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「しかし、その時には手遅れであった」という有名な言葉の作者の疾風怒濤の物語。
ニーメラーは言う。「もし戦争を防ぎたければ、平和のために働かなければならない」。「いかなる国家も教会を破壊することはできない。しかしまた、いかなるこの世の力も教会を救うことはできない。もし教会が滅びるなら、自ら滅びるのである。教会が生きるなら、信仰によってのみ生きるのである」 彼はまさしくそのように生きた人物である。
【目次】
まえがき
第1章 ニーメラー―友として敵として
第2章 牧師館からUボート(潜水艦)へ
第3章 Uボートから説教壇へ
第4章 ダーレムの牧師
第5章 ヒトラーへの期待
第6章 宗教的な「第五列」(Fifth Column)〔敵中に潜むスパイ〕
第7章 「神に従うべきである」
第8章 ヒトラーとの会見〔一九三四年一月二十五-*日〕
第9章 教会闘争が始まる
第10章 告白教会
第11章 「わたしは語らなければならない」
第12章 偽装裁判
第13章 牢獄の扉の奥で
第14章 ダッハウ強制収容所
第15章 クリスマスの聖餐式
第16章 レオニでの家族の日々
第17章 死からの脱出
第18章 不幸な記者会見〔一九四五年六月五日〕
第19章 ついにわが家へ
第20章 シュトゥットガルト罪責宣言
第21章 城での生活
第22章 罪責は存在する
第23章 アメリカの友人たちとの再会
第24章 エキュメニカル的精神の台頭
第25章 再軍備と再統一
第26章 モスクワ訪問
第27章 さらなる嵐の発生
第28章 家庭でのニーメラー
第29章 平和への希望
参考文献
訳者あとがき
年表
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