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説明
キリスト教徒と異教徒間の戦いを、両方の視点から重層的に描いた「ヴィレハルム」は、優れた十字軍文学として、今日的価値を持つ。
さらに小品「ティトゥレル」と叙情詩を追加し、中世盛期ドイツの最も重要と言われる詩人の作品を完訳。
【目次】
ヴィレハルム
第一巻 アリシャンツの敗北
第二巻 ヴィーヴィーアンツの死とヴィレハルムのオランシェへの帰還
第三巻 ヴィレハルムのムンレーウーンへの旅
第四巻 救援をめぐる葛藤。辺境伯とレンネヴァルトのオランシェへの出立
第五巻 援軍のオランシェ集結
テラメールとギーブルクの対話、ギーブルクとヴィレハルムの再会、ギーブルクとヘイムリーヒの対話
第六巻 ギーブルクとレンネヴァルトの邂逅。諸侯会議
第七巻 キリスト教徒軍のアリシャンツへの行軍と異教徒軍の戦闘準備
第八巻 アリシャンツの決戦
第九巻 キリスト教徒軍の大勝利
系図
ティトゥレル
断片一
断片二
系図
叙情詩
解説
文献一覧