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説明
今日、日本宣教を覆う重苦しい雲が立ちこめている。
それは宣教の閉塞感である。
この閉塞感は何もキリスト教会に限ってのことではなく、日本を取り巻く政治、経済、社会全般を覆う雲である。
キリスト教会においても閉塞感の雲は同様に重く垂れこめている。
それは数と質の両面に現れている。
数的面では、第 1 に地方における教会の閉鎖と無牧化! 第 2 に礼拝定期出席者の減少! 第 3 に献金額の減少! 第 4 に、その結果世界宣教における宣教師派遣力の衰退!
質的面では第 1 に信徒の霊的質の劣化! 第 2 に聖書観の劣化!
第 I 部は日本宣教神学であり、ここでは地方伝道の諸問題、教会・ミッション関係、聖書のコイノニアと教会協力、祖先崇拝等の日本における宣教の問題を聖書神学的に論じている。
第 II 部は宣教の聖書神学で、パウロのアレオパゴス説教、聖霊と宣教、聖書の無誤性と宣教といったテーマで聖書神学が論じられている。第 III 部は現代宣教学の基礎であり、宣教学全般のテーマが扱われいる。