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説明
世界各地には様々な宗教があり、他の宗教の理解には厚い壁があります。本書は「神仏と自己の関係に注目し教義構造を図式化することにより、宗教の垣根を超えて教義を理解する方法」を提案します。英語対訳付。
序章 宗教の羅針盤
第1章 力関係の枠組み(「自己」○・「他者」□・「仲介者」△の基本図形;「自己力」と「他者力」の力関係の位置付け)
第2章 連続の枠組み
第3章 力関係の枠組みと連続関係の枠組みの結合(イエス・キリスト/釈迦牟尼仏;エラスムス;ルター;親鸞;道元)
第4章 羅針盤をもっての思惟(上座部仏教と大乗仏教;新興宗教;歴史をかえりみて;他者(救済者)との関係;三大宗教の最終目標;人は平等の存在;私自身についての考察;宗教の違いを超えて)