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旧約聖書を代表する書物のひとつ、イザヤ書。新約聖書にも数多く引用され、古代教会では「第五の福音書」と呼ばれた。このイザヤ書の専門家であり、熟練の説教者である著者が、イザヤ書の前半(1~39章)を、30回にわけて信徒向けに丁寧に読み解く。イザヤ書通読のための必携書!
【目次】
Ⅰ 1~12章
1 イザヤの時代の王たち ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ
2 天よ、開け。地よ、耳を傾けよ
3 祭儀ではなく、公正を追い求めよ
4 神によって「精錬」される町
5 その剣を鋤に、槍を鎌に打ち直す
6 人間に頼ることをやめよ、花で息をするだけの者に
7 指導者不在の混沌に、救いはあるか
8 ぶどう畑の歌
9 神の計画を嘲笑する者に、災いあれ
10 イザヤと聖なる神との出会い
11 イザヤの宣教の使命と、その困難
12 「静かにして、恐れるな」 王と預言者の対峙
13 インマヌエルのしるし その意味すること
14 イザヤの挑戦と撤退 弟子たちのうちに教えを封じる
15 終わりなき平和
16 北王国への裁きと、南王国の現実
17 災いあれ、私の怒りの鞭であるアッシリアに
18 「エッサイの切り株」の希望 正義と公正をもたらす者
19 あなたがたは喜びのうちに、救いの泉から水を汲む
Ⅱ 13~39章
20 バビロンの崩壊と神の歴史支配
21 エジプト、アッシリア、イスラエルの神
22 イザヤの絶望
23 神の王的支配と死の克服
24 ぶどう畑の回復
25 農夫の知恵、陶工の譬え
26 エジプトに頼るな
27 報復 荒廃から再生へ
28 荒れ野の変容とシオンへの帰還
29 アッシリアと対峙するイザヤ・ヒゼキヤ
30 ヒゼキヤの祈り