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白衣を脱ぎメスを重機のレバーに代え大地の医者となる。「百の診療所より一本の用水路を!」パキスタン・アフガニスタンで一九八四年から診療を続ける医者が、戦乱と大旱魃の中、一五〇〇本の井戸を掘り、一三キロの用水路を拓く。「国際社会」という虚構に惑わされず、真に世界の実相を読み解くために記された渾身の報告。
【目次】
序章 九・一一事件とアフガン空爆
第1章 爆弾よりパンを
第2章 復興支援ブームの中で-医療活動の後退
第3章 沙漠を緑に-緑の大地計画と用水路建設の開始
第4章 取水口と沈砂池の完成-〇四年三月から〇五年四月
第5章 第一次潅漑の実現へ
第6章 沙漠が緑野に
第7章 人災と天災
第8章 第一期工事十三キロの完成