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『フィロカリア』は全巻いかに祈りをなすかを問題にし、祈りの達人たちはどのように様々な誘惑や倦怠と戦って祈りを成就したかを詳らかに伝え、実際に彼らの後に続く者たちが彼らのような祈りを実践するよう誘うものである。
邦訳第七巻がテオレープトス、ニケフォロス、シナイのグレゴリオスそしてグレゴリオス・パラマスといったいわばヘシュカズムの雄ともいうべき人々の著作より成っていたのに対し、本巻には、クサントプーロスという名を共に持つカリストスとイグナティオス、総主教カリストス、カリストス・テリコウデス、そして名指しされていない師父の著作が納められている。(「解説とあとがき」より抜粋)