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説明
トマス思想の中心的な概念であるエッセについて、独自の視角からアプローチした意欲的作品。
著者はトマスの最初期の作品『有と本質について』から最晩年の『命題論註解』に至るまでのトマスのエッセに対する立場は、必ずしも一貫したものではないとする。
【目次】
1 トマス・アクィナスにおける神の像なる人間について
2 トマスの創造論-ボナヴェントゥラの創造論に対するトマスの批判
3 トマスにおける実在と言葉-言語の分析よりESSEの意味へ
4 "だ"そのものなる神-"絶対無"と"存在"を超えて
5 ESSENTIA‐ESSE‐ENS-エッセと日本語(1)
6 生成する自然の究極的根拠を求めて-エッセと日本語(2‐1)
7 自然の形而上学的分析から言語の分析へ-エッセと日本語
8 具体性のエッセンチアに向かって-エッセと日本語(3‐1)
付1 LE PROBL'EME DU LANGAGE DANS LA TH'EOLOGIE DE L'IMAGE DE DIEU CHEZ SAINT BONAVENTURE ET SAINT THOMAS
付2 LE PROBLEME DE ESSE/ESSENTIA DANS LE COMMENTAIRE DE SAINT THOMAS IN PERIHERMENEIAS
付3 DIEU,N'EANT ABSOLU OU IPSUM ESSE