商品詳細
タグ
説明
宗教改革から500年 いま、歴史の限界と可能性を問う
Reinhold Niebuhr, The Nature and Destiny of Man, Vol. II: Human Destiny (New York: Charles Scribner's Sons, 1943)の全訳。
ニーバーの代表作の本邦初訳。歴史の本質的性格とその意味を、古代から近代に至るさまざまな思想と対話しつつ、キリスト教の視点に立って新たな解釈を試みている。
歴史の限界をえぐり出すとともに、それを超える意味に目を向けながら、キリスト教的歴史観の現代における意義を訴える。
第1章 人間の運命と歴史
第2章 生と歴史の意味──その開示と成就
第3章 歴史の可能性と限界
第4章 知恵と恵みと力(歴史の成就)
第5章 恵みと傲慢との葛藤
第6章 近代文化における人間の運命をめぐる論争──ルネサンス
第7章 近代文化における人間の運命をめぐる論争──宗教改革
第8章 真理を持っているが、持っていない
第9章 神の国と正義を求める闘い
第10章 歴史の終わり