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荒れ地に花を咲かせるために
すでに蒔かれた種も、今、ここで蒔かれようとしている種も、これから蒔かれる種もある。大切なことを蒔かれたすべての種がともに成長し、愛の花を咲かせることである。
この本の内容は、個人的なことになるが私がガンの告知を受けてから、「生きること、愛すること」について考えてきたことである。その間に、名古屋や静岡で講演を行う機会を与えられ、そのときの原稿に手を加え、さらに序章を付けた。私にとって生きるとは、「闘病生活を続ける」ことだけでなく、「荒れ地となった大地で、それぞれが自己を取り戻し、愛し合いながらともに生きる」ことでもある。共感しつつ読んでいただければさいわいである。〔著者〕