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敵への復讐を訴えることばは、果たして祈りなのか――ドイツの著名な旧約聖書学者が「復讐の詩編」の真相に迫る
「詩編」を読む人が一度はつまずき、問いを覚える「敵への報復や復讐を願うことば」。詩編の歌い手が置かれていた時代や状況、テキストの分析を通して、著名な旧約聖書学者がそれらに挑む。礼拝や典礼においてこれらの詩編を実際に祈るための提案もなされる。
【目次】
『復讐の詩編をどう読むか』に寄せて 小泉健
序言
1章 多面的な問題
2章 採用できない解決法
3章 復讐の詩編自体に目を向ける
4章 敵に関する詩編・復讐の詩編の解釈
5章 実践のための帰結