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説明
本書には、次のような師父たちの著作が収められている。バトスのヘーシュキオス(7〜8世紀のシナイ派)、エヴァグリオス、ネイロス(5世紀)、フォティケーのディアドコス(5世紀)、カルパティオスのヨアンネス(7世紀のシナイ派)、エザッサのテオドーロス(9世紀)である。
【目次】
バトスのヘーシュキオス
主教ヘーシュキオスがテオドゥーロスに宛てて、「覚醒と徳」について断章形式で書いた救霊的な説示
霊魂を照らす真なる原理と基礎/論駁と祈りの言葉
〔偽〕ネイロス〔エヴァグリオス〕
我らの敬虔なる師父、修行者ネイロスの略伝
記念日は一一月一二日である
我らの敬虔なる師父、修行者ネイロスの祈りについての一五三の断章〔序文〕
シナイのネイロス 修徳修業の書
峻厳にして神に愛されたる我らの師父、修徳修行者ネイロスの簡にして要を得たる、また助けをもたらす修徳修行の書
Ⅰ 修道生活の頽廃
Ⅱ 霊的指導者の資質
Ⅲ 断念と修得修行
Ⅳ まったき超然のすすめ
フォティケーのディアドコス
フォティケーの主教、至福なるディアドコスの短い伝記
フォティケーの主教、至福なるディアドコスによる〈十の定義〉
イリュクム州旧エーペイロス地方のフォティケーの主教、至福なるディアドコスの百断章に分けられた実践的な「修得に関する論述」、すなわち「霊的な識別について」
解釈
〔解説〕フォティケーのディアドコス――東方キリスト教における霊の息吹と根源的人間 宮本久雄
一 その時代と修道的生への息吹き
二 ディアドコスにおける人間の成熟と霊の息吹き
三 霊的影響の系譜
むすびとひらき
ヨアネス・カルパティオス
われわれの敬虔なる父の要約された伝記ヨアネス・カルパティオス
われわれの敬虔なる父、ヨアネス・カルパティオスの、彼に向けて書いて来たインドにいる修道士たちへの励まし、一〇〇章
われわれの聖なる師父の中の聖なるヨアネス・カルパティオスの、インドから急ぎもとめてきた修道たちに対する、百の章を補完する修練と全き慰めの言葉
テオドロス
神をその身に担う敬虔なるわれらの師父テオドロスの伝記抄録
神をその身に担う敬虔なるわれらの師父テオドロス――偉大な修行者でありエデッサの主教――による魂をきわめて益する百の断章
同じ敬虔なるわれらの師父テオドロスによる『観想の書』
むすびとひらき