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『沈黙』『深い河』『死海のほとり』・・・・・・遠藤作品を神学と文学の接点から捉える。
作品中に散りばめられた象徴や隠喩の奥に浮かび上がる形而上的世界。ドストエフスキーやG・グリーンとの対比により、作品理解の新たな「方法論」的提案を行う。
【目次】
序 宣教師ポール遠藤の生涯と文学――真にグローバルなキリスト教をもとめて
1 神学と文学の接点――「神の母性化」をめぐって
2 象徴と隠喩と否定の道
3 対比文学研究――遠藤周作、ドストエフスキー、モーリアックとG・グリーン
付録(書評、映画評)