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説明
メッセージを担当する上で、次の三つの点を意識するように心がけてきました。
まずキリスト教的・聖書的であること。
第2に学生の置かれている状況や経験を念頭に置くこと。
そして第3に現代の社会や現実の問題を反映するものであること、です。
私にとって、これら三者は決して別々のものではありません。
チャペル・アワーでメッセージを語るということは、ある面から見れば、キリスト教や聖書を通して学生やこの世界の問題の本質をより深く考えてみることであり、別の面から見れば、学生や世界との具体的な出会いを通してキリスト教や聖書を新たに捉え直していくことです。
実際のところ、大学におけるいろいろな学生との出会いは、私自身のキリスト教理解にいくつもの新しい光を当ててくれました。
(本書「あとがき」より)