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使徒言行録は、ルカ福音書の後編として書かれ、初代教会においてどのように福音が宣教されていったかをわたしたちに伝えている。
エルサレムでの初代教会、ペトロの宣教、そしてパウロの宣教と受難について述べていくことを通して、使徒言行録の本当の主人公が聖霊であることが明らかにされていく。
カトリック教会で使徒言行録についての解説がほとんどない中、使徒言行録を読んでいくための必修の講話集。
[目次]
はじめに──村上透磨(京都教区司祭)
聖霊の働き── 一場修(マリスト会)
パウロの宣教──北村善朗(京都教区司祭)
パウロからわたしたちへ──澤田豊成(聖パウロ修道会)
ペトロの宣教──中川博道(カルメル会修道会)
パウロと律法──西経一(神言会)
パウロの受難──鈴木信一(聖パウロ修道会)