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「その選択は人生重大の問題である」(内村鑑三)
もう、美は十分である。
吉田兼好と北畠親房、山本常朝と山鹿素行、葛飾北斎と富岡鉄斎、川端康成と島木健作などの対比を手がかりに、「美」をもてはやす時代を超えて、日本人の精神史を貫き支えてきた「義」のありように迫る。昭和戦後から平成に至る、浮薄な「美」の錯覚に惑った時代と訣別し、今こそ求められる「義」の核心を提示した、著者渾身の時代批評。
【目次】
序章 美の日本と義の日本
第一章 葛飾北斎か富岡鉄斎か
第二章 大伴家持の言立
第三章 「こわい雑巾」と「きれいな帯」
第四章 義なき『葉隠』の武士道
第五章 「和製ピューリタン」乃木希典
第六章 「非凡なる凡人」の椅子
第七章 中島敦とベートーヴェン
第八章 同時代人、兼好法師と北畠親房
第九章 天狗党の行軍、あるいは巡礼
第十章 「願わくば我に七難八苦を与え給え」
終章 義は俠骨によって立つ
跋
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