを試みた。
15世紀に中興の祖蓮如により再興された真宗本願寺派、戦国大名に比肩する努力を擁して全盛期を迎えていた。
本書は真宗教団の活動と対比しつつキリシタン固有の展開を立体的に考察する。
両者に共通することは、下からの「信仰共同体」である〈コンフラリヤ〉や〈道場〉を組織し、領国支配を超越して全国的規模のネットワークを展開したことと、信仰対象としての唯一の神デウスと阿弥陀-仏など「主神崇拝」的信仰形態という日本の宗教史上際だった特徴を示したことである。
本書は北半球の気候変動により日本や西洋を襲った飢餓や疫病など世界史的な視点をも導入し、16、17世紀のキリシタン現象がもつ歴史的射程を見事に描いて、研究史上に新たな1ページを開いた記念碑的作品である。
"【取り寄せ】戦国宗教社会=思想史 キリシタン事例からの考察" の最低購入数は 1 です.
島津軍に敗れた大友宗麟は、自ら大坂に関白秀吉を訪ね、援軍を要請する。
島津軍は豊後に侵入し、キリシタン宗門も豊後を追われる。
宗麟は関白の九州征伐の最中に病死。嫡子吉統(義統)は改宗するも、関白がキリシタンの迫害者となると、棄教してキリシタン宗門を迫害する。
毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。
"中公文庫 完訳フロイス日本史8 大友宗麟篇 3 宗麟の死と嫡子吉統の背教" の最低購入数は 1 です.
キリシタン史研究をライフワークとするイエズス会司祭の著者が、 キリシタンにまつわる種々の疑問点に答える
本書は、「キリシタン史の問題に答える」という題で、 昭和55(1980)年から日本祈祷の使徒会の指導司祭用の小雑誌「司牧」の中で、 日本のキリシタン史についてたびたび起こる質問(実際の問題点であろうと、 単なる誤解や悪口であろうと)に、適切に答えるための 種々の資料を提供しようというねらいでまとめたものである。
"聖母文庫 キリシタン史考 キリシタン史の問題に答える" の最低購入数は 1 です.