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パウロとは何者なのか、その生涯を考察し、パウロの信仰の根幹をなす、罪からの解放すなわち救とは何か、義とは何かを問うこと、これらを中心にして矢内原、藤井および内村を通して『ロマ書』を読み解いていきたいと思います。そして、パウロにとって現実と観念は常に逆転していると考えていたかどうかについても、読み解いていくことにしたいと思います。(「はじめに」より)
【目次】
はじめに
一、矢内原忠雄は『ロマ書』をどう読み解いたか
(一)はじめに
(二)パウロの生涯、その言葉と行動をどうとらえたかについて
(三)「パウロにとって現実と観念は常に逆転している」という認識が矢内原にあったか
(四)補論ーロマ書を読み解くなかでの唯物論の評価についてー
二、藤井武は『ロマ書』をどう読み解いたか
(一)はじめに
(二)パウロの生涯
(三)罪からの解放
(四)「パウロにとって現実と観念は常に逆転している」という認識が藤井にあったか
三、内村鑑三は『ロマ書』をどう読み解いたか
(一)はじめに
(二)パウロとは何者なのだろうか
(三)パウロにとって救とは何なのだろうか
(四)「パウロにとって現実と観念は常に逆転している」という認識が内村にあったか
(五)おわりに
あとがき