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説明
■ 福祉作業所「ちいろば園」の四半世紀。創設者の一人として、園の運営に携わる歳月を通して思ったこと、考えたことの記録。障がい者と共に生き、生かされるとは。
■「自分より良い人間としての子供」(大江健三郎)という言葉を指針としつつ、障がい(児)者に教えられ、生かされた日々。その低い眼の位置から、統合教育の実践的な意義を明らかにし、教育とは、福祉とはどうあってはならないかを考える。
■ 障がい児(者)の「優しさを不可能にする」もの、それは利潤追求と競争原理に貫かれた今日の体制だ。上からの福祉政策や、障がい(児)者・弱者を片隅に追いやろうとする権力の独善を告発する。