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「本音」の危うさ、人間存在のふしぎ、イエスの眼差し……。その時々の状況の中で著者が考え、関西学院大学経済学部のチャペルアワーをはじめ講義や演習等で語ったことをまとめる。
【目次】
断章Ⅰ (1992)
1 〈問い〉を生きる
2 何を見つめて生きるか
3 虹は七色か
4 〈百聞は一見に如かず〉か
5 具眼の士
6 見えないものへの感覚
7 〈夢〉をもち続ける
8 舞台裏から見た人間
9 〈本音〉の危うさ
10 〈余白〉を見つめる
11 生への畏敬
12 生きる価値
13 生者の意思
14 あたりまえのもののかけがえのなさ
15 思いどおりにならない体験
16 涙の底を掘り下げる
17 〈生きがい〉の怪しさ
18 〈待つ〉よろこび
19 時間どろぼう
20 ものには時がある
21 夏休みを前に
22 愛しながらの戦い
23 隣り人への愛
24 人はパンのみにて生くるにあらず(Ⅰ)
25 人はパンのみにて生くるにあらず(Ⅱ)
26 人間存在のふしぎ
27 〈発明〉と〈発見〉
28 〈責任〉ある〈諦め〉
29 受け入れる勇気と変える勇気
30 〈よく〉生きる
31 〈深く〉生きる
32 〈しなやかに〉生きる
33 〈共に〉生きる
34 〈他者〉と生きる
35 もう一つの眼
36 同質的世界からの脱出
37 人間の虫のよさ
38 〈情報〉の功罪
39 無駄によって支えられた生命
40 還元主義
41 〈知識〉と〈愛〉
42 成熟した技術
43 ある政治家の演説
44 記憶を喪失した社会
45 人が言葉を失うとき
46 新しき歌を
47 真夏のクリスマス
48 待降節
49 背負うて生きる
50 星への遙かな旅
51 クリスマスの夜
52 一年の軌跡
53 アブラハムの旅
54 自分を超えたものへ
断章Ⅱ (1994)
55 みずみずしさ
56 〈ことわざ〉のわな
57 他人との比較
58 いきは じぶんで
59 足を洗う
60 いのちの優しさ
61 含羞なき正義
62 人間らしく生きる
63 保留の感覚
64 求められていること
65 〈求める〉ことと〈求められる〉こと
66 人の〈しごと〉
67 ブリューゲルの眼
68 動詞と名詞
69 死と医療の人類学
70 森の思想
71 〈緊張〉と〈緩和〉
72 マリアの讃歌
73 残された〈余地〉
74 クリスマスの発見者
75 時間の
76 再びそして新しく
断章Ⅲ (1997)
77 生かされて=生きる
78 いのちより大切なもの
79 〈美しく〉生きる
80 〈いのち〉の時間
81 死者の眼?─〈さわやかに〉生きる
82 一タラントの者
83 暗きに照る光
84 イエスの眼差し
85 コペルニクス的転回
86 迷 路
87 ブリコラージュの思考
88 雪がとけたら
89 〈上り坂〉と〈下り坂〉
90 事実を見る眼
91 異質への感覚
92 自分の視座
93 認識的な思いやり
94 ほんとうの自分
95 人はひとりである
96 価値の多元化
97 知的な忍耐
98 流れに抗して